焦らずにカタチにするのに必要なのは。。
2020/07/30 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
今、数件のウェブページの制作をさせていただいています。
私はウェブサイト制作屋さんではなくて、コンセプトを立てたり、方向性を整えるお手伝いをして、必要だったらサイトや紙媒体も作りますよ というスタンスなので、商品(サービス)化に至るまでの様々な動きが見えます。
心情の変化も、現実の変化も。
気持ちがどんどん変容して、最初に想定していたことから内容が変わったり、新たな出会いや知識によって広がりや深みがでてきたり、ひらめきによって、新たな切り口が見つかったり。
まるで物語を読んでいるような気分。
時間はかかっても、自分の心に忠実な仕事を創ることは本当に尊いことだと思うし、皆さんを見ていると「ビジョン」と「スキル」と「大切にしたいこと」がカチっとはまった時、ものごとは、ふさわしい方向に進んでいくんだなあと、感動すら覚えます。
速さや効率が良しとされる現代だけど、「熟成」という真理を忘れたくない。
素早く進むのが良い時もあれば、じっくり時間がをかけた方が良い時もある。一つのものを創るにも、緩急のリズムがあるのが自然ではないでしょうか。
ささっと建てたプレハブより、職人さんがしっかり組んだ建物はやはり強いし長く持つ。創るのにかけられた時間やエネルギーは、できたあとの寿命と比例する気がします。
だから、焦らなくていいんですよね。一見、進んでいなくても。
時短とは反対の、なりゆくものを慈しむ仕事、私はとっても好きです。
たまに、何でいつも落ち着いてるの?とか勇気あるねーと言われます。特にそうだと自分では思わないけど、能天気だとは自覚しています(笑)
「なんか大丈夫」といつも感じていまして。
これはどこから来るのかと考えると、自分を通り越した、この命を授けてくれた何かへの信頼のようです。
自分自身は、ちっぽけな存在。だけど、何かの意志によってここに生かされてる。だから、生かされている自分は、とてつもなく大きな存在でもある。
その意志は、全てを生かそうとする愛の宇宙意識で、それを受け継いだ私たちの御先祖さまの意識でもある。
難しい話ではなくて、心臓の鼓動も。朝になったら目が覚めることも。おなかがすくことも。
意識しなくても、ちゃんと秩序を持って動かしてくれている意志があるということ。それを信頼し、感謝するのです。
信頼が根っこにあれば、仕事においてもリズムに合わせて芽が出て花が咲くだろう、と焦りは消えていくんですよ。
(もちろん放っておいたらだめで、ふさわしい場所に種をまかなければならないし、水や養分をあげて、ていねいに育てなければなりませんけど)
一つの商品やサービスがカタチになるって、改めてとても素晴らしいことですよね。
AIやロボットは単純作業や最適化はできるけど、創造はできません。
コロナウィルスのこともあるし、今は過渡期で、先が見えづらいから一体この先どうなるんだ?という不安の空気もありますが。
(幕末もこんな感じだったのかも)
私は、自分と自分を生かしてくれている存在を信頼してる人は、これからよりクリエイティブになっていき、その創造性は、共存共栄のムードを高めていくと思っています。
自分が授かった種を。
それを芽吹かせようと働いてくれている大いなる力を。
信じて一歩づつ。。歩みましょう。