地球はひとりの女性である
2017/02/07 幸せのヒント
ブログのタイトルは、北山耕平氏の「地球のレッスン」から。
地球はひとりの女性である
地球はひとりの女性であり
それは意志を持ち
健やかでありたいと自ら願っており
精神的にも肉体的にも、好不調がある。
昨日、有袋類やカモノハシなど、オーストラリア特有の動物のブログをアップしました。
実は、書くのに3日くらいかかったんです。。色々な記事を読むうちに疑問が出てきて、Googleしまくり。どうやったら分かり易くなるかなあと考えながら、表やら図も作ったりしてたら随分時間がかかってしまいました。
大陸が移動していったことや、太古の昔、どんな動植物がいたのかなど、色々なことが明らかになってはいるものの、やっぱり謎だらけなんですよね。なぜ突然、恐竜が姿を消したのかとか。有力な説はあっても断言はできないことばかり。
謎だらけで当然だな、と思います。もう昔過ぎて。。人間にはわかんないですよ。
人間の叡智を超えたものが、地球を生かしてる。
はっきり言えるのは、それだけ。
冒頭でご紹介した「地球のレッスン」は、アメリカン・ネイティブインディアンの長老と長く過ごした北山氏が、彼等が大切にしている生き方〜「地球に生きる人間」〜に還るための手引書です。
「地球は女性である」という考え方、私にはものすごくしっくりきます。
氷河期や大陸の分裂。。大きな揺さぶりが起きる度に、何かがなくなり、新たな生命体が生まれた。
45億年と言われる、悠久の時を経てなお続く地球の歴史は、良い星にしていくためのプロセスであり、彼女の大きな大きな、すべてを生かそうとする意志のもとに、私たちの命はあるのだと思います。
母なる大地という言葉の通り、まさに母親のような、どこまでも与えるだけの無償の愛を私たちは地球から受け取って生かされています。
私たちができるせめてもの恩返し、そして大きな仕事は「地球に生きる人間」として自覚を持つこと〜北山氏の伝えるネイティブインディアンの考えに共感します。
ただ生を全うする動植物と違い、考えて、行動する自由が与えられた私たちは、母なる地球を大切にするという原点に立ち返った生き方をしなければなりません。
女性は子宮でものを考えるなんて言われますが、体の中にお宮がある=聖なる存在。子宮の働き「創造し、育む」という女性に与えられた性質は地球そのものでもあります。
だから
地球のことを考えたら、私たち女性は
自分自身を慈しんで、自分を大切に生きた方がいい。
体に良くない食べ物や加工品はなるべく口にしない、という行動を取る人が増えたら農薬の使用量が減っていき、大地への負担も軽くなる。地産地消を選ぶ人が増えたら、輸送に使う排気ガスの量が減り、空気がきれいになる。
そんな風に、1人1人の小さな行動の積み重ねがきっと、環境を変えてゆく。母なる大地が喜びます。
第一歩として、日々の暮らしの中で自分を大切にすることが、地球に生きる人間としての努めにつながってゆきます。
自分を大切に生きる、というベースの上に様々な活動が生まれ、広がるのです。(パウチで扱わせていただいている商品はそんなものばかり)
私も女性ホルモンに左右される時がありますが、仕方ないと割り切ってダラダラします。何か嫌だな、変だなと思うこともしません。会いたい人にしか会わないし、食べたいものを食べたいときにいただきます。無理をしないようにしています。身勝手なおばさんだと思う人もいることでしょう(笑)
今はこんな私だけれど、周りに合わせようと頑張って、自分が誰かわからなくなっていた時期が長くあったんですよ。最初は悲しく、そのうちに麻痺してきて、うまく行ってるならそれでいいのかなと、意志なく、ただ日々をやり過ごしていた。。が、ある出来事を通して目が覚め、少しづつ、自分は今、何を感じてる?本当は何をしたい?と、自分の中に気持ちを向けて選択することを積み重ねてきました。
自分を大切にすれば、ご機嫌になり、周りにも優しくなり、本来の創造力と育み力が更に増す。そう思います。
女性は本来、奪い合いも争いも支配も嫌いです。
生みの苦しみを知っているから、命の尊さを切実に感じられます。
だから、
自分を大切にする女性が創る仕事は、
自分も周りも生かす仕事なんです。
家事や育児はその最たるものですよね。
正直に生きている人がたどり着くのは、どうやっても、地球人として生きる働き。
それは、人間としての本能に埋め込まれているから。
自分に正直になったとき、その本能につながっていくから。
昔は、男だからとか女だからとか考えるのがイヤで頑張ってたけれど、年齢を重ねてきて、それぞれ持って生まれた質が決定的に違っていることを自覚して、生かし合うことが大切なんだ、とわかってきました。男の人がいてくれているから、私たちもやっていけると思うと本当に感謝です。
私自身まだやりたいことが色々ある一方で、そろそろ、「自分を大切に働く女性」たちの輝きが増すお手伝いもしていこうと思っています。今年の中旬ごろからかな?
