ケアンズ初のヘッドスパ初の男性のお客様
2021/10/27 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
先週、ヘッドスパオープンのご報告をさせていただき、ブログを読んだ方々がさっそくご来店くださったり、プレゼントをいただいたり、本当に有り難く思っています。
記念すべき、男性のお客様第一号は、H.I.S.ケアンズ支店長のTERUさんでした✨
実は、アドバイスを受けて、女性専用サロンにした方がいいのかなと迷った時もあったんです。
でも、「頭を空っぽにして、本来の力を発揮するきっかけとなるような、ひとときを提供できたら」。。という始めに描いた理想に戻ったら、女性も男性も関係ないな、と結論しまして。
まずは、月木の週2日、男性のご予約も承ることにしました。(こちらのサイトからご予約いただけます)
TERUさんは、ヘッドスパをH.I.S.さんの「YouTubeで紹介したい」と言ってくださって、カメラ持参でレポしながらご登場。
私が編集者時代にやっていたのは、取材にいって写真を撮って、メモを取って、後日書くことだったので、その場で空気を読みつつ、見ている人が飽きないような話術でものごとを紹介する、動画撮影という「即興技」には感心するばかりです。
(今回は施術をご体験いただいて、後日モデルさんと改めて撮影するという方向になりました)
パンデミックで、観光業が大打撃を受けたのは言うまでもありません。
ケアンズの町で軒を並べていたツアーデスクや、大手の免税店やおみやげ屋さんは姿を消してしまいました。(代わりに新しいカフェができたり、マーケットが賑わったり、不動産がバブル状態になったりという動きもあります)
頼みの綱だった国内旅行者も、シドニーやメルボルンなどが6月にロックダウンになってからはお手上げ状態。
誰もが知る旅行業界の巨頭の一つH.I.S.さん、この事態を、バーチャルツアーや、オーストラリアに来られない方のためのショッピング代行などで対処されています。
YouTube チャンネルは、在日本の観光関係者の方々の問い合わせにお応えすべく、ケアンズの様子を伝えるという目的で、立ち上げられたそう。(今は、業界外の方も楽しめる内容です)
動画に出たい人がいなかったので、支店長という立場でありながら、自らレポーターになったというTERUさん。
「諦めずに、今できることを。っていうか楽しんでやってます」
爽やかにおっしゃるけれど、自撮り棒を持って街中を歩くのは、簡単ではないと思うんですよね。嫌がられることもあるだろうし、恥ずかしいし。。
それでも続けておられるのは、LOVE(すみません、良い言葉が見つからなくて・汗)ではないかと。
ケアンズや仲間に対するLOVE 。
今までケアンズに来てくださった方への LOVE。
観光業に対するLOVE。
飛行機が自由に行き来する日が来たら、いつか訪れたいと思ってくださる方へのLOVE。
いつか会えたらいいよね!今のケアンズこんな感じ。待ってるよ! みたいな、JOYベースの軽やかなLOVEです。
会社の方針と言ってしまったら身もふたもないけれど、TERUさん率いるケアンズ支店の発信には、ビジネスライクでない温もりを感じるんですよ。
大変なときだけど、みんなでサポートしあって行こうよっていう気概と共に。
私のヘッドスパみたいな、よく分からない新規店を撮影しましょうって言ってくださったのも、支援の気持ちの現れだなあと、嬉しかったです。
寒い冬の間、冬眠したり、息をひそめていた動植物は、春になるとためていたエネルギーを外に向けて放ち始めますよね。
人間は、それまでの動きが止まったり、状況が変化すると恐怖や焦燥感が出てくるけれど、サイクルの巡りは、どうしようもない自然の摂理です。
冬の間に方向転換するのもよし、休むという行動もよし、次に向けて調べ物をするのもよし。
対処は様々であっても、共通して大切なのは「ほがらかさ」ではないでしょうか。
なるようにしかならない。
だったら、ほぐれた心で、今やろうと感じることを、あれこれ考えずにやってみる。
そんな軽やかさに、周りの人も自然と巻き込まれていき、
次の展開がもたらされていく。
TERUさんはそれを笑顔で実行されているお1人。
役職、上下関係なんてちっぽけな縛りを離れ、自らの背中を見せる形でケアンズの観光業会をつないでくださっています。
私が情報誌を発行していた頃は、オフィスに「こんなイベントをやりたい」とか「雑誌づくりを手伝いたい」とか言う熱い若者たちが訪ねてきて、誌面連動イベントをしてみたり、取材に行ってもらったりしたものでした。
今はワーキングホリデーの方も自由に来られない状態ですが、この巣篭もり状態が解禁されたら、またあんな風に純粋に、滞在中にこんなことをしたい!っていうエネルギーをぶつけてくれる人たちが出てくるかもしれません。
その時に生まれる何かは、バーチャル、オンライン、デジタルなどを使って、境界線をひょいっと超えるものである可能性もあります。
そんな日を楽しみにしながら、今ここにいる私たちは、土壌が枯れないように耕し続けていく役割かもしれないなあとお話を伺いながら思いました。
(とか言って、私は業界に貢献できてなくて申し訳ないです。。)
このような気持ちにさせてくださり、また施術を受けてくださったTERUさんに感謝します。
H.I.S.ケアンズ支店さんのリアルなケアンズを楽しめる様々な発信、ぜひご覧になってみてくださいね。