コーディネーターを勤めた、ケアンズ視察旅行のご感想をいただきました
2018/05/12 ケアンズ・ソウルジャーニー
先月お越しになった神奈川県議の皆様のご視察旅行の添乗員・和氣さんが、ご感想を送ってくださいました。
毎年様々な場所で “実と熱のある支援” をされている、「国際協力議員の会」様を担当して何と20年以上になるのだそうです。皆様との絆がひしひしと伝わりました。
旅行のプロ中のプロ。和氣さんのリードがなければ、私にこの仕事は成せなかったと思います。
明るく輝いていて、何でも楽しんでらっしゃる一方で、細やかな気遣い、最高の旅にするために言うべきことはしっかり、そして常に感謝であふれていて、横にいると、温かいお日様に見守られているようで、ご一緒させていただいた時間は、宝物のようでした。
仕事ができる方は、周りへの愛と、想像力を持っている、という学びにもなりました。
相手が何を望んでいるかがわかり、それを満たすことに徹底する。それがプロなのだと。
ブログに書いたらいけないのかもしれないけど(すみません、あまりにも驚いたので)、半世紀以上生きてる私より20歳近く年上なのですよ。このスタイルの良さ、お肌のきれいさ、どうなってるんでしょうか。
社長さんでもいらっしゃいますから、経営もあってそれは大変だと思います。(自ら添乗されるのは、限られたグループさんだけなのだそうです)
生き生きと、大好きなお仕事をされていると、こんな風に年を重ねられるものなのかな。。と、憧れの存在になりました。
ご感想の中にも書かれていますが、今回は、パウチトラベルの仕事に携わってくれている潤子さんの力添えなしでは実現しませんでしたし、ケアンズの懇親会で現地ビジネスを代表する皆様を取りまとめてくださった武田領事、そして最高の準備と誠意で迎えてくださった視察先の方々のご協力あって、無事終えられたものです。
本当に、旅は人だな、と思います。
旅行業界に身を置いて46年
現地の水先案内人が旅の成否を決める 命の綱です
特殊な内容と希望を持った当団体の場合、いかにそれを理解し、
希望に沿った内容の選定をして頂けるかが大きな判断基準です。
初めにそれを間違えると修整がききません。
特に、行って、見て、話を聞けばよいという視察ではなく、
後に活かす事が出来る長期的な戦略を持っていなくてはなりません。
とすると それだけの引き出しを持った現地案内人は
そうそうはいらっしゃいません。
今回、2017年9月にプランを始めてから3カ月。
JICAやJETROをはじめ、関係各所へ問い合わせをして参りましたが、
いずこからも良い回答は得られませんでした。.
困り果て、あらゆるサイトからの情報をチェックしている時に、
小さい昔の情報を見つけました。
11月29日確証のないままリクエストをメールで送ってみました。
恵子さんと言う方に。
何もわからぬ中、業を煮やし エイヤーと携帯に電話を入れてみました。
何回目かに電話がつながったのは恵子さんが北海道にいらっしゃるときでした。
滞在中にとにかくお会いしなければと無理やり予定を入れていただき、
こちらの正体を明かさぬまま県庁でお会いしました。
後にそのサイトからどんどんMUPHY 恵子さんの情報が
飛び込んで来るようになり、沢山の引き出しを見つける事が出来ましたが、
この時はまだまだどうなるか手探りでのスタートでした。
サイトで拝見するより更に優しく美しい物腰。
会の代表も、キット大丈夫だよと背中を押して下さり、
正式に依頼する腹をくくったのは出発の2ヶ月前でした。
それからは訪問先名はもとより、先方の詳しい情報、訪問場所、時間、
お会いする方についてや日本語でのガイディング、
食事の手配からメニュー、バス会社、ドライバーさん、ホテルや
その詳しい情報と多岐にわたるリクエストの山。本当に大変だったと思います。
これらの依頼の中に、恵子さん独自の感性で
素敵なアイデアを織り込んでくださるのですから
それは文句のつけようはありません。
結果、視察先選定はもとよりその内容は完ぺきでした。
それは、恵子さんが個人的にご存じな方々が集まり、
協力してくださる事が大きかったのだと思います。
訪問先への思い入れも、熱意も、お互いの信頼があってさらに内容の濃いものとなります。
現地でお手伝い下さる方々は皆様心うつくし
ヤマトナデシコやヤマトブシのような方々で、
OGの方からも厚い信頼を得ている事がわかりました
そして、日本女性の海外での遠慮がちな活躍が、
少しづつ時間をかけて広がっていき、
やがて大きな影響をもたらす見本のような恵子さんの生きざま。
継続はまさに力となっています。
ケアンズを愛し、本当の意味でその地を理解している方に
ハンドリングして頂く事は、何より大切な事です。
旅の時間をより大切に過ごしたい。
他人とは違う感動を味わいたい。
自分の生を見直したい、確証を得たい。
心の旅を目指したい。
そして
命の洗濯をしたい。
初めての地に足を踏み入れる時の感動が
実はお人との出会いにあると 私は思います。
恵子さんが世界中にいてくださったらいいのに・・・・
㈱オール クリエイティブ マーケット
代表取締役 和氣 文子