現代に生きる女性が、天分を生かして、母なる地球が喜ぶ世界になっていきますように。そんな願いを胸に。
あなたも、どうぞご自分を大切にしてくださいね。
地球を敬う
地球を大切にすること
それはまず女性への尊敬にはじまる
私の本棚にあった、地球についての本たち。
「ぼくは、言葉には羽根のついたものがあり、そうした言葉は風に乗って広まると信じています。ほんとうのことを伝える方法を長いこと模索してきましたが、結局は言葉を使うしかないのです。言葉は旅をし、思考も旅をします。ぼくは羽根を生やした言葉となって風に乗って旅を続けるでしょう」
ポパイなどの創刊に関わった編集者、北山さんの、詩のような響きをもつ文章がとても好きです。この本では「地球を母親として見て、その母親をいたわるように生きてきた人たちがなにを知っていたのか、どういう生き方を後の世代に伝えようとしたのか」を地球で生き残るために最低限必要なこととして知っていてほしいという願いのもと、インディアンの言い伝えや生き方を通して伝えてくれています。
「アカシックレコードからの超メッセージ」ということで、想像もできないようなことが書かれています。
「地球に生物が住めるようになるまでは、多くの時間が必要でした。地球環境を整えたのが誰だかわかりますか?それは異星人たちです。彼らは他の惑星からやってきて、地球のために働いてくれたのです。地球で生物が住める環境を整えるためには、多くの銀河連合の異星人たちの協力がなくてはならないものでした。」
「地球担当の神霊、テラ(男性)とガイア(女性)は地球上の生物が生きるためのすべてを与えています。彼らはたくさんの水をたたえる惑星にしようと、海が多い惑星にしようと、水素と酸素をたくさん積み込んで、地球を生み出しました。」
大陸移動や生命体の誕生などが、神様のどんな意識のもとで行われたのか、一般人には知る由もない内容に驚くばかりですが、「愛の星、地球」を実現させたい、世界中の人々が手をつなぎ合い、助け合ってほしい、という切実な想いがヒシヒシと伝わり、心の深いところに刺さる1冊です。人として、女性としてどう生きるべきか、愛にあふれるメッセージから浮かび上がります。
パッケージデザイナー104人による、地球に想いを寄せた作品集。作品というか、商品(またはアイディア)なんですが、左に写真、右にデザイナーのコメントが載っていて、想いを形に表わすという意味で、デザインの力のすごさを感じさせます。流行や見栄えを追った、薄っぺらなデザインがいかに世の中にあふれているか。。今後やりたいと考えている商品開発も、木を切って作られる紙を使う以上、気持ちの部分から立ち上げなくてはダメだ、と背筋が伸びるのでした。それにしても、プロのデザイナーさんの発想はすごい!
「家庭ゴミの60%が包装ゴミと言われる現実。身近にある調味料やドレッシングを卵の殻でパッケージしたらどうだろうと考えました。1人用の調味料がその卵パッケージに入っていたら、仕様時の割る楽しみに加え、各調味料によってその国や地域を世界地図で表現することで、少しでも地球環境を想ってもらい、残った殻は資源を育てる肥料になるといったメッセージを感じてもらえたら、ゴミという認識もパケージの在り方も変わっていくのではないでしょうか by 丘山丈晴氏」