奇跡のショットが教えてくれたこと
2017/09/26 幸せのヒント
軽い強制リセット、未だに続いてまして。。
先日、iPhoneが使えなくなったので新しいのに変えたら、LINEの内容が全てなくなりました。
こんな時はPCのバックアップだ!と私にしては気の効いたことをしたのですが、翌日バックアップ先の外付けHDが動かなくなり、今までの仕事や家族写真も、ぜんぶアクセスできなくなってしまった。復旧に1000ドル近くかかるらしいので、もういいかなあと思案中。
もはや、この次に何が起きても驚きません(笑)
1111は未だに毎日のように現れますが、そういった偶然にあまり意味づけしても仕方ないので自然に任せている感じ。
でも、この間Yumiさんに撮影をしていただいたとき、美しい光が舞い降りて、さすがにこれは何だろうと。
あの時の空気を思い出していたら、言葉が浮かんできたので記しておこうと思います。
こういう写真って合成だと私は思ってた。(すみません)この時、レンズ越しにYumiさんが「やばい」を連発していて「どうしたの?」とデジカメの画面を見た私もビックリ。光が踊ってました。木漏れ日とレンズが化学反応して奇跡を起こした瞬間です。
天から降り注ぐ光を
地に降ろせ。
大地を美しくする媒体であれ。
あなたが立つその大地が、
横へ横へとその光を広げるだろう。
受け止め、流す、邪念なき存在であれ。
何と言うか。。光を通す透明な人でありたいなあと思った。
透明な中にも、私という個性はあり、光と共鳴して化学反応を起こす。
自分が何かをするというより、天の意思をわたしの個性で表現するだけの存在。
本当にちっぽけで、野望もないけれども、謙虚に日々のできごとや出逢いを感謝し、慈しむ。そんな中から、何かしたいと思ったらやってみる。
行動が横に広がっていくのかどうか。それは天が決めること。
この写真を見ていたら、わたし達の周りには祝福の光が満ちているんだなと心から感じて、焦りも不安もすーっと消えていきました。
もう1つ、写真を見ていて思ったことがあります。
それは、固まってはいけない、ということ。
魂が成長するとき、上に上がってゆくイメージがあります。固まると重く沈むのです。
だから、受け取ったものは、感謝とともに放ち、自分自身は開いていて、かつ軽く。
感謝とともに放つって、恩返しみたいなものかもしれませんね。無力な赤ちゃんとして生まれた私たちが、親や周りのケアで無事育ち、友達や様々な人のお陰様で生かされている。そう思うと、自然と恩返ししたくなります。
そして、軸が見つかったとき、ぶれずに回転するコマのように。
わたし達の中心に、光の柱が立ったとき、どんどん回って、軽やかに。上へ。
降り注ぐ光を、わたし達は、ただ無心で受け取るだけ。
奇跡のショットを収めたYumiさん自身はとても謙虚。「わたしには写真しかないんです」と言える強さ。
彼女の感性が大好きで、宣伝もしていないのに撮影をお願いしました。
何故かというと、ケアンズの自然の美しさ、優しさ、壮大さをビジュアルでお伝えしたいと思ったから。
日本で忙しい日々を送る女性に、自分を見つめるゆったりした時間。リフレッシュするひとときを過ごしていただく。そんなサービスができたらと企画したパウチトラベルのツアーは、ついに今月、初の催行にいたりました。
数多くを狙うのではなく、響く方に届くように、写真と言葉で、もっとケアンズのシーンを表現していこうと思っています。
今回の撮影は、走行距離240km! 夜明け前から夕方まで、ビーチ、熱帯雨林、ブッシュ、川、高原、村。。と色々な場所を撮っていただきました。
改めて、ケアンズの自然の多様性に圧倒されつつ、こんな場所でピクニックしたら喜ぶかな、とか、こんなせせらぎを聴きながら瞑想したい方がいるかも、など想像もふくらんで。
朝寝坊のわたし達が頑張って撮った、パームコーブの朝焼けが上の写真です。
ぼーっとしながら車から下り、パッと視界が開けてさざ波が聴こえてきた時の感動。ほとんど指示なしの自然体なYumiさんの撮影スタイルに少々戸惑いながら、太陽があがっていきました。
その後の美味しい朝ご飯とコーヒーでやっと目が覚めてきた私(笑)
撮影の主旨や大まかな場所は打ち合わせしてあったのですが、「きれいな水を入れたい気分です」と、カフェでロケ地を調子しなおし、走っていて「あ、ここいいかも」と車を停めるという、ゆるく楽しい撮影でした。
車の中で着替えたのもいい想い出です。
ゆるいんだけれど、やわらかな光や、その場の雰囲気を素敵にレンズに収めるYumiさんは、やっぱりプロで。というより、ご自身がピュアで優しいから、そういう写真になるのでしょう。
彼女の感性と技術を100%信頼して、わたしはただ自然の中でくつろいでた感じ。本当に有り難うございました。
これから少しづつ、Yumiさんが捉えてくださったケアンズのシーンを、ブログや、今制作中の小冊子でお見せしていきますね。
何となく惹かれて樹の横に立ってみたところをさり気なく撮ってくれた、降り注ぐ光のショットを思い出し、透明で軽やかさを大切にした仕事をしていけたらと思います。