自分を信じ切る覚悟と、日本人の役割と、世界平和のつながり

  2018/03/14  生命の樹

3月11日。

日本に、いえ世界中に忘れることのできない大きな悲しみをもたらした日。突然に尊い命を絶たれた方々、遺された方々、そしてこれからの平和な地球を想って、わたしも祈りの時を持ちました。

7年前のこの日、ケアンズのわたし達のオフィスに、何人もの方がいらっしゃいました。「いてもたってもいられない。でも何をしていいかわからない。何か立ち上げてください。」泣きながら語る女性。心を込めて寒さをしのぐためのキルトカバーを作ってきてくれたオーストラリア女性、「これを寄付してほしい」という方々。。

ニュースを見て、心が凍ってしまっていたわたしは、皆さんの咄嗟のアクションに目が覚める思いでした。

その後、日本語情報誌というニュートラルな立場にいる自分たちに何ができるか考え、自社のチャリティイベントを設定する一方で、領事館や観光局や日本人会、豪日協会など各機関の方々、新聞社、日本のためにイベントを開きたいというオーストラリア人女性と話し合いました。

(この後、各団体のみなさんが連携を取り合い、1つにまとまって動く運びになっていかれます。わたしは、同じときに父の容態が急に悪化し、日本に飛んで帰ってしまったので、お役に立てませんでした。。父は亡くなり、イベントの前日にケアンズに帰ってきました)

 

当日、どれだけ多くの方々が、野外で行われたチャリティイベントに足を運んでくださったことでしょう。「日本のためにできることをしたい」という想いをひしひしと感じ、胸が熱くなりました。

 

 

チャリティブースでお茶を点てていたところ急にステージに呼ばれ、簡単なスピーチをさせていただきました。「わたしは、日本の力を信じています。」と言ったことだけ覚えています。

 

日本がこの試練を背負ったことは、きっと意味がある。これから始まる新しい時代に向けての揺さぶりを受け、どう立ち上がっていくのか、日本は世界に示す役割がある、と思いました。

 

チャリティ用のオリジナルTシャツに入れた言葉は「日出づる国」。数百枚が完売しました。

 

ABCラジオに呼ばれ、実際に被災していないのにおこがましいのですが、ぶっつけ本番のインタビューにも応じました。街中でも「あなた日本人?」「わたしは日本に行ったことがある」「わたしの子どもが日本へ行った」「うちには日本人の子がホームステイに来ていた」など、日本との関わりと、いかに日本の復興を祈っているかといったことを、何人ものオーストラリア人が話してくれました。

 

このときに、本当に思ったんです。

これだけ多くの人を動かしたのは、日本人の方の個の力

1人1人の日本人の方が自然にふるまっていた行為が、温かい影響を与え、震災は人ごとでなくなった。

そして、助け合い、分かち合い。。もともと優しさと洗練さ、調和の心を持つ日本人の高い精神性が様々な場面で現れ、海外から尊敬のまなざしが注がれました。

 

日本にいたら、もしかしたら気づかないかもしれないけれど、日本人は愛されています。

 

自分の国のことをあまり好きでない。将来に希望が持てない。という言葉も聞きます。でも、外にいるわたしは実感しています。日本人の素晴らしさ。当たり前に思っている考え方も、行動も、海外の人から見ると驚くことが多いこと。

 

原発をはじめ、新たに背負った課題はあまりにも大きい。けれども、1人1人の日本人が自分のできることを現したときに、きっと光が射す。

だから、この時代に、日本に、日本人に生まれたことには意味があると認識しないといけないと思っています。

 

生命の樹カウンセリングで、「使命」のカラーを見ながら、魂の観点から見たら、ことに大小はない、とお話します。使命という言葉の偉大さに、大きなことを成し遂げないといけないような気持ちになりがちだけれど、誰と比べることなく、1人1人がそれぞれのフィールドでできることを果たせばいい

周りにいる人と誠意を持って関わることを心がけ、あとは宇宙の采配を受け取り続けるだけでいい。

 

 

古神道数霊研究家でいらっしゃる深田剛史さんが「数霊」の本の中で、日本人に必要なメッセージを投げかけてくださっているのでご紹介させてください。(太字などは付けさせていただきました。一部省略あり)

 

