新しいショップカードを作って改めて考えた、世界観を持つということ。
2016/07/02 ショップ (パウチ) 裏話&商品
4月17日にお店をリニューアルし、今まで通り、地元のいいモノをご紹介していくことに加えて、ネイルやアロマセラピーのコーナーが加わりました。
「ショップカードありませんか?」と聞かれることが多かったので、これを機に新しく作ることに。
パウチの空間を一言で表わすと何かな。。と考えたとき、パッと思い出したのが何人かのオージーから言われた、「パウチってオアシスみたい」という言葉。
褒めすぎ。。と思ったけど、嬉しい言葉だったので、そのままいただきました!
前回のブログにも書いた「恊働」。。お互いをプロモートしあえていい!とカードをデザインしながらも感じました。(印刷費も折半できるし・笑)
実際、ネイルにいらしたお客様が店内の商品をご覧になったり、パウチのお客様が、私がしているネイルを見て予約されたり、と嬉しい循環が少しづつ生まれています。
コラボは、お客様の層が似ているビジネス同士が組むと良い結果をもたらす、とはよく言われていること。
加えて、お互いのセンスに共鳴できると、より濃い世界観ができ、結果、お客様に一層喜んでいただけるのですね。それぞれが依存せず、自立していることもポイントだと思います。
ネイリストの美鈴さんは、「関わる人全てとハッピーをシェアしたい」というエンジェリックな心の持ち主で、私も見習うことが多く、今日も素晴らしいレビューがFacebookページに書き込まれていました!
既に予約が一杯で、やったー!と喜び合ってます
来週、オンライン集客講座をお店でしていただくのですが、集客せずに、世界観に共感してくださる方が自然と集まるっていうのが私の理想。
自分の世界観を、自己満足でなく、きちんと発信して周りにお届けするためにSNSを使うことが必要なのだと捉えています。
(自分メディアを簡単に持てるって、考えてみればすごい時代ですよね。。北半球も南半球も一瞬で超えてしまうのですから。)
情報誌を作っていたときは、ただただ、読者さんの笑顔を思い描いて、ギリギリまで推敲を重ねて制作していました。「◯代の女性」とか明確なターゲットがなかったので、「甘い」とか「曖昧だ」とか「ブランディングがどうのこうの」とか言われながら。
でも「ケアンズを楽しんでいただきたい」ってこと以外なかったので、あえて読者さんの性別も年齢もビザのステイタスも、決めませんでした。
ケアンズは小さいから絞る必要がなかったとも言えますが、振り返って思うに、最も重要なのは、共感者を増やす世界観を創ることと、発信の努力ですね。
世界観って、意識して作るというより、一生懸命何かに取り組む中で、自然ににじみ出る空気感みたいなもの。
だから、わたし的には「なりたい自分になろうとする」よりは「本来の自分に還る」ことに意識を向ける方がしっくりくる。ビジネスも同じ。
誰かに憧れて、近付こうと努力するのはいいことだけど、得てして、自分と逆のものに憧れるので、近付こうとするにつれ辛くなる。既にもっているものに光をあてて、そこから向上していった方がいいのです。
盛るより、削ぎ落してシンプルになってゆく。。みたいな感じかな。
でも、そこに重ねる色彩は、自分だけが持っている色で、美しく心地よい音色を奏でながら、周りに広がる。そんなイメージ。
パウチが都会にあったら、また違うやり方を選んだかもしれないけど、この小さなケアンズの、この音色に共鳴し、この小さな空間に集ってくださるお客様を大切にしたいと思っています。