写真は生き方が現れる。大切なのは感謝と日々の生活。〜カメラマン須田誠氏のことば。
2018/07/25 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
半年前、日本で会った素敵な方の1人に写真家の須田誠さんがいます。
彼の、NO TRAVEL,NO LIFEというフォトエッセーがすごく好きで。世界中を旅したときの写真が集まっている1冊なのですが、まっすぐな文章と人々の自然なシーンが何だかとても温かい。まるで、自分がそこにいる錯覚に陥るほど、土地と人の「気配」が感じられます。
どうしたら、あんなに自然なショットが撮れるのか伺ったら
「撮影する人の在り方がすべて」
と教えてくださいました。
これは結構ショッキング。。もちろんいい写真を撮るのに技術や知識(光のことや空間認識力や)は必要だけれども、日々美しいものを観る努力だったり、いい出逢いにつながる普段の生活、そう
カメラマンの生き方がすべて写真に現れる、と。
フィルターやアプリが発達しても、ごまかしは効かないんですね。
「撮る方が力を抜いて、自分のままで。自分から足で寄ってお互いの熱を感じて。そして、撮るときに大切なのは、感謝。」
一瞬の光、目の前にいる人、物、命。。全てに対する感謝を持つ感性がああいう写真を生むんだ!と大きな気づきをいただきました。
感謝があると、被写体とのコミュニケーションが始まると言います。
「ほら、今目の前にあるカフェラテだって。じっと見てたら、どんな人が作ったんだろう。どうしてこんなカップの形状なんだろう。って色々なことを想像するでしょう。そうしたら、写真を通して伝えたいことが自分の中で鮮明になる」
シャッターを切る、その行為には「愛」があるのでした。
きっと、須田さんが教えてくださったのは、全ての仕事において通じること。
自分の生き方が現象として現れる。
対峙するものごとや人に「愛と感謝」を持つことが、
美しい世界観を創っていく。
ご著書は、「自分に正直に生きる」大切さが美しい文体で綴られていて、温かいお人柄が伝わってくるし、ブログからは活動と想いにぶれがない、誠実さを感じます。
私も須田さんのように、ただ語るのでなくて、自分が行っていることを通して、大切なことを伝えられる人間になりたい。
技術的な部分は、今のカメラは相当すごくてカバーしてくれるから日本にいる間に見てみるのもいいんじゃない?と言われ、その気になってヨドバシさんに行き、とても熱心な店員さんと長時間お話してカメラを買いました。
それなのにiPhoneが使いやすくて、カメラにずっと触ってなかったことを反省し(すぐ行動するのはいいけど継続性がない。。汗)、先月「毎日カメラに触る」ことを目標に。まだよく分からないけど、楽しいです。
ケアンズの空気感、アボリジニの人々の文化、自分らしく生きている人々、彼等が作る物などをお伝えしたいから、真剣に写真を撮っていこうと思っています。インスタやってないので、まずはブログで。
そんなことを考えていた矢先、日本にいる方からすごく嬉しいメッセージをいただきました。
恵子さんのブログの写真、ほんと綺麗!!そのシャッターを切る一瞬がベストタイミングなんでしょうね。遠く離れていても、臨場感がすごく伝わってきます。
アボリジニの人が森の中で火を使っている写真。それを眺める彼の顔。壁画の説明を聞いている人達の表情。生命の樹のオルゴナイト。いろいろ。。
ブログのアップは大変かもしれませんが、楽しみにしています。
私は恵子さんの写真も大好きです!
温かさのほかに、透明感というか。。なんでしょうね。
とにかく綺麗で素敵。
写真って、被写体を写すだけでなく、実は撮影者ご本人も写してるのではないか?と思ってしまいました。
一瞬をとらえる感性が研ぎすまされてますね。技術だけではどうにもならない分野だと思います。恵子さんのお人柄でしょうね。
本当に、心が被写体とつながっているんでしょう。温かい写真ばかりです。
ビックリ。有り難うございます。ブログ書いてて良かったです(涙)すごく励みになりました。
ケアンズには素敵な写真を撮るカメラマンさんがいらっしゃるので、コラボもしながら自分も楽しんで撮っていきたいと思います!
昨日は、その1人Mimiさんに私が生命の樹ジュエリーをつけている所を撮っていただきましたよ。
今、その写真を使ってウェブページを作っています。
上は珍しく自撮り(笑)。Mimiさんの感性で撮っていただいた写真は、もう全く違う芸術的な雰囲気なので、その違いっぷりも楽しみにしてください。
須田さんに教えていただいたように、日々美意識を磨くアンテナを立て、感謝を忘れずに、色々な表現や活動を通して、大切だと思うことを伝えられるよう努力します!(コツコツ続けるのが苦手なので、自分のお尻をたたくべく、ブログに記してみました)