限りなく透明なグレーに抱(いだ)かれて 〜 K’sヘッドスパと麻炭のお話

溶けるような酷暑から、秋分を経て少しづつ涼やかな風を感じるケアンズです。

世界は大変な方向に向かっていますね。過去や各国の思惑、表に出ていない事実などをはらんでの今だから、正義・悪という二元性を超えない限り収集がつかないように思います。真の平和を望む祈りと行動が事態を好転させてゆきますように。。

 

さて、久々のブログは私のヘッドスパサロンの空間のことを。

今、片付けが終わってほっとしてキーボードを叩いてるんですけど。。ここ、本当に落ち着くんです。

デザイナーにお願いしたんですか?と褒めていただくこともありますが、自分で好きなように創りました。

静寂と自然を感じられ、和のエッセンスをちりばめたミニマルな空間。キーワードは、タイムレス、そして月。

そのくらいのふわーっとしたイメージしかなかったところから始まって、少しづつモノが集まってきた。

ある意味、偶然の賜物です。

 

そもそも、この物件があるレーン(小道)も不動産屋さんに連れられて、初めて足を踏み入れたところ。

めぼしい所を数件、内見させてもらっていたとき、エージェントの女性が「リクエストにはなかったけど、見せたい所があるから良かったら行ってみない?」とやってきたのが、今いる場所です。

私との約束のあった午前中にオーナーから電話があって、あの物件、貸しに出したいからネットに載せておいてと言われ、なぜかその前に私に見せようと思ったのだそう。

そして私も「あ、ここだ!」と感じて今に至る。。

なんて、スムーズではありませんでした(笑)。コロナの真っ最中で、建築関係はバブル状態になっており、資材は高騰&物資が届かないわ、人手の確保は難しいわ、色んな規制はあるわ。。

おまけにヘッドスパはオーストラリアにほとんどない(美容室内で数件あるくらい)ので、器材の調達も簡単じゃない。

でもできる限り工夫して、色々と助けていただきながら何とか形にできました。

 

今回は表通りで商売しようと思ったのに、結局また隠れ家的な場所になってしまいました(笑)でも、とても可愛らしい小道で気に入ってます。

 

今回どうしても実現させたかったのは、壁に「麻炭」を塗ること。

麻炭は、麻の茎とEM菌からつくられた炭のパウダーです。2015年にパウチ(運営中のギフトショップ)で、開発者の伊香賀さんがお話会をしてくださったことがきっかけで知りました。

この時、宇宙とか波動とかいうワードを初めてたくさん浴びて、新しい概念がぼんぼんと心に植っていったんです。

植物由来のモノは昔から惹かれていて、ブッシュフラワーエッセンスや精油やココナッツオイルなどを売っていたんだけど、心身や環境に優しいという認識止まり。

「大地の恵みのパワー」を実感させてくれたのは麻炭でした。

(その様子を書いたブログ↓)

自分らしさは、中庸の中に。そして否定のない世界にある。

 

麻炭の原料について、開発元 Shining Earthさんのサイトよりご紹介します。

  • 麻は陰陽統合(中庸・ゼロポイントスピン)のエネルギー、つまり調和と細胞蘇生のエナジーを持っている。
  • パワーではなく ハーモニー・波動調整・本質をキーワードに、人間本来が持つ自然治癒力の働きにスイッチオンする。
  • 炭は有害物質・毒素・放射性物質などの吸着作用があり、麻炭パウダーは、備長炭の4倍以上、竹炭の1.6倍以上もの多孔質性。有害な化学物質を吸着する強い力を持つミクロの穴がたくさんある。
  • EMとは有用微生物の共同体のことで、私たちの体内や皮膚に無数存在する微生物の働きを活性化し、あらゆる発酵、農業、建築、環境浄化なども有効に活用できる。
  • 麻炭パウダーに用いられているEMスペシャル酵素は、微生物の悦びにフォーカスし、その声を感じ取って、宮古島の自然植物などを発酵させた酵素。
  • 微生物共生型麻炭は、私たちの心と体に調和と歓喜をもたらす、宇宙からの贈り物。

麻炭プレートで波動調整空間を作ってくださっている伊香賀さん。私はここに入った後しばらくして具合が悪くなって動けなくなってしまいました。。波動が調整されたのでしょうか???

 

信じる信じないは個人の自由として。

私は、「身を置く空間・場」にとても重きを置いていまして。

胎児はお母さんの羊水に、生まれてからは腕の中に、抱かれて育ちますよね。

安らぎがベースにあるとき、鼓動が響き合うとき、誰もが本来の力を発揮しやすくなる。

だから「何をする」のベースとして、抱かれるような心地よさ、安心感は、どんな仕事の時も意識してきました。

情報誌(リビングインケアンズ)を作っていたときは、誌面やイベントという場を通じて。

聖地をご案内するツアーでは、源の意識を感じるケアンズの太古の大自然という舞台にお連れすることで。

パウチという地元産のいいモノ厳選ショップでは、作り手さんの想いをお伝えすることで。

天分美ジネス実践サークルでは、響き合い高め合う場を作るファシリテーターとして。

今回のヘッドスパは、和(やまと)の精神を “体感” していただきたいという動機でオープンさせたので、和風の墨っぽいニュアンス、そして安らかな調和を演出するのに、麻炭は最高ではないかと感じました。

 

伊香賀さんとの出会いは本当に偶然。麻炭の愛用者である写真左のFUKUさんのご縁です。

 

麻炭を壁に塗りたい!の一心でメールで相談して、建築用の麻炭を送っていただくことになったのは良いのですが、工程的な締め切りまでに届くかどうかギリギリのライン。

(コロナで日本からの輸送が不安定な時だったので)

それに、日本で麻炭を混ぜている漆喰系のペンキがなかなか見つからない!

