生命の樹は、本当の自分を教えてくれるだけでなく、より深く自分と対話させてくれます

先日のブログで、親子さんに生命の樹Self Discoveryセッションをさせていただいたことを書きました。

小学生の方のセッションは初めて。親子さんご一緒のセッションもこれが初めてでした。

本当の自分を知る「生命の樹」セッションを、親子さんが受けてくださいました。

そして、またまた初めての体験をさせていただきました。”オーストラリア人の男性”です。

クリスチャンも多いオージーに、生命の樹を受け入れてもらえるだろうか。私の英語でニュアンスをお伝えできるだろうか。男性は、受け取りの法則をどう感じるだろうか。

。。できるかなーと不安はありましたが、依頼をお受けすることに決め、セッションの後にお渡しするレポートも、頑張って英語に直しました。

伸び伸び育つ熱帯植物に囲まれた、ケアンズのボタニックガーデンをセッションの場所に選ばれたことと、この方が “グリーン” を本質にお持ちなのは偶然ではなかったかもしれません。

周りの空気とエネルギーが共鳴し始めたことを感じながら、セッションが始まりました。

「森林浴しているように、他の人をほっと心地いい気分にしてあげられるのがあなた」と言うと、驚きながらも嬉しそうに受け取ってくださいました。

「自分の部屋もこの色だよ。一番落ち着くから」。

グリーンを本質にお持ちの方は、周りにいる人を自然体にさせるという、持って生まれた才能があります。

裏目に出ると”周りと境界線が引けない” という葛藤となり、この方も例外ではありませんでした。でも、彼にとっては、人との関係の在り方に向き合うことが、人生のテーマ（チャレンジ）だったのです。

テーマに出た色、それは「他の人を受け入れなさい」と教えてくれているオリーブ。

優しく包容力がある方だからこそ、自分の聖域に他人が入ってきて傷つくことがあるのかもしれない。でも、他の人を拒否するのではなく、存在として認めながら、自分を確立する必要がある。

そんなメッセージを色が語りかけてくれました。

１つ１つのスフィア（◯）に、人それぞれ違った色が入ります。

生命の樹は、それぞれのスフィア（◯）が線でつながっているので、これがこうだからこうなる。。といった関わりが視覚で理解しやすいのが特徴です。

例えば、人生のテーマと本質の関係もその１つ。

人生のテーマに向き合い、超えていったときに、本当の自分が持つ美しい本質が開かれていく。

様々な形で現れる試練や状況は、自分が本当に大切にしたい事は何かを教えるために、そして自分の存在をより輝かすためにやってくる、と分かってきます。

すると、やってくる出来事に、感情は揺さぶられたとしても、飲み込まれることはありません。

セッションでは、類いまれなサイキック能力を持つ美羽さんが作ってくださったオルゴナイトを使います。

「今は仕事をしているけど、本当は、大学で文化人類学を学びたいんだ」

この方は、一見かけ離れたように見える想いに躊躇されていました。けれども、使命や潜在能力や天職の色を一緒にひも解くうちに、１つの流れが浮かんできて。

学びたいこと、表現したいこと、自分の才能、今の仕事。。全部つながってる！

「ああ、いいんだ」。

この言葉を聞いた瞬間、私たちには１人１人、見えない力が働いていることを感じました。

「どうしてもやってみたい」という衝動は、
人生で果たしたいと約束してきたことを思い出させるために
人生のところどころで現れてくれている。

やるかやらないかは自由意志に任されているけれど、ヒントはいつでもやってきているのです。

そんな時に、優しく背中を押してくれるのが生命の樹の色たち。。

生命の樹で分かる人生の青写真を見ていると、全ての出来事は、１つの方向に向かうために自分が引き寄せていること、またその出来事を用意してくれる、大いなるものの愛を感じざるを得ません。

絵を描く方なので、ご自分の生命の樹が上から下へと美しいグラデーションのようになっているのを見て「きれいだ」と見入っておられたのが印象的でした。

個性的な色が織りなす、自分の生命の樹を受け入れ、好きになることが、生きる喜びを感じる大切な一歩ですね。

そして彼も言うように、後々も眺めていると、自分に対する新たな発見を受け取れるかもしれません。色は本当にたくさんのメッセージを投げかけてくれますから。

分かっているようで、分からない本当の自分。

生命の樹は、本当の自分を知るだけでなく、より深く自分と対話できるツールでもあるようです。

セッションのご感想, 生命の樹