しごとを次のステージに持っていく鍵は「受け取る」こと。その理由は。。
2018/01/09 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
有り難いことに、何かをしようとすると色々な方が手を差し伸べてくださいます。
一番実感したのは、お店をクローズすることを発表したときでしょうか。毎日のように誰かが「次に何かするときは声かけてください」と訪ねてくれました。お手紙やメール、メッセージもたくさんいただいて(ほとんどお会いしたことない方たち)、これからどうなるんだろうというグレーな心に、光が射したようでした。結果、みなさんのお陰で、新しい形でお店が続くことになって今に至ります。
これまでを振り返ると、ずっと周りに助けてもらってここまで来ました。
といいいつつ、わたしは受け取るのが苦手です。。
手助けしていただくと「申し訳ない」と思ってしまう。若いときは「借りを作っちゃいけない」とすら思っていた節があります(恐)
あなたは、人様の好意を素直に受け取れますか?
わたしが受け取ることの抵抗がなくなってきたのは、受け取る=相手と同時に豊かになることと知ったからでした。
今、地球は大きく変わろうとしています。その変化の波はいたるところではじまっています。(中略)旧来のリザルトパラダイムの世界では、すでに誰かが決めたことを「させたり/させられたり」していました。プロセスパラダイムに入ると、従来重なりのなかったところに重なりをつくって「してもらう/してあげる」ことを交換し(SHIEN原理)、一緒に答えを立ち上げるようになります。「してあげる」ことが同時に「してもらう」ことになっているという行動様式です。(中略)互い互いの答をつくり合う生き方、働き方の時代が来ているのです。
館岡康雄著「世界を変えるSHIEN学」
(館岡先生は、更に、してもらう/してあげる社会の未来形として、 ”相手が答として目の前にあらわれる”コーズパラダイムの時代に触れています)
リーダーやカリスマから、一方的に「させられ」たり、人を規定でしばる流れはもう古いんですね。1人で必死にがんばることも。
生命の樹、受け取りの法則を説く温子先生からは「してもらう(受け取る)ことに対する罪悪感、重い封印を解かないとだめ。」と言われました。
今日は、本来の自分を生かして、しごとをしたいと思っている方に向けた「受け取り」についてのお話をシェアします。
生命の樹カウンセリングでお渡しする生命の樹は、◯が通常の10個でなく、12個あります。
一番したの真ん中が、天職(自分が表現できる質)を現し、右が知人から見たあなた、左は社会(みずしらずの人)から見たあなた。
受け取るには、「ありがとうございます」という謙虚な姿勢が大切。だから、3つの◯は一直線に並んでいて上下関係がありません。
図全体には、大地にしっかり根を張って、天から授かったギフト(自分だけの強み、才能、本質)を生かして使命を果たそう、という意味が込められています。使命を果たすのは、もちろんわたし達を囲む現実社会。(下の3つの◯のところ)
崇高な精神性を求めるのはいいけれど、現実を生き、行動しないと何も始まらない。先ばかり見ていたら、どこにも進まないのです。
まずは今いる場所から一歩踏み出さないと、どこにもたどりつくことができません。
そこで、自分のサービスを磨き、周りの人を大切にすることから始めます。助けてくれる友人や家族、既存のお客様など、力になってくれる人たちです。その方たちがサポートしてくれたら、感謝の気持ちで受け取ることを意識しましょう。
すると、こんな流れが起きます。
サービスを渡し、自分も受け取って交流する。
↓
エネルギーを交換して、自己実現を助けてもらう
↓
周りからの助けを受け取る姿勢で、大いなる力とつながる
↓
やがて自己表現の光を社会が見つけてくれる
↓
次の次元へ運ばれる
自分の努力から始まり、しごとの幅や人脈が広がったり、思いもかけない展開が起こる。。
そう、新しい世界の扉を開くキーは、周りの人の手助けを「受け取る」ことです。
受け取るのは、褒め言葉かもしれないし、援助金かもしれない、忙しいときに手伝ってくれたり、苦手なことをやってくれたりといった行為かもしれないし、「こんなことしてみたら」または「してほしい」というヒントや提案かもしれない。他の人に紹介してくれることもそうですね。
意識してみると、本当にわたし達は周りの方の助けでやっていけていることに気がつきます。
すると、感謝の気持ちが自然と出てきて、もっと喜ばれるには、自分はどんな働きをしたらいいんだろうと思うようになる。
受け取ることが、感謝の気持ちを育んで、更なる行動を生みます。
「大いなる力とつながる」はスピリチュアルな響きだけれど、自分たちが花だとしたら、咲かす場所を決め、根を張って「周りを癒す美しい花になる」ことに集中していると、お日様や水、成長に必要なものが全て与えられる。そんな感じです。
「いや、自分で頑張るんで、水いらないです」っていう花は枯れます(笑)
大前提として、何かしてあげたくなる人は、存在自体に魅力があるか、共感を生むことをしている人、自らも与えている人、具体的な目標に向かって打ち込んでいる人。あと、楽しんでいる人。
受け取ることと同時に、自分の在り方も見直すといいですね。
また、実は多くのサポートがあるのに気づかないことも。人様の好意に気づく感性を高めることも意識したいものです。
わたしもまだまだ発展途上ですが、この流れを知ったことで軽くなれました。
まずは、罪悪感を感謝に変えて「受け取る」ことを意識してみてくださいね。
2018年は「美しい自立」も、しごとのテーマ。温子先生から学んでいる「受動の力」「月と女性性」、自分の経営体験や、経営コンサルタントの先生たちから学んだことを生かして、「今の時代の幸せな働き方」に向かうプログラムを今つくっています。
原理をお伝えして、ワークを用意して、自発的に気づいて行動していただく道筋をつける。コンサルタントでもコーチでもセラピストでもなく。ナビゲーターという感じでしょうか。生命の樹の◯みたいに、関わる方々と一直線でいたいと思っています。
大それたことをするとか、業界トップを目指すとか、ギラギラ、キラキラ、ましてやフワフワでもなくて、自分がいる場所で美しい花を咲かすっていう、たおやかで、朗らかな雰囲気。でも実践的。
。。相変わらず色々なことをしているけれど、わたしの中では、これからすべてが循環していくイメージがあります。焦らず育てます。