「魂が喜ぶビジネスコンセプト創造プログラム」制作にあたって
2019/07/19 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
少し前から不思議と「働く」ことに意識がいっていて、何か自分にできることはないかな、とぼんやり考えていました。
こんなお話会をさせていただいたり。(テーマは、「自分流幸せな働き方」)
こんな記事を書いたり。
2月には、衝動的に「魂が喜ぶ働きを見つけるワークブック」をリリースました。
学生さんでも主婦の方でも、もちろんお仕事されている方でも、命を輝かす「働き」を見つけるヒントになったらいいなという想いで創ったものです。
そして第2弾として、個人でビジネスをする方のためのワークがほぼ完成しました。
その名も 魂が喜ぶビジネス・コンセプト創造プログラム。
「どこに向かって、どんな方をどんな風に幸せにするために、どんな価値を提供するのか」。自分の魂と対話して、言葉とビジュアルにする取り組みです。
集客法とかブログの書き方とかハウツーが世の中に溢れているようだけど、もっと本質的な、個人ビジネスの羅針盤となるものがあったらいいんじゃない?という発想でまとめました。
私自身、様々なアドバイスを受けても違和感があって遠回りしたことで、自分基準の土台と軸がないとだめだ、と痛感してきたことが動機の一つ。
例えば、情報誌を創っていた時にターゲット層の設定が甘いと言われても(F1層とか色んな決め方があった)人様をターゲットと呼ぶことも嫌だったし、戦略とか競合とか、言葉自体、受け付けられない。
ビジネスは戦いだという気持ちがなかったんですね。
お店を始めた時は、参入障壁が高い商品を入れた方がいいとか、顧客が欲しいものを売れとか。ごもっともだし、儲けを出すという意味でアドバイスは有り難かったけど、全然気持ちが乗らなくて、実践せず。
何しろパウチのコンセプトは「人と人、人とモノ、人とケアンズがつながるハッピー空間」。始まりの気持ちが全然違うベクトルでした。(店とつながるツアーをしたいと相談したらコンサルタントさんには現実的でないと言われましたが、今、自然と叶っています。)
独占契約での輸出事業を始めたこともありました。商品はとても好きだけど、囲い込みとか一人勝ちとかいう概念も合わなくて、結局フェードアウト。
この件で、オープンさ、フェアであること、全体が潤うことを自分は大切にしてるんだ、とわかりました。随分お金も時間も使ったな。
他にもたくさん、回り道をしました。自信がなかったからです。
最終的に自分に忠実にビジネスを進めてきたものの、途中はグラグラ揺れる。
うまく進まない時は必ず気づきがあり、その気づきは、あるべき姿に戻すための導きでした。
違和感として感じたり、何となく分かっていた「自分が大切にしたいこと」を言葉にしていたら、もっとやるべきことにエネルギーを注げたことでしょう。
そんな後悔もあって、未熟ながらも25年以上雇われない働き方をしてきた者として、個人でビジネスをしようと思った方に、少しでもお役に立てたらと思いました。
意志を持ち、表現するのが当たり前のオーストラリアで仕事人生を送ってきたのも大きい。
望む機能や外見の車をもらい、ナビも搭載されているのに、行き先も運転も誰かに任せてしまう。。そんな勿体無いことは辞めた方が良い、と今は言えます。
今回創ったプログラムでは、自分の価値観や美学を土台に、ビジネスの軸となるコンセプトを立てます。その全てを貫くのは他でもない、あなた自身の「魂」です。
ビジネスという現実的な営みに「魂」という言葉を使うのはどうかなと思ったけれど。。
私自身、感情ではなくて、奥深くにあるもの(魂)を意識してきたので、思い切って使うことにしました。
‘職人魂’ と言っても ‘職人心’ とは言わない。’女心’ と言っても ‘女魂’ とは言わない。
心や感情は相手や状況によってコロコロ変わるけど、魂はずっと続く、崇高なものだと私たちはどこかで知っています。
仕事と人生を切り離す考え方もありますが、私は、個人ビジネスは、人生の一部であるという考え方。
