ウエサク満月と31年の月日。
2020/05/07 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
今日はウエサク満月です。
お釈迦様の誕生、悟りを開いた日、入滅した日が、すべて現在の暦でいう5月の第一満月の夜だったことから名付けられ、特別な力が天から降り注ぐ日と言われます。
宇宙やご先祖様とつながりやすく「宇宙とのゲートが開く日」と表現されている方も。
静かなひとときを持って、隠したり抑してきた想いを満月に照らしてもらいましょう。
奥にある魂の願いに光が当たった時、見えない世界からの慈悲や後押し、インスピレーションをいただけそうです。
また、今宵は山羊座・冥王星・木星のがコンジャンクションしていて巨額の財産が安定して入り続ける星廻りという記事も見かけました。
宇宙の意志と私たちの行動がつながった時 収入という目に見える形の恩恵をいただけるのかもしれませんね。
。。という投稿を主宰中の天分ビジネス実践サークルにしたところ、メンバーさん達がコメント欄で、それぞれの素敵な感受をシェアしてくださいました。気づきが膨らんでとても楽しい。有難うございます。
実はウエサク満月なんて意識したのは初めて。
書きながら、大学4年の時、お釈迦様が瞑想された丘や、悟りを開かれた菩提樹、お説教をされていた広場など、仏跡を2週間かけて巡ったことを思い出していました。
ある朝急に思い立って、インドに行きたいと言ったら、父は止めることなく、高橋信二先生の「人間釈迦」という本を持たせてくれたんですね。
本を携えて旅をしたので、王子の地位を捨て、普通の人間として苦悩と葛藤を乗り越えていったお釈迦さまの姿をリアルに想像しながら、場所場所を訪れることができました。
どこも計り知れない厳かさを感じる空気感だったように記憶しています。
ただ、正直いうと仏跡よりも、魂について導いてくれた建築家の方との出会いやインド自体から受けたカルチャーショックのインパクトの方が大きくて。
(帰国後、バブルが虚しくて就職活動を辞めてしまったくらい。)
ずーっと忘れていた仏跡のこと。今思うと、血が通ったお釈迦様を心に描いたあの旅は、「いつか思い出すように」と、私の心に小さな宝の箱を持たせてくれたのです。
仏教徒でもなく、お寺に参拝することもあまりないのに、ウエサク満月という名前が鍵になって、今日、その箱が開きました。
月明かりの中で浮かんだのは、宇宙と地球と、人間を結ぶ縦のライン。
そして、自身から横に、社会と家庭につながる横のライン。
壮大で輝かしいクロスと円でした。
天と大地の間に立つ1人1人と。自分との闘いを超えた人と人が横につながる、調和と安らぎの世界。
この美しい図象をこの世に現したい。
私は真ん中にある、尊い True Beingを照らす月の光になる。
おこがましくも、そんな想いで胸がいっぱいに。
以前のブログでも、月からインスピレーションを受けたことを綴ったけれど、あの旅が、31年経って、こんな形で蘇るとは本当に思いもよりませんでした。
私たちの人生には幾重にもなった奏でが秘められていて、ふさわしいタイミングで鮮明な旋律となって心に響き出すものなのでしょう。
時が熟すのを見守ってくれる宇宙の慈悲を感じずにいられません。
そう。日常はヒントに溢れています。
思えば、昨日コーヒーブレイクした場所に33と書いてある清掃車がしばらく停まっていて、ハイキングコースの看板に3.3kmと書いてあって、夜にネットで見たある方のサービスの名称が333プログラム。
笑っちゃうほど、3が現れた。
333 ー 聖なる調和。
それぞれの役割が調和し、整いながら、三位一体となって物事を生育化成させていく。
気づきの伏線は昨日から張られていたのでした。
私があの旅で受け取ったことのもう一つ。それは、大いなる河の流れも一滴の水から。ということです。
お釈迦様も、自分が信じたことを、たった数人の人に説くことから始められた。
交通機関もオンラインもない時代、歩ける範囲だけで、ご縁がある方をとことん大切にされて講和を続けられたのです。
その教えは時代の流れと共に世界中に広がって行きましたが、始まりは小さな一歩でした。
フォロワーとかお客さんの人数とか売上とか、表面に見えるものに惑わされずに、信じることを淡々と行うことの大切さを思います。
未来を憂うことなく、自分を信じ、人を信じ
今できる精一杯の歩みを続けなさい。
そして、ゆだねる勇気を持たれよ。
そんな言葉が今、胸にこだましています。
この善き日に、皆さんの心の中の「真理の箱」が開かれますように。