パウチ店内で、自己治癒力UPボウエンセラピー&身体バランスを元に戻す整体を受けられるようになりました!
2018/12/06 ショップ (パウチ) 裏話&商品
私、先月から「身体」がキーワードです。急に不調が出てきて検査づくめになり、今までいかに自分の身体に無頓着で、感謝が足りていなかったか痛感したから。「きちんとからだに向き合おう!」と決めました。
そんなタイミングである日、連絡が入って
何とも心強いプロが、パウチで施術を始めてくださることになったんです!!
スウェイン・ハルミさん。
もう10年以上もケアンズで個人サロンを運営されているのに、初対面だった私たち。お噂は聞いていました。凄腕のセラピストさんがいると。
そして、私が運営しているFacebookグループに投稿される内容を拝見していて、並ならぬ「本物」感も感じてました。
色々お話を伺って、確信に変わりましたよ。
ハルミさんは、心から楽しみながら
「からだ道」を追求している、天職人さん!
その歴史は、助産師さんとして始まります。
「高校の進路相談で、先生がたまたま手に取った資料が看護関係で。消去法で残った選択肢が助産師のコースだったんです」
とは言え、厳しい教育をみっちり叩き込まれ、学生時代の研修で既に20名以上のお産を取り上げたそう。
「赤ちゃんとお母さんの命をあずかるのが使命。何があっても恐いとか言ってる場合じゃありませんでした。」
自分事ですが、私は1人目の子は緊急帝王切開で産み、「1人の命がこの世に出てくるときってどんなもんなんだろう、体験したい」と思ったので2人目は自然分娩でした。
いよいよという時に登場したお医者さん(かかりつけ医に来てもらった)と違い、何時間も付き添って励まし続けてくれた助産師さんが “女神” に見えたなあって思い出しました。
ハルミさんは、あまり表立って宣伝していないけど、母乳の指導や更年期の相談などもされています。
「助産師は、赤ちゃんを取り上げるだけじゃなく、女性が生まれてから死ぬまで身体のケアをする専門家ですから」
。。やっぱり女神でした!
東京の一流病院などで15年間、助産師のキャリアを積み、学生時代から夢だった語学留学へ。2年間の留学中も、医療通訳として駆り出されたり、なぜだか病院とは縁があったそうです。
オーストラリア滞在中、知り合いがティーツリーやユーカリを使っていたことからアロマに興味を持ち、帰国後 仕事をしながら、IFA国際アロマセラピストという世界最高峰の資格を取得されました。
(アスリートケア、メディカルアロマ、心理学にも及ぶ内容で、70種類以上の精油を使いこなせる資格とのこと)
アロマの知識は、患者さんの生理不順やお産にも役立だったそう。
実は、お肌のコンディションを調えるアロマフェイシャルや、本格的なホットストーンもできるらしく。引き出しの多さには本当にビックリです。まさに能ある鷹は爪を隠す、ですね。
「引き出しがつながるのは楽しい」と言いつつも、執着はしないハルミさん。
現在、提供されているメニューは、整体とボウエンセラピーの2つです。
今回は、整体をしていただきました。
最初にいくつかの姿勢を取った後(どの筋肉がどのように歪みを作って、痛みを起こしているのか確認)、色んな技?をかけてくれました。伸ばしたり、軽く押されたり。カイロのように骨が鳴る音はしません。
「いったーい。。今、何をしてるんですか?」「恵子さんは、骨盤の位置や傾きはOKなんだけど、開きのバランスが良くないみたいだから、元に戻しているんです」
「人間の身体は、骨は230個強あり、600以上の筋肉がそれを支えている。整体では筋肉のバランスを取って、痛みを取るアプローチをします」
骨盤を調整すると、腰痛や坐骨神経痛だけでなく、その先にある背中や肩、首の症状が和らいだりするそう。姿勢が整うと膝や肘の痛みが解消されることも。
「肩が痛かったら肩をもめばいいというものではないんですね。。」
ちなみに、右の肩が痛いと言ったら「腕」を触ってくれて、治ってしまいました!
肩甲骨の位置を直していただいたら、腕が前より上がって、可動域が広がった!
