古代の人が仕掛けたメッセージ。淡路島の旅からの気づき
2019/09/12 やまと精神
前回のブログに、本を通して五十音に隠された宇宙の真理にちょっぴり触れたことを書きました。
古事記に日本発祥の地として登場する淡路島へ行ったちょうど後だったので、追憶して2度トリップできたような気分でいたのですが。。
翌日、またまた違うテーマが浮かび上がりました。
エジプト・イスラエルに行く予定のB嬢が「ツアーの資料として送られて来たものを見て、恵子さんに知らせねば!と思い送付させていただきます」とラインをくださったことがきっかけで。
それは、秋分とピラミッドに関するものでした。
家系に伝わる不思議な力をお持ちの彼女によると、エメラルドタブレットなるものと私は深く関わっているそうで。。
自分では全く実感がなく、壮大な話だなあ。そういえばエメラルドタブレットやトートについては、ドランヴァロ氏の本に書いてあったな。先月泊まった水輪さんにドランヴァロ氏が作ったストーンサークルがあったなって思い出した程度です。
ところでB嬢はどんなツアーに行かれるのかしら、とふと主催者の滝沢泰平氏のブログを見てみたら。。9月に入って淡路島のことを続けて書かれていました。
面識はないけれど8月に水輪でお見かけしたし、同じころに同じ場所に行ってたんだと、ちょっと不思議な気分で拝読して。。
初めて知ったのです。
私たちが淡路島で泊まった旅館に、ユダヤの遺跡があったこと!
数あるホテルの中からホテルニュー淡路を選び、館内を探検していて気になって何となく写真を撮ってた、まさにそこがひっそり遺跡がある場所だったなんて。
本当にびっくりです。
ユダヤは、第二次世界大戦の悲劇であったり、大富豪が多いぐらいしか気に留めていなかったのですが、小西温子先生から「生命の樹」を学ばせていただいて耳にすることが増えました。
(生命の樹は、ユダヤの人々が口伝で継承してきたカバラの教えの中心を為す図です。)
五十音の言霊について知った時も、生命の樹と共通するものを感じました。
始まりと終わり。「ア」と「ワ」。陰陽。生命の樹でいう一番上のスフィア「ケテル」と一番下の「マクルト」は対応していること。
その「間」でどのような感性、個性を持って世界を創って行くのかが大事だと言っていること。
言葉は神だと言っていること。
その言葉を使っている私たち1人1人に神性が宿されていることetc。
日本語とヘブライ語は、形・音・意味など、共通点が数多くあることも知られています。
日本語の帝(ミカド)に発音が似たヘブライ語「ミカドル」は「高貴なる人」という意味だったり。侍と似た発音のヘブライ語「シャムライ」は「守る者」という意味だったり。
そうそう、日本の国家「君が代」は、ヘブライ語で読むと違う意味が立ち上がるってご存知ですか?
“君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで”
”クムガ・ヨワ テオニ ヤ・チヨニ サッ・サリード イワ・オト・ナリァタ コカノ・ムーシュ・マッテ”
“立ち上がれ シオンの民 神に選ばれし者 喜べ人類を救う民として 神の預言が成就する 全地で語り鳴り響け”
語呂合わせだと言う人もいますが、私は知った時、とても驚きました。(娘の名前はシオンだし。。音が好きと言う理由で付けたんだけど。)
ソーラン節をヘブライ語で解釈する動画も見つけました。(金八先生が懐かしすぎる!)