生きること=働くこと。
働くこと=自分や家族を生かし、周りに貢献して、より善い世の中を創ること。
刻まれた想いや、大切にしたいことと重なるのが、魂が喜ぶビジネスです。
武学のレノンリー先生が、魂の語源は「賜はりし靈(ひ)」だとおっしゃってました。
靈=天地の源のエネルギーは、1人1人に託されている。
全てを生かそうとする方向性は皆一緒、役割が違うだけ。
そう、1人1人すでに授かっているんですよね。
「足りない」を前提に、外から必死に取り入れ続けて枯渇したり、際限なく多く、早くを求める西洋の成功法則が合わないと気づく人も増えた今。
終わりなき戦いから降りて、既にある光を見て生かすこと、安らぎの境地から物事を始めることが本当に大切だと思います。
それは自分自身が真に充実した人生を送るためでもあり、社会や地球や宇宙のためでもあると、魂という言葉が教えてくれています。
ビジネスという言葉を使うのも、実は迷いました。
なんかbusyな感じがして。。それに動くお金の規模が大きいのがビジネス、というイメージが自分にあるからかも。
このプログラムの対象となるのは、個人で商いをしたい方です。(企業は、企業としての魂・スピリットがあるのでアプローチが違う)
ソウルビジネス、ソウルワーク。。どちらにするか迷ったので「数霊」(古神道に伝わる、言葉と表裏一体の数エネルギーを表したもの)を見てみました。
すると、
business=107 大志とつながる大いなる数霊です。あなたの念は駿馬のごとく千里の宇宙を駆け抜けます。慎重にて大胆、消滅を恐ることなく、悠々と進みましょう。銀河宇宙がいつもあなたを見守っています。
work=67 原質の力強さを内包する数霊です。あなたという器の中にある魂が、あなたという全存在を使って何をしたいと思っているのかを感じてみましょう。「嬉しい」と感じる感情こそが、あなたの命の目的を明示してくれるキーワードです。
(語源であるアルファベットの数霊を引いています)
「深田剛史・はせくらみゆき著「数霊に秘められた宇宙の叡智」5次元文庫より
なんと雄大なエネルギーをたたえた言葉でしょうか。「大志とつながる」は、お伝えしていることそのものだったので、ビジネスという言葉に決定!
数秘、エンジェルナンバーなど、数にまつわるメッセージは色々ありますが、私には数霊がしっくり来るので、こうして名前や料金を決める時に背中を押してもらっています。
プログラムは、人生やビジネスで大切にしたいことを土台としつつ、ビジネスとメインサービス(バックエンド)のコンセプト言語化に向けて6つの段階に分かれているのですが、順番もちょっと迷いました。
自分の魂に問いかけ、思考を整理するのに、順番は大切な要素。
自然に流れるのはどんな章立てかな。。と思いながら裸足で散歩していて、空を見上げた時。。大地から空、そうだチャクラの色の順番にしよう!、と思いつきました。
自然の摂理に従うのが一番無理がない。
下(自分自身の価値観)から上(天命)へ。その間には、相手がいて、個性があって、表現があって。求めていた答えがありました。
言葉使いにも気をつけました。「顧客」の代わりに「幸せにしたいお客様」とか、「USP」の代わりに「あなただからお届けできる価値」とか。戦闘用語(戦略、競合、ターゲットなど)を使うと、周りが敵のように感じるかもしれないから。
このプログラムで大切にしたいのは、
自分にも周りにも犠牲がなく、しなやかに美しく働く
という姿勢です。
これは、前述のリー先生が説かれている「自他不敗」つまり、相手も負けさせないけど、自分も負けないという、WinWinを超えた境地。
自分の軸を持ちつつ、全体を思う愛を、そのままビジネスに反映させたい。
自分自身が立ち還ることができる手段としても。想いが伝わり、響き合う方と繋がっていけると言う意味でも。
「魂から溢れる言葉」を紡いで、コンセプトに落とし込んでいただけたらと思います。
。。長々書きましたが、リリースは8月後半の予定。
ワークブックは出来ているのだけど、8月の日本1ヶ月間滞在中にシェアできる何かと出会うかもしれないので、ちょっと寝かしておきます。