母の日

  2020/05/14  海外子育てエッセー

日曜は母の日でしたね。

ケアンズでリモートワーク中の息子が夕ご飯を作ってくれました。なぜか焼き鳥(笑)。炭火焼で美味しかった。

日本で焼き鳥屋のおじさんがパタパタ団扇で仰ぎながら焼いてる姿をちゃんと覚えてるみたいで、次回は団扇も用意すると言ってました。(笑)

できるだけ日本に一緒に行って、旅行したり、お祭りに行ったり、懐石料理をいただいたり、神社詣りをしたり、オーストラリアではできない体験をしてもらいたいと願ってやってきたのが、こういうふとした日常に現れるのは嬉しいものです。(焼き鳥とは言え。。)

「寒がりだから」とヨットパーカーもプレゼントしてくれました。シドニーにいる娘と相談して買ったらしい。サイズがピッタリでめっちゃ重宝しそうです。

そして時間があったのか、落書きっぽいカードも。

「22って何?」と聞くと「ママにとって22回目の母の日だよ」と。えーっそんなに経ったの?

あまり面倒見ないうちに大きくなったので、なんか実感が湧きません。。

 

 

昨年の夏、日本で志体術の講座に参加した時、「陽志」(光から観た志)を引き出すワークがありました。

人生で一番嬉しかったことを一つ直感で挙げてと言われて、最初に浮かんだのは「子どもが生まれたこと」。

妊娠が分かった時は、やっと仕事が軌道に乗り始めた時で、これからどうなっちゃうんだろうという戸惑いの方が大きかった。

それが、お腹の中の赤ちゃんが何もしなくてもちゃんと育っていくのが、面白くて、また畏れ多くて。

(胎児は、妊娠2ヶ月目で魚類から人類まで30億年の生物の進化の過程を一気に遂げるそうです。すごくないですか?)

私ができたことと言えば、食べたいものを食べたい時に食べたくらい。仕事も引継ぎがあったので、すごいペースでやっていて、音楽聴かせたりとか胎教する余裕もなかった。。

でも、妊娠中は、ふわふわ雲の上を歩いているみたいな至福の時でもありました。

(最後の方は22kgも太って重力が厳しくて、よくプールに浮かんでたほど大変だったけど)

 

小学生の時に買ってくれたプレゼント、今も飾ってます

 

日本での講座に話を戻すと、「人生で一番嬉しかったこと」の後いくつか質問が続き、自分で出した答えを観ながら、とても短い時間制限を与えられて陽志を書き出しました。

出てきたのは、こんな志。

「大いなるものとつながり、委ねと発展を体感する場を創る」。

お腹の中に宇宙が広がるミラクルを体感して、委ねる以外何もできない、と敬虔な気持ちになって。

同じような感覚を、大自然や見えないエネルギーとつながる中で体感する場を創れたらいいな、という願いが言葉になったんだと思います。

(帰国後、ケアンズの大自然やアボリジニの聖地を訪ねるツアーを数回させていただいた時もそんな気持ちで。)

発展と言う言葉は、私の人生観から出たのかもかもしれません。

逆算して行動を積み上げるのも知恵だけど、何かを思いつき、夢中で創り出し「わ、こんなことになった!」って思いもしなかった流れが来たら、人生はとても面白いんじゃない?という。

実際に、ずっとそうやって来ました。発展ばかりでないので、展開という感じかな。

崇高な何かが生まれるのは、真の意味で委ねた時だということも何となく分かった。

「委ね」は受け身ではなくて、基盤が信頼と謙虚さ

委ねる先は「宇宙」であり、またそれは、ご先祖様、さらに遡った宇宙の叡智が脈々と受け継がれた細胞でできている「私たち自身」でもあります。

 

本当の自分とつながるシンプルな方法

 

だから、クリエイションや思いがけない発展を体験するために、すぐにできることは、瞬間瞬間、自分と丁寧に向き合うことなんです。

何を食べたい。どんな服を着たい。昼寝したい。今は人と会いたくない。些細であっても内側の声を無視しないでなるべく叶えてあげる

そんなことを重ねるうちに、少しづつやりたいことがクリアになったり、ひらめきが多くなったり。

それも無視せず、行動に移す。

でも結果は期待しない。

現代人の私たちは「早い」が良いことが染み込んでるけれど。ものごとは成就するのにふさわしいタイミングがあります

焦らないために、自分に嘘をつかず、自分への信頼を育むことが大事なのですね。

私もつい周りに合わせがちなので、気づく度に、自分はどうしたいか、心地よいのは、軽く感じるのは何か、を問いかけ、選択しています。

結局それが、周りも幸せにするのだと気づくには随分 時間がかかりました。

 

 

長い間、母親であることと、仕事人であることのバランスが分からず、罪悪感を持っていた。

でも、本当はバランスなんて必要なかったんです。

自分も、子ども達も、それぞれの人生のクリエイターだと認めてさえいれば。

命に関しては、本当に委ねと信頼しかありません。

 

子ども達には、親の期待をかけずにいたら、あっさり?自立して行きました。情熱を注げるものを見つけ、その道に進んで(大変なことはあるにせよ)楽しそうで、私も幸せ。

(息子は憧れのラグビー協会に勤務、動物が好きな娘は獣医学部で学んでます)

 

それこそ、私が親になるなんて思いがけない展開だったけど。。

母親にならせてくれて有難う。

 

 

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