自分軸とは何か。

  2020/06/05  やまと精神

会計報告&事務が終わってホッと一息。オンラインソフトにして、会計士さんとのやり取りが楽になりました。が、数字(現実)と向き合うのは厳しかった(汗)。

日本は緊急事態が解除されましたね。

誰かが言う言葉や情報に振り回された人。落胆したり一時心が動いたとしても、自分を見失うことなく、前を向いて淡々とやるべきことを重ねた人。

自粛期間、姿勢や行動の違いが浮き彫りになったように感じます。

その違いはどこから来ているんだろうと考えると「自分軸」かなと。定義は色々あると思いますが、今日は私の考えを書いてみます。

 

 

「自分軸」は、自分にとって何が大切で、何を守りたいかという美学。

大切なものがわかっているということは、大切でないものは手放す潔さと、余分なものは纏わない軽やかさに。

守るべきものが分かっているということは、慈愛と強さにつながっていて。

自分軸がある人は、そんな中身と言葉と行動にずれがない人です

 

今回のパンデミック、日本では他国のように暴動が起こらず、多くの人々が耐えていますね。

自覚があるかどうかは別として、それは、「全体」を大切にするっていう自分軸、民度の現れではないでしょうか。

欧米の方々の自分軸の核を成すのは、”I”, 日本人は”we”。

オーストラリアの学校教育を見ても、小さな時から常に「あなたはどう考えるのか」を問われ、しっかりと強い個の軸が育まれます。

日本に流れる強さは、自己主張して相手を自分の色に染めようとするものではありません。

しなやかな、「負けない」強さです。

中にいると気づきづらいかもしれないけど、オーストラリアに住んでる私から見ると明らか。日本が他国より優れているという話でなくて、シンプルに素晴らしい美徳だと感じてます。

 

東日本大震災の後、ケアンズで行われたチャリティイベントの様子。日本の復興のために何かしたい、と多くの地元の方が立ち上がってくださいました。彼らが関わってきた日本人の方や、旅行で訪れた日本の姿によって、損得を超えた絆が育まれた結果に他なりません。

 

武士は「お家のため」を軸に、自分に恥じない生き方を貫きましたし、特攻隊は他のどの国の人も到底理解できないことを成し遂げました。「お国のため。家族と子孫のため」という精神が、日本には流れてきたのです。

普段、意識していなくても

私たちには、真ん中を大切にし、

周りと調和するDNAが流れています。

それは、実に縄文時代にも遡る在り方。

縄文の竪穴式住居は、真ん中に大黒柱があり、また集落自体も、中心にご先祖の遺体が眠る場所を据え、それを取り囲むように円状に広がっていました。

あらゆる物質は、原子核を中心にして電子が回る原子からできています。

太陽系は、中心にある太陽の周りを、惑星が自転しながら円を描いて公転して成り立っています。

ミクロからマクロまで。全ては、真ん中に大切なものが据えられて、巡りながら調和が取られている。

そんな宇宙の摂理を、日本は有史以前から脈々と、日常の中で体と心に染み込ませてきました。

 

初めて本物の日本刀を持たせてもらいました。体幹/中心軸を大切にする文化は、日本のあちこちに残っています。

 

日本人としての共通の軸の一つに「あいまい」があります。

私たちは、どちらかに決めなさい、と言われ続けて「あいまい」は良くないと思う傾向がありますが、白黒はっきりすれば良い、という訳ではないんですね。

限定しないということは、広がりがあるということだから。

自分のやり方が正しい、と固執していたら、自分以外を排除することになります。

外国人は、日本人が一つの宗教に縛られていないことに驚きます。赤ちゃんが生まれたらお宮参り、結婚式は教会、お葬式はお寺なんて普通。

さらに、宗教のような象徴がないのに、国が穏やかにまとまっているのも、彼らにとっては不思議で仕方ありません。

 

2017 年の終わりに日本を訪れた時、車から荘厳な富士山を見ることができて感激しました!

 

矛盾しているようだけれど、日本人のしなやかな強さは、「あいまいさ」に通じています。

相手との区切りをハッキリさせない。相手を立てる。異質なものを受け容れる。

これは、自分軸があるからこそできることなんです。ふわふわ流されてるのとは違う。

元々あった、大和言葉に中国から来た漢字を当てはめたり、大切なものは守りつつ、新しい形を創り出す。改めて考えると、すごいことですよね。

謙虚さと強さが、融合の美を生み出す。

「いいよ、おいで」って受け容れるオープンさと相手への敬意があれば、「自分軸」は進化します。

 

内閣府が行った「今を生きる若者の意識」という興味深い調査結果があります。

 

図表1 自分自身に満足している図表3 うまくいくかわからないことにも意欲的に取り組む

図表8 将来への希望図表7 社会現象が変えられるかもしれない

 

図表13 自国人であることに誇りを持っている図表14 自国のために役立つと思うようなことをしたい

 

自分自身に対しては辛口でも、日本のために役立ちたいと考えている若者が多いことがわかりますね。多分、年齢を問わず同じ傾向でしょう。

身体に背骨が通っているのと一緒で、私たちは、既に日本人としての軸も、個人としての軸も持っています。それを普段 意識しているかどうかの違いがあるだけ。

人間ですもの、迷ったり揺れるのは当たり前。

でも、「立ち還れる中心」があるんだ、と自覚できたら心強くありませんか?

駒は、中心の軸があるからこそ、クルクルと自由自在に動き回ります。

強く、