令和元日・混じらない交わりの場を創っていきたいと思った理由

5月1日は、アボリジニガイドのジョニーと今後のツアーについてミーティング、夜はワーキングホリデー時代の友人と10何年ぶりに会いました。

面白いのが、共通して「旅」が話題だったこと。(友人は京都をベースに、スペイン旅行客の旅のプランニングやアテンドをする会社を経営しているそう)

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今 私が考えているのは、「混じらない交わり」を創っていくことです。

他に呼び方がないからツアーと言う名称で、分かりやすいように聖地を訪ねると言ってるけれど、ジョニーとのコラボは、大地と繋がるアボリジニの人々の在り方に触れていただくのが主眼。

訪ねて終わりっていう旅は提供する気がなくて、大自然であれ、人であれ、コネクトして何かに気づいたり目覚めるきっかけの場を作りたい。

私たちの人生自体が旅であり、お届けするツアーはその旅を豊かにするエッセンス。

だから私がお届けする旅の総称は、ケアンズ・ソウルジャーニーと名付けました。

 

 

アボリジニの人たちの在り方が、絶対に良いから取り入れて欲しいとかじゃなくて(私は尊敬していますが)、こんな生き方、考え方もあるということを感じていただけたら嬉しい。

鏡がないと自分が見えないように、自分を見つめるには、自分以外の何かが必要です。

日本には日本の素晴らしさがあります。

異なるものに触れることで、自分を、日本を知り、誇りを持てたら、他のどんな文化にも敬意を払っていくことができる

だから、混じらない交わりの場を創りたいと思うのです。

 

ミーティングの時はいつもお子さんが一緒のジョニー。ご家族を大切にしています。

 

今回のアイディア出しで、4−5日かけて聖地や地元のアボリジニの人たちのところを巡るすごーく濃いツアーができそうです。

どんな仕事であれ、自分が相手をリスペクトすることから血の通ったものが生まれる、というのが私の信念の一つ。

組む人と会っていろんな話をしたり、現地に行って、自分の感覚に従って創っていくスタイルなので、何をするにも手間がかかります(笑)

1回切りで終わった企画もあるし、旅に関しては、5ー10月の乾季しか催行しないし、アテンドできるのは数えるほど。

費用対効果を考えると賢いやり方ではないけど、自分で納得した形で進められるのが個人業の良さですね。(まめな連絡や緻密な計算、SNSが苦手なので、サポートしてくれる人がいたら。。と思うこのごろではありますが)

 

 

届いたばかりというツアー用の車(去年はボコボコの4駆だった)も見せてくれました。

 

来年はローラフェスティバルという、地元アボリジニの人々のダンスの祭典があるので、それに向けて何かしたいねと話し合いました。

その場で宿の空き状況を聞くために電話して、イメージを最大限に膨らませるジョニー。

一点の曇りもなく、これをしよう!に向かって進む姿に、いつも感心します。

ご先祖様の土地を守っていくという使命感がベースにあり、その上でビジネスとして成り立たせようと真剣。

今回のミーティングで、改めて彼らがごく自然に、次世代に残すべきものを、誰かに押し付けるでもなく、大切に育てて受け継いでいっていることを感じました。

それは、お金で売り買いできるものでなく、教科書で教えられることでもない。

消えないように「自らの意志」で守り、次の人へバトンタッチする、オリンピックの聖火リレーのような、心の中の火種。

 

アボリジニと火 〜命の炎に包まれた、2018年夏至の記憶

 

ふっと訪ねて真髄に触れることは難しいのだけど、輪郭を感じることはできます。

日本だって、暮らしの中で自然と受け継がれてきたものがたくさんありますよね。戦後、外からの力で揺れてしまっただけ。

日本独自の文化である万葉集から取った「令和」が元号になったこと。

私には、自国と自分自身に誇りを持って、次世代に受け継がれるべきものを大切にしていこうという呼びかけにも聴こえます。

令和元日、2人との旅の話題から、「アイデンティティを大事に、お互いをリスペクトする世界に向けて働く」という自分のミッションをより鮮明にさせてもらいました。

(実は令和元日だってこと忘れてたんだけど)

 

 

※来週はいよいよ10年ぶりの聖地へ行ってきます。おかげさまで募集は埋まりました。日本からもお問い合わせいただき、ありがとうございます。

この更新頻度の低いブログにたまに書く以外、ツアーの宣伝はしていないのですが、最近、個人の方だけでなく会社の方からもお問い合わせをいただいています。Googleってすごいですね。。お問い合わせがヒントになって生まれる旅もあるので、お気軽にご連絡ください

 

ケアンズ・ソウルジャーニー

詳細&ダウンロード

マーフィー恵子


オーストラリア・ケアンズに93年から暮らす。95年に現地情報誌を創刊、編集長を経て現在は「本当の自分を知り、生きる」を主テーマにセレクトショップ、セッション、旅、学びの場などを展開中。
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