探しに探してやっと、化学品無添加のドイツ製のペンキを西オーストラリアのお店から入手できました。

(麻炭は真っ黒なので、いったいどんな色のペンキに混ぜると良い塩梅になるのか全く想像がつかなくて。迷いに迷って、最後は色の”名前”で選んでしまいました・汗)

2つともギリギリに到着した時の、安堵感といったら!

が、混ぜて塗ってみるまで、どんな仕上がりになるか全くわかりません。

普通は業者に依頼するのでしょうが、これもまたコロナ時の人手不足、かつ麻炭や無添加のペンキを理解してくれる人がおらず、自分で塗る以外、道はなく。

学生時代、墨一色でリトグラフ(石版画)を描いていたので、ある意味 楽しみでもあったんですけど。まあ、色々と分からなさ過ぎました(笑)

 

 

ペンキの容器をあけて、ざーっと炭を入れてドキドキ。

ところが!ペンキと麻炭が混ざってくれないではありませんか。

えーっどうしよう。。と焦り、電動ミキサーが良くないのではと思い立って、木製のスプーンでゆっくりかき混ぜたら、少しづつ交わり始めてくれました。良かった〜

初っ端から、機械でラクに早く、という考えを捨てざるを得ず「ていねいに手を入れる」大切さを教えてもらったような。

どろどろの重たいペンキを回転させながら、少しづつ少しづつ麻炭が混ざっていく様は神秘的ですらありました。

古事記で、イザナミとイザナギが、矛で混沌をかき混ぜて島(日本)を創ったという一説や、伊香賀さんが「麻炭は空間のスピンを生み出す」とおっしゃっていたことなどが浮かんできます。

考えてみれば、銀河系は渦巻き状だし、太陽系の星々はみな自転をし、かつ公転して秩序を保っているし、この世のものは全て素粒子が回転して成り立っている。。

スピンって「生かす」力かも。

そこに、私たちの命が重なったら、元気(元々の生命力)が躍動しだすのではないかしら。

 

最初は、水彩みたいになってしまって途方に暮れました。。 後でペンキのバケツを見たら、泥のように本体が下に沈んでいて、上澄を塗ってたことが発覚(笑) その後は、刷毛を入れる数回ごとにかき混ぜるの繰り返しです。

 

地道に麻炭と向き合う中で、気づいたことがいくつかあります。

一つは、自分の願望通りにならない時は、そこから一旦離れ、そもそもの目的を思い出そうということ。

いくら頑張ってもムラなく塗ることができず、刷毛のストロークの後が残ってしまうのが嫌で、最初はなんとか消そうと頑張ったんです。

でも、途中でもういいや、この大雑把さも私らしい、と割り切ったら楽しくなってきた。

自分で描いた願望は、必ずしもある目的を達成するにふさわしいものではない可能性もあるのですね。

この場合の目的は、訪れる方々を抱いだき、安らいでいただく空間を創ることであり、ムラなく塗るというのは、私が勝手にペンキは隅々まできれいに塗るのが良いという思い込みだった。

そこを離れたときに、思いがけない結果が待っていたのです。

大工さん達にはエッジが塗れてないと笑われましたが、オージーのお客様からも、何だか落ち着く、何とも心地よい空間といったコメントをよくいただきますし、

違う用事で入店された日本人の方からは「お店の内装の色が忘れられず、素敵な空間にいつか行きたいな、と恋してしまいました」とメッセージいただいたことも。

私自身も、この不完全な感じが、自分の不完全さも受け止めてもらえるようで落ち着きます。

 

乾くのが早くて、しかも乾くと色が薄くなる。思っていたよりずいぶんライトなグレーになってきました。 施術はもっと暗い空間が良いかなあと炭を足したり試行錯誤して今の色になりました。

 

もう一つの気づきは、ゆらぎの美でしょうか。

漆黒でもない。純白でもない。

その間の ねずみ色は、どちらも包み込み、どちらにでもなれる。

慈愛と自在を感じさせ、まさに 抱かれる安心の中で、自分の芯を開いてゆくのにふさわしい色です。

「包む」も、日本独特の文化で、例えばふろしきは、どんな形のものでも優しく包むこむ。一方、バッグは一定のサイズのものしか入れることができません。

白黒はっきりさせるべきという西洋の考えにどっぷり浸かった私たちは、曖昧であることは悪いところだと言われ、それを認めています。

確かに、優柔不断でくすんだ白になってしまったり、濁った黒になってしまったらどうしようもありません。

けれども、境界線を行き来できるニュートラルさは、美徳にもなりえます。

「限りなく透明なグレー」という在り方は、

平和な世界を創ってゆくために

私たちが思い出すべき智慧ではないでしょうか?

 

光が壁に指した時は、テラテラした不思議な光沢に、なんてきれいなんだろう、と見惚れてしまいました。

 

 

微生物共生型麻炭は、私たちの心と体に調和と歓喜をもたらす、宇宙からの贈り物。

 

頭皮の改善、リラックス、眼精疲労を和らげるなど、ご来店目的は様々にあるとしても、K’sが 私にとっての「太古の森」のような、その方にとってのオアシスになれたら嬉しいです。

 

さらには、K’sが 個人の心の平安を超えて、真の平和につながる在り方が蘇えるきっかけになれたら、麻炭も、麻炭を降ろした宇宙も喜んでくれるでしょう

 

私も精進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします✨

 

天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス

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