5月9-11日、アボリジニの聖地へご一緒しませんか?

お問い合わせをきっかけに1つの旅が生まれることになりました。

以前取材で訪れたきり、10年ぶりの聖なる地。

 

情報誌を作っていたころ、ある1枚の写真から「この人い会いたい」と思い、何とか連絡先を探り当てて電話をした CJ。「雨続きで川が氾濫してるから来るのは難しいんじゃないか」。

そう、橋もかかっていないような川をいくつも超えた山に、彼はいる。

締切に間に合わせないといけなかったので必死にお願いすると、ケアンズから遠回りした内陸の道から入れば何とかなるかもしれないということに。

 

 

初対面のCJは言葉数が少なく、でも初めて会った気もしない不思議なオーラをまとってた。

私の4駆を代わって運転してもらって進む、道なき道。川をざぶざぶと渡る、その度に悲鳴をあげました(笑)。

景色を楽しむ余裕がなかったので、きれいだな、なんて思い出はありません。

私はとにかく圧倒されていたのです。手つかずの大地の響きに。

同行してくれた編集者の女性は、「あれ?ひどい頭痛だったのに治ってる」と言いました。

 

 

たどり着いた滝は。

女性が創造された地と言う、Kija。地元のアボリジニの人達が、ずっと大切に守ってきた聖地です。

写真の撮影すらも禁止。

入る前にCJが煙でお清めしてくれました。

彼等は必ず、◯○という人間がこれから立ち入らせいただきます、危害は加えません、と大地に向かって宣言し、心の中で許可をもらってから聖地に入ります。

私たちが、一礼して神社の鳥居をくぐり、水で清めてから参拝するのと同じ。

リスペクトが全ての仕草から伝わってきて、母なる大地に守られ「生かされている」存在なのだと改めて謙虚な気持ちになるのでした。

(10年ぶりの今回は、フェイスペインティングや、伝統的な儀式をしていただくことになっています。)

 

ケアンズから訪ねたアボリジニの聖地 Kija〜「大地に流れる歌が聞こえるか?」〜

 

この滝の美しさは、私の感覚で言うと「慈愛」。

滝の横にある大きくまろやかな岩に寝そべって、全身で水の流れを聴きました。

次第に、私の鼓動が大地の響きと合ってきて。

頭からつま先まで手をかざしていたCJが、起き上がった私の肩に両手をかけて前後に揺さぶるのです。

「君のソウルは美しい。目覚めろ。早くこっちに来い」と。こっちってどっち?

彼の言葉は、こんな風に唐突であり、示唆に満ちてもいます。

場所空間に関係なく移動できること、雷が落ちてイニシエーションが起きたこと。。半信半疑になるような体験を淡々と聞かせてくれました。

 

 

そういえば、この地で育ったダレンが、今でも普通にテレパシーで通じ合えると言っていたっけ。

「あと1ヶ月くらいしたら、誰かが訪ねてくるね」「そうだね」「その人は、私たちから何かを搾取しようとして来るね」「そうだね」と言った具合に。

その場合は、表面的にその人を歓迎はしても、一定のライン以上の話はしないとか。

 

本当かな?と思うけれど、この旅で出逢った人達との間で起きた、初対面にして、包み込まれるような懐かしいような、一瞬で何の隔たりもなくなってしまう感覚は、生まれて初めてだったのも確かです。

 

昔、開拓者がオーストラリアにやってきた時、先住民であるアボリジニの人々は、ブッシュで生き抜く智慧や、薬草や、様々なことを惜しみなくシェアしました。

その後、土地を奪われ、争いが始まり。。(白人側には違う見解があるので、ニュートラルに書くに留めます)

 

 

もしかしたら、取り尽されてはならない本当に大切なことは、彼等の中に留めているのかもしれないな、と思ったりもします。

コンクリートジャングルの中で育った私には、本当のところは分かりません。

ただ、アボリジニの人々に大切に扱われてきた大地には、彼等の吹くディジュリドゥのように、どこまでも深淵で、静かにしみ入る強さが脈打っていることを、身体が感じるのです。

 

電磁波も飛んでいない、人工物もほとんどない、声なき言葉が響き渡る、

理屈抜きのリアルな世界。

 

 

人間は、生きているだけで、自然界のものをもらって食べたり、出したり、荒らしたり。。地球にマイナスになるようなことをしています。

それならば、あらゆる生き物と調和して、地球を美しい響きで包む、そんな心持ちで生きなければいけないんじゃないか。

手つかずの土地を幾度となく訪れる度に、そう真剣に思うようになりました。

AIの発達で、情報処理やものごとの最適化に人間が解放されたとき戻っていくのは、そんなシンプルで根源的な働きなのではないでしょうか。

 

 

動物も植物も、宇宙からのメッセージを受け取り、大地とつながって生を営んでいる。

けれども

宙と大地の間に立って思考し、

血潮が通った身体を使って新たなものを生み出したり、

宇宙が描く青写真を

地上に体現できるのは人間だけ。

 

 

原始的なエネルギーの残る場所をご案内したいという想いは、大地の声を聴きながら、人間としての本質的な生き方を考え、行動につなげるきっかけになれたら、という願いから来ています。

最初は何故かやりたいだけだったのだけど、最近になって意味が分かってきました。

 


2019年 5月9日〜11日。

根源のエネルギーの中で、壁画、セレモニー、アート、聖地などを通して、大地を守ってきたアボリジニの人々の想いを追体験する2泊3日の旅をします。

 

Image credit: “Kudi” Barramundi – artist Cedric Friday, photo Vikki Burrows.

 

僻地ではありますが、落ち着ける広々とした木造のキャビンを借りました。

 

昼は乾いた大地と。夜は星宙と一体になる、ソウルジャーニーになると思います。

あとお1人だけ空きがあります。

もしもご興味がありましたら、こちらからご連絡ください。詳細をお知らせいたします。

私も赴くのは10年ぶりなので、少しドキドキしています!

 

ケアンズ・ソウルジャーニー

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マーフィー恵子


オーストラリア・ケアンズに93年から暮らす。95年に現地情報誌を創刊、編集長を経て現在は「本当の自分を知り、生きる」を主テーマにセレクトショップ、セッション、旅、学びの場などを展開中。
● 詳しいプロフィール