日本とユダヤの関係は多くの方が研究され、文化的に類似していることが分かっています。
大和朝廷の設立に初めから関わったり、伊勢神宮や東大寺の大仏などの巨大な建物の建造に寄与したり、日本全国に稲荷神社や八幡神社を作って、
景教、建築、絹、薬などを日本に広めた「秦氏」は、ユダヤの失われた10支族の1つがルーツではないかと言う説も。
シルクロードを伝って、多くの人やものが東西を行き来したのだから、文化的にも融合していったのは自然な流れだと思うのですが、氏族のルーツとなると賛否両論です。
(B嬢が「恵子さんのお母さん方のご先祖様を辿ると、秦氏につながります。DNAに深く刻まれていると思いますよ」と伝えてくれました。。すごい夢物語)
加津間広之著「古事記と百神」ヒカルランド出版ーに、言霊学の権威であり、「神道から観たヘブライ研究三部書」他、多くの研究を発表されている小笠原孝次先生の「第三文明への通路」の要約が載っていました。
ここにも日本とユダヤの関係が現れているので、転載させていただきますね。(ほんの少し略しています)
●劫初以来、人類は二つの仕事をした。太古に精神文明が完成した事。現在物質文明が完成しつつあること。
●精神文明の基本原理である布斗麻邇(ふとまに)は約1万年前に完成。それが人類文明の発祥であり、基点である。
●布斗麻邇を完成させた古代の聖人たちの責任者を、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と言う。
●聖人の誰かが平地に降って布斗麻邇の原理に則った理想国家を経営する方針が決定された。その任命者を邇邇芸命(ににぎのみこと)と言う。
●三種の神器を奉持して高天原から平地へ降りたことを天孫降臨といい、その地は日本。約8千年前のこと。
●以来、世界の政治文化の中心は日本にあった。武力や経済力による権力の行使でなく、愛と叡智の権威が世界に君臨していた。
●伊邪那岐大神は、高天原の統治を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に譲られて隠居された。
●精神文明が完成し、物質文明を創造する計画がなされ、その任務の代表が須佐之男命(すさのをのみこと)。
●約5000年前より、月読命(つくよみのみこと)と共に外国で啓蒙活動をする。それが実を結び、外国の聖人たちが日本に来朝留学。その一人がモーセ。
●全世界は、須佐之男命が本格的に活躍する舞台となる。
神の「旧約」によって須佐之男命(ヘブライ名:エホバ/ヤハウェ)の事業を世界に実現するために選ばれた責任者がユダヤ民族。●第二文明である物質文明は、生存競争、弱肉強食の社会を基盤として発達。ゆえに愛と叡智である布斗麻邇の権威を封印した。崇神天皇が日本ならびに全世界の上に布斗麻邇の運用を停止したこと=天岩屋戸隠れ。
●物質文明が完成しつつあるときに、精神文明の原理を復古再現し(天岩屋戸開き)、物質文明の原理と照合し、第三の総合としての文明を樹立するという計画である。
モーゼが日本に留学に来ていたなどなど驚くべき内容ですが、人生をかけて探求を重ねた先生の見解を議論するのはおこがましいというもの。
大事なのは、昔の人が伝えようとしてきたエッセンスを自分なりに受け取って、今に生かし、そして未来に向けてつなぐことではないでしょうか。
だって、私たちが生きているのは「今」だから。
よき未来を創造するために私たちは生かされているから。
秦氏が、本当にイスラエルの王権を継承し、神の都を再建する使命をになったユダ族の末裔だったかどうかも、今となっては分かりません。
ただ、「神をたてまつる神社信仰のルーツを日本列島に築き上げた、調和と繊細な美を重んじる一族」だったという事実は真実。
時を経た今も、私たちが普通に神社にお参りに行ったり、八百の神を信じているのも事実で真実。
そのことを想う時、「神の都を再建する」という悲願を、知らず知らずのうちに受け取っている気がするのです。
ヘブライ語で、神の民と言う意味の「ヤマト」という国で。
「神の都」は、先述の「精神文明の原理を復古再現し、物質文明の原理と照合した第三の文明」なのかもしれません。
畏れ多い響きだけど、大それたことを成さなければと焦らず、
自分の内側を平和にして。内側に神殿を立て、
調和した世界をイメージして行動すること。
1人1人ができるそれは、多大な力を持っています。
私たち1人1人が平和な世界を創る担い手なんだと意識して行動に移せるように、古代の人が仕掛けた暗号がここかしこにあるのかもしれません。
淡路島を訪れたことがきっかけの、私のソウルジャーニーは、時空を超えて、古事記、言霊、ユダヤと広がって行きました。
ブログにお付き合いくださいまして、有難うございました✨