弥勒菩薩の想念エネルギーを一言で言うと「慈愛」です。この「慈愛」が銀河系内をスパイラル状に流れていて、太陽系もその慈愛スパイラルの中にいます。

ジ=60 ア=1 イ=5 66
この「66」の意味するところは「子宮」です。

シ=15 キ=10 ユ=38 ウ=3
66です。

“子が育つ宮”である「子宮」も「66」ということで、この地球は「慈愛」に包まれていると同時に「子宮」の中にいることにもなります。

何のために。生まれかわるためです。

いよいよ迎える万年一度の立て替え立て直し、これを「天地大神祭」と呼びますが、まさに“今”こそがその時なのです。

そのために各自が「覚悟」を決めていただきたいのですが、この「覚悟」は“苦しく厳しい時代がやって来るので覚悟しておけよ”の「覚悟」ではありません。

「81」の国の国民として、「41」である自分自身として“己を信じ切る覚悟はあるか”の「覚悟」です。

七福神エネルギーで世を建て直すことを信じる「覚悟」、「ありがとう」で災害が小さくできることを信じる「覚悟」。すべて自分自身に向けたものです。

この「覚悟」、つまり自分自身を信じる「覚悟」ができた人にはどんどん降り注いできます、弥勒菩薩の「慈愛」の念が。

なぜなら「覚悟」こそが、カ=6 ク=8 ゴ=52
「66」そのものなのですから。

「覚悟ができて自分自身が「66」になる。それによって“生まれ変わる”ことができ、やがては歩く「慈愛」があちこちに誕生することになるでしょう。

そんな世界を先人たちは「ミロクの世」と呼んだわけです。

顕せ地上に、ミロクの世。それにて「開国」いたします、真なる神の国日本が。

 

自分を信じ切る覚悟が、慈愛につながるなんて。厳しさを感じていた言葉が、実は世界平和の一歩だと知って嬉しくなりました。更に大切なことが、このように説明されています。

 

岩戸開きには大きく分けて三つの意味があり、ひとつめはそれまで永らく封じられてきた神々が表に出たということ。

ふたつめは、神々の世界と人の世界が完全に開かれたということ。それまでももちろん通じ合ってはいたのですが、壁になっていた部分もきれいに取り払われたのです。

そして最後、これが最も重要で、個人個人の岩戸開き、つまり“マイ岩戸開き”です。岩戸の“岩”とは“大きな石”のことですね。小さな石なら“岩”と呼ばず“石”と呼ぶ。

人々の奥深くにある岩戸が閉じてしまってるのは“大きな意志”によります。

その“大きな意志”の元になっているのが「恐怖心」で、そのほとんどが失敗したときの世間体を恐れてのものです。あの人から見下されたらどうしよう、影でこの人たちに笑われたらどうしよう、といった。

それでは「81」になることはできません。

岩戸は開かれました。「81」となって第一歩を踏み出すときはすでに始まっています。

 

(9×9=81 となる重陽の最大数が「人間」であり「光」。そして、日本の国番号も81。)

わたし達が、自分らしく生きることを阻む一番の理由は「世間体を気にする恐怖心」だと説かれています。不安を思ったら自らの胸の奥に「81」を思い浮かべると、もっともっと輝いてくるそう。

 

一人一人が自ら 「81」 になると、国家全体が光で溢れてきます。そうならないといけないんですね。何しろ日本の国番号こそが 「81」 なのですから。

日本が世界に先がけて 「光」 になり、そして人類の行く末に 「光」 を差す。
それこそが神国日本に与えられた使命であり課題なのですから。

では誰がそれをやるか。
政治家ではありませんよ。宗教家でもない。

国民一人一人が自分らしさを発揮することで国全体が輝いてくるのです。

日本から発した 「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「大好き」「愛してる」「チュッ」 の念を 「光」の国から全世界に向けて発信するのです。

それを継続しますと世界中の喜びの念がだんだんと大きく成長し、地球を包んだ元気玉エネルギーは上空へと伸びて行きます。

そして臨界点へと達したその瞬間、ポンと高次元エネルギーと接触し、ついに降りて来るのです。精神的高次元が、この地上に。

 

 

見えないものと見えるものをつなげる図「生命の樹」においても、「十分に在る。在るものを受け取る」ことの重要性が繰り返し示されています。

中でも「あなたの神性」を自分自身が認めて受け取ることは、深田氏のおっしゃるマイ岩戸開きであり、「ミロクの世」につながる流れ。

 

日本人としての役割は、

本来の自分を受け取り
自分らしく生きることで果たされる。

それがひいては平和な世界を創る。

 

3月11日。

「生命の樹」の活動を通して、更に個人個人の岩戸開きのお手伝いをさせていただく、という覚悟が定まりました。

生命の樹

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