パウチ店内にジュエリーTAKAさんの工房ができました♪

2017年 大晦日、小さなパウチ店内はカオス状態でした。TAKAさんの工房スペースをつくるために、引っ越し、店内配置変え、ミニ改装と大忙しだったんです。

これを機に、この5年間でたまったモノを見直して断捨離して、商品のディスプレイを整え、品揃えも更に厳選することにしました。(作り手さんの熱を感じるモノだけに)

開店以来飾っていたオーストラリアの国旗を初めてはずし、気になっていたマッサージスペースを整え、什器も移動して、お店に新しい風が通りました

 

TAKAさんがすごいのは、ジュエリーだけでなくて、大工仕事も器用にこなしてしまうこと。「俺、家具職人になりたいと思ってた時期もあったんですよね」棚をつけたり仕切りをつくったりはお手の物。何しろ狭いので、色々工夫しないと(笑)

 

改装は、たった3人での作業でしたが、わたしは1人感動してたんです。

2012年にパウチを開店したときは、1人で考えて、外注の人を除いてほとんど1人で作業してたから。(家族も手伝ってはくれたけど、お店を創るのに1ヶ月くらい費やしたので)

意見を交わし合ったり、励まし合ったり、協力したり。。一緒に何かを創り上げるって、本当に素敵なことですね。大変でも楽しい。

 

何より、頼まれたからやるのでなく、パウチでK Nailを営むネイリストの美鈴さんもTAKAさんも、自発的に「自分ごと」として考えて行動している姿勢にジーンときたんですよ。

お2人とも小さなお子さんがいて、大晦日の忙しいときに時間をつくるのは大変だし、お給料が出るわけでもないのに、空間創りに参加して、出来上がったら一緒に喜んでくれて。

 

華奢なのに「元ダイバーだから力あります!」と重たいものを運んでくれた美鈴さん、お疲れさまでした。有り難うございます!

 

前職をやめた2011年、今後何かを始めるとしたら、上下関係のある仕事のしかたはやめよう。拘束しあう関係性はやめよう。と思っていました。仕事を持つそれぞれがリスペクトしあいながら、横につながって、何かを為す。自立と恊働のスタイルにしたい、と。

ある意味、ゆるいつながり。永遠に変わらないものはないから、必要に応じて形を変えられる、そしてお互いを尊重するには、ゆるさが必要。でも、信頼しあっていないと成り立たない形。

いつのまにか、思い描いてたスタイルが実現していました。感謝しかありません。

小さな小さな店だけど、わたしにとっては大きな意味を持つ空間です。

 

今まで週1でパウチに出張に来ていたTAKAさんの元にいらっしゃるお客様を見ていて、ジュエリーのパワーはひしひしと感じていました。

引き出しに眠っていた石に吹き込まれた新しい命をつけた瞬間の輝くような笑顔。思い出のシーンが一気に蘇って涙するお客様。(わたしも、もらい泣きしたことがあります。。)

オーダーメイドも、大抵は何かの記念などに創る大切なものですし、ジュエリーは、単なる装飾品ではなくて、「人生の輝くシーン」そのものなのだと思います。

 

わたしの祖母の形見が生まれ変わったストーリーはこちら↓。この後、さらに残っていたダイヤで母親のピアスを創っていただきました。石だけ生かして、まったく違うジュエリーが誕生するんですよ。

祖母の形見の指輪をリフォームしていただきました。

そして、今 工房を間近で見られて、こんな風にジュエリーは創られるんだ。。と改めてプロの職人さんのすごさにビックリ、尊敬の念がわいています。

この道具は何?この液体は一体?と、素人からはまったく未知の世界。

「このシルバーはロジウム加工したので、黒くなりづらいですよ」とサラっとお客様に説明していたロジウムは、こんなに高価で毎日手入れをしないといけないものとは知らなかった。

えっシルバーのプレートって、この塊を手で平たくしてるんですか?etc.

少しづつ記事でご紹介できたら、と思っています。

 

これだけの知識と技術と道具とクリエイティビティが揃って初めて作品が生まれるんですね。創っていただいたジュエリーもっと大切にしよう♥

 

これからは、火曜〜土曜11am-6:30pm、TAKAさんがパウチ店内の工房で作業されていますので、オーダーメイドやリフォームのご相談など、お気軽にお立ち寄りくださいね。

 

オーガニックや無添加で体にいいモノ、センスのいいネイル、あなただけのために創るジュエリーと、女性が喜ぶサービスがぎゅっと詰まった新生パウチ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

 

オープン記念に、おみやげにもピッタリな可愛いシルバーの作品が特別価格で用意されています。(数に限りあり)椰子の樹のペンダント、トロピカルでおすすめです♪

ショップ (パウチ) 裏話&商品

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