深呼吸もしづらい、と言ったら(この際、不調は全部話す・笑)、胸元の筋肉を施術と、横隔膜に働きかけるポーズを教えてくださって、楽になりました。
ハルミさんは小柄な身体を思いきり使って、身体をストレッチしながら「はい、これでどうですか?」と何度もテストしてくれるから、話しやすいんです。
私の中では女神とインプットされたので(笑)、もう安心してお任せでした。
ハルミさんの施術は、KYTという整体法で、Ken Yamamoto氏が運動力学+解剖学を基礎に開発したテクニック。
『腰痛を世界からなくしたい』という夢から25年以上経った現在、世界29カ国の医師、アスリート、セラピストに支持されている手法です。
年に1-2回ハワイ大学医学部の招きで解剖学の研修をしたりと、KYTセラピストさんは皆、情熱的に人体を追求し続けているそう。
ハルミさんもオーストラリアの研修には必ず参加し、知識、技術をアップデートされています。
「教科書なし。8時間ノンストップでノートを取り、身体にたたきこむ強化合宿なので大変だけど、志が高い人に囲まれて、同じレベルで話せるようになりたい!って気持ちが高まります。好きだから楽しいですね」
馬に施術して競馬で優勝したりなど、お仲間さんの情報交換の内容は、すごいらしい。
ハルミさんのもう1つのメニュー「ボウエンセラピー」は、オーストラリアのボウエン氏が開発した「筋膜リリース」法で、1950年にスタートして以来、世界中に広まっています。
スポーツマッサージ師として活躍していたボウエン氏が、筋肉や神経に注目し、研究を重ねて生み出された治療技術で、1975年の調査では1年間に何と13,000人に施術し、うち80%の人に効果がみられたとか。
医療の現場に携わり、「薬を出せばいい、という考え方は納得できない。でも治ることがしたい」と願っていたハルミさんの心を掴んだのは、結果が出るからなんですね。
意図せず助産師の道が開けたように、こちらも、ふと目にした新聞広告がきっかけでした。
「何か気になって電話したら、すっごい無愛想なおじさんが出て、ひるんでその時は辞めたんです。でも1年経ったら同じ広告が出て、今度は政府認定コースになったと。同じ人が電話に出たけど、今度はひるみませんでした(笑)」
実は電話を取った方が創設者のボウエン氏で、もちろん「素晴らしい方」。
ハルミさんは、ここで解剖生理学や経営など、様々な課題をクリアしてディプロマを取り、ボウエンセラピストとして独立。今年で12年めになります。
ボウエンは、マッサージではなく、優しく筋膜に働きかける施術。説明を聞かないと、拍子抜けするかもしれません。
でも、身体はつながっていることが実感できる奥深いセラピーだそう。
いえ、身体の組織間だけでなく、精神とのつながりを感じる方も多く、施術後すぐに深い眠りについてリセットしたり、号泣される方も。
「パターン化した思考もリリースできるみたいですね。何をやっても効かない、原因不明の不調の方がボウエンを受けてくださることもあります。
ボウエンセラピーは、自己治癒力のスイッチをオンにしてくれるんですよ。」
次々と扉が開き、前に続く道に向かって努力されてきたハルミさん。
身体の神秘が好きで、あくなき探求をし続けて。身体が正常に動く人が増えたら!という一点に集中するすごさを感じます。
でもご本人は、楽しくてやってるだけ、と至って力みがないんです。
「流れに乗ってると道が開いていくんですよね」
今は、ボウエンセラピストを増やすべく、指導員の勉強もされているそう。周りには70代のセラピストも多く、長く続けられる仕事だし、結果が出るから施術出来る人が増えれば、という動機で。
お客様のケアは真剣。向上心もすごい。でも、金銭的な欲はなし。。
命をあずかる職人として仕事人生を始めたハルミさんらしいな、と思います。
「元に戻るだけでいい。あなたには戻す力があるのよ。」
彼女の温かい手がそう言ってくれてる気がしました。
整体は、整体師の技に任せてバランスを元に戻し、身体を楽にするもの。ボウエンセラピーは、自分自身で身体の調子が良かったときに巻き戻すもの、というイメージ。
どちらがいいか分からなくても大丈夫。初回のコンサルテーションで、色々お話して決められます。
セラピーの詳細は、ハルミさんのHPをご覧ください。
(facebookページはこちら)
●施術場所:Pouch内 Shop11 Village Lane 20 Lake St. Cairns
●火、木、金 10am – 3pm
●ご予約:Ph: 0421 487 198(電話かテキストでどうぞ)
10年間据え置きだった料金$60→ 2019年から$70に値上がりするそうです。
が、12月中にお越しの方&過去2年内に来ていただいている方は、2019年2月末まで$60で施術を受けられます。(2019年3月からは全ての方に施術料 $70 が適応)
2018年も頑張ってくれ有り難う!をご自分の身体に示したい方、この機会にハルミさんに見てもらってはいかがですか?