ケアンズ産モリンガ製品をパウチで販売することになりました

プールで毎日泳いでいたら、髪の毛がゴワゴワで指が通らない!どうしようと焦った時、ふとケアンズで栽培されているモリンガ入りのコンディショナーのことを思い出しました。

ネットでざっと調べてみると、

モリンガオイルに含まれるオレイン酸は、人間の皮脂に近い成分で、髪や頭皮を乾燥から守る。

モリンガには、健康な髪が育つため必要なアミノ酸(タンパク質の元=髪の主成分)、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの成分がバランスよく豊富に含まれている。

ビタミンBや亜鉛、鉄などの作用が髪のツヤを出す効果を期待できる。

何か良さそう!

で、以前ブログでご紹介した製造元さんのショップに行ってみました。

おうちのプールと夕暮れ。手前はマンゴーの木です。

 

商品を買って去ろうとしたら、スタッフの方に「あなた、もしかして私たちのこと記事に買いてくれた人?」と聞かれました。

「?記事っていうか、ブログには書かせてもらったことありますよ」と答えると、「やっぱり〜!ある時から急に日本人の方が続けてやって来て買ってくれるようになったから不思議で。お客さんに聞いてみたら Keikoが紹介してたって。私たちも記事を見てみたんだけど、全部日本語だから何が書いてあるか分からなくてね(笑)」

ブログの写真で気づいたのかな。びっくりしました。

前回もただのお客として行ったので、名乗ることもなかったんですよね。お役に立てて良かったです。

 

ケアンズで栽培されているミラクルツリー・モリンガ

 

そのタイミングでガラっと2階の小窓が開き、オーナーさんが顔を出し、書類をひものついたクリップにはさみ、1階にスルスル下ろし始めました。(クラシック!)

「チャールズ!ほら、この間みんなで噂してた日本語の記事、彼女が書いたんだって!」と早口で紹介してくれたところ、「ん?なんかよく分からないけど、今行くわ」と降りて来てくれました。

「ああ、そんなことあったっけ。で、何で君の記事は読まれてるんだい?君はインポータントな人物なのか?」とすごい直球な質問が(笑)。

「いやいや、私がどうのじゃなくて、あなたの製品が興味をひいたんだと思いますよ。」

そこから、「世界中から注文が来て、生産が追いつかないくらい忙しい」と言いながらも、色々なお話を聞かせてくれたのでした。

交通事故にあい、薬漬けの何年間を送っていたのが、モリンガを飲み始めてから薬が必要なくなり、なぜか回らなかった首も回るようになったこと。

最初は取り寄せ、次に自宅の庭で栽培して知り合いの人に配ったところ人気が高まっていき、オーストラリアでまだ商業的に栽培している人がいないと知って、ビジネスにしようと決心したこと。

同じタイミングで、当時していたビジネスを売ってほしいと数人から言われたこと。

 

4ヶ月前とは言え、こんな写真を撮ったことも忘れてしまう屈託のなさがある意味すごいです(笑)

 

チャールズさんがモリンガの栽培と製品づくりを本格的に始めたのは、59才の時だったそう。「それまで、農業のノの字も知らなかった。それが今ではトラクターを運転してるんだから、人生わからないもんだ」と笑います。

。。あるドアが閉まり、あるドアが開いた。ご夫妻は、その向こうへ足を踏み出したから今があるんですね。

50代後半でもまだギアチェンジ可能なんだなあ。そう、使命を果たそうとか好きな仕事をしようとか、考え過ぎなくてもいいんだよね、なんて思いながら聞いてました。

世間に開いてる穴を埋めて、喜んでいただくのが仕事の基本。

夢中でやっていくうちに、社会的な使命(企業理念)や、自分の存在意義につながっていく

というより、実は知らず知らずのうちに、「私は人生でこんなことを果たしたい」という潜在意識のエネルギーに引っ張られて、ものごとがやってくるのだと思うのです。

だから、「これは私がやりたいことじゃない」などと限定しないで、心をオープンにして受け取ること、やってみようかな、と感じたなら、その気持ちを大事にするといいのかなと。

 

ケアンズ高原にある。Moringa Farm Australia さんのファーム。

 

。。あ、話がずれてきた。

チャールズさんいわく、モリンガだけ売ってくれっていう企業が、国内外問わず約130社あったけど、全てお断りしたとのこと。

「彼らは自社のラベルを貼って売るのさ。もしくは、ちょっと混ぜてモリンガ入り何とかを売り出したり。そうやって価格競争が始まり、農家は値段をたたかれ地位が下がる。だから、自社の “製品”しか売らないんだ」

