時空を超えて届いたメッセージ。

  2018/06/14  幸せのヒント

オーストラリアの会計年度末は6月。税金申告のため、この数日は会計士さんに励まされつつ書類の山と格闘してました。

15年前にケアンズ高原に購入したファーム(東京ドームが4つ入る大きさ)を売ったので、記録をずーっと遡らなければならず。。

数字から、あの頃どんな夢を描いてたか、何に情熱を注いでいたか分かって、思いがけず15年間の人生を振り返る機会になりました。

何気ない毎日も、積み重なると全然違うステージに人を運んでくれるものですね。今は当時とずいぶん違う景色を見ています。

 

 

でも、15年分じゃなかった。過去の書類を探す中で、大学を卒業して半年後、オーストラリアにこれから行く、という頃に書いた手紙が出てきたんです。(30年くらい前!)

 

「外から、アジアを。アジアの中の日本を。日本人を、そして日本人として生まれた自分というものを見つめてみたい。

自分がどのような願いを持って生まれてきたのか、すぐに分かるものではないだろうけれど、いつでも自分の中で問い続けていくつもりです。

少し無鉄砲な感じがしますが、自分の心に素直にしたがって、とにかく行ってみることを 決めました。」

 

これは、建築ディレクションや商環境設計を手掛けるオフィスを主宰していた、ある方に向けて綴ったものです。

 

若い頃フランスとドイツに留学され、国立パリ装飾美術大学で非常勤講師を勤めていらしたその方の、異国の風をまとった雰囲気、博識さ、一流を知る審美眼から、若い私はたくさんの刺激をいただいていました。

 

この映画を観るといいですよ、と言われれば観に行き、その感想をしたためるみたいな。。丁寧な文通を通して。

一文字一文字一生懸命書いていた、直球で稚拙な内容の私の手紙と、いかにも上質な万年筆で綴っただろうと思われる、大人のインテリジェンスあふれるアートのようなお返事。

哲学や、世界の芸術に対する造詣の深さが散りばめられていて、ワクワクしながら読みました。

 

「肉体年齢としては親子ほどの差があるというのに、貴女から(ある意味で)私以上の成熟した精神のバイブレーションが伝わってきます。

貴女は普通の女性の何倍ものスピードで人生から何かを吸収し、また別の世界に旅立つ…そういう方だと思います。学びそして華麗なる変身をとげる。それも素晴らしい才能ですね。勇気をもって進んで下さい。」

 

オーストラリアに旅立つ前、そんなお手紙をくださいました。

 

 

あるとき、出版されたというご報告と、書評のコピーが同封されていました。

「おもはゆいので記事だけ送ります。拙著を読まれる、読まれないは貴女の判断にお任せしましょう」

書評に「日本人のスケールにおさまりきれない大きな文明哲学者であり、宗教思想家である」とあります。

 

それは、「言葉を持ったアンテナとして、地球の意志を受信し、地球に代わって自然環境の危機を訴える」という使命を自覚され、人々に伝えるために書かれた1冊でした。

 

時はバブルの真っ盛り、まだ、スピリチュアルという言葉も浸透していなかった時代。

世界中を仕事で飛び回る中での気づき〜「先祖が神につながっている日本には、大きな歴史的使命がある。一人一人が霊的に目覚め、その使命を果たすべきだ」と強く説かれていました。

 

同じく同封されていた寄稿文には、こんなことも。

「私は仕事を通して、空間や大地が自然に属するもので、人間が勝手に使うものではないことを知りました。大地には地霊が存在しているからです。地霊との対話をないがしろにする現在の乱開発は目に余るものがあります。

大地にはある力が存在し、その力による働きが実在する以上、私たちは自然に対し常に謙虚さを失ってはいけません。

私はデカルト、ベーコン以来の近代哲学を否定し、ギリシャ哲学と東方の神秘主義に深く共鳴する者です」

 

 

大地は誰のものでもないのに、人間が勝手に区切って売買して。(購入したときは、そこに家を建てるつもりだった)それって、どうなんだろうなんて思いながら、税金の申告のために書類の山に目を通していた私。

 

その作業の中で、思いもよらず

「地球を守るために、日本人1人1人が目覚めよ」

というメッセージが、

「大地の守り人」アボリジニの聖地を

来週訪れるというタイミングで現れたのです。

 

まるで、私が深く受け取れるようになるまで、30年間静かに待ってくれていたかのように。

時空を超えて届いたメッセージだ、と思いました。

使命を生きたいと、切に願ってきた自分への答は、何故だか分からないけれどオーストラリアに惹かれ、新卒で就職することもせず日本を飛び出してから今に至るまでの一連の流れに、ちゃんとあったのです。

 

もし、心からやりたいことがある、でも何故かは分からないし、その結果どうなるかも分からないと行動すべきかどうか悩んでいる方がいたら、忘れた頃になって、その理由が明らかになるかもしれません。

 

お手紙をくださっていた彼の方の当時の年齢に、私もなりました。

 

「貴方は自分自身の深層に秘められたある能力にまだお気づきではありませんが、私は何かを感じます。磨かれていない宝石が、あなたの内側にあることは間違いありません。世の中の動き、流れ、風…を感じる鋭い感受性を大切にしてください。」

 

同じ年になっても足下にも及びませんが、ヨーロッパや日本を通じて想いを深めた彼の方のように。

私は、オーストラリアの手つかずの自然の中で感じる大地のメッセージを受け取り、伝えていけたら、と思います。

 

 

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幸せのヒント

マーフィー恵子


パウチ店主・パウチトラベル主催。オーストラリア・ケアンズに93年から暮らす。95年に現地情報誌を創刊、発行人を経て現在は「ピュアな自分を生きる」をテーマに活動中
● 詳しいプロフィール