目の前のお金につられずに、長期的な視野を持っていらっしゃるんですね。

卸はほとんどされてませんが、販売価格を統一しているのも、市場の価値を下げないためなのだと思います。

製品づくりも、こだわりが強くて。

栽培してから加工するまで1時間以内(鮮度を保ため)、加熱が必要な場合は成分が壊れないよう最低温度、全てオーダーを受けてから作るetc。

だからこそ、なんちゃって製品が出回らないように気をつけているのでしょう。

大量に仕入れて大量に作ってストックして売れば、安くなるけど、上質とは言えません。モリンガの力を届けるために、本当にまっとうなお仕事をされているんです。

「雨やお日様の量でとれ高が変わるから、すごいプレッシャーもある。でも、ケアンズ旅行の際に寄ってくれる他都市のレギュラーのお客さんもたくさんいて。発送手続きでよく見ている名前の本人と話せると、本当に嬉しいものだよ」

こんな不便な場所にわざわざ!?やっぱり、良い製品は信頼されるんですね。

 

パウダーは、お抹茶のような香りと味がして私は好き。ヨーグルトに混ぜていただいています。

 

すごいですね、へえ、と聞き入っているうちに(編集者時代のインタビューぐせが出てしまう)、彼らのモリンガ製品を私のお店(パウチ)で扱わせていただく流れになりました。

ケアンズ産のいいモノを紹介したい!という情熱は、こんなご時世でも消えてないので嬉しい。

「コロナの影響で、お店ほぼ機能してないから、ほんの少ししか仕入れられないけどいい?」と聞くと「いくつでもいいよ。冷蔵庫さえあれば」。

ということで、今回は、モリンガカプセル(250ー300粒)$79、モリンガシャンプー$21、モリンガコンディショナー$21、モリンガ石鹸$7.5、モリンガパウダー100g $56、モリンガボディローション$21を少数入荷しました。

(きのう、お店に運んだと同時にいくつか売れてしまったので、タイミングが悪いともうないかも。。その場合は言っていただければもっと入れます。もしくは事前にお問い合わせください

普通、ここで製品の説明するのでしょうが、ブログが長くなってきたので(汗)今回は省かせていただいて。。モリンガ全体としての特徴をお伝えしますね。

モリンガは、原産地インドに古くから伝わる伝統医学『アーユルヴェーダ』で、300の病気を治す事が出来る薬草として伝承されいるスーパーフード。

「ミラクルツリー」「いのちの樹」という別名もあるほどの植物です。

健康に欠かせない必須アミノ酸(9種)やアミノ酸(18種)、抗酸化物質(ビタミン類ほか46種)、消炎物質(カルシウム、オメガ3、6、9など36種)などがバランスよく豊富に含まれていて

イメージしやすい例をあげると、

●カルシウム:牛乳の20倍
●ビタミンE:アーモンドの2倍
●鉄:牛レバーの4倍
●ギャバ(イライラや不安を改善、脳の疲れにも良い成分:発芽玄米の22倍

という、すごい数字が出ています。

 

ミラクルツリー、モリンガ@Moringa Farm Australia in Cairns

 

○○が○○の何倍!っていうの、宣伝によくある文言で、私はそれほど魅かれなかったんですけど、えっ試したい!と思った最大の理由は。。

モリンガには全ての生命の根源と言われている微生物『ソマチット』が多く存在しているということでした。

『ソマチット』は体中の信号(電気信号)の伝達を担い、髪の先から足の爪の先まで健康な状態を保つように働いてくれているのだそう。

現代人は、大気汚染の影響や化学物質、食品添加物によって、ソマチットの働きが弱まっていて、それが免疫力の定価やアレルギー、白髪や薄毛の悩みにもつながっています。

モリンガにはたくさんの活発な「ソマチット」が含まれていて、細胞レベルで元気を与えてくれる

それに。

モリンガ1本の二酸化炭素吸収量は杉の木の50倍もあり、CO2削減に役立っており、極貧地域の栄養補給のために、国連WHO(世界保健機構)がモリンガを推奨しているという事実も!

 

「共存共栄」を理想としている私は、広い意味でのミラクルぶりにトキメキました。

美や健康のためにいいものを摂取したり、身体を鍛えるって、もちろんとても素晴らしい。

でも、命を機能させてくれている、1つ1つの細胞や菌(腸活も話題になってますね)が働きやすい環境になるためのケアも、身体という船の船長としては大事なことだと思いませんか?

加えて、地球全体の命の健やかさを意識するということも。。

 

地元ケアンズで、こんな宝物(しかも別名が生命の樹!)があったという驚き、そしてご縁の有り難さ。

植物ですから、即効性があるかは分かりませんが、なんか魅かれた。。という方はぜひパウチへ✨。日本にお住まいの方は、お問い合わせくださいませ。

ちなみに、冒頭で書いたコンディショナーを使ったら、指も通らなかったゴワゴワ髪に、櫛(ブラシじゃなくてクシ!)が普通に通ったのでびっくりしました。

商品説明を日本語にした通販ページを、時間を見つけて作ろうかと思ってます。

 

ショップ (パウチ) 裏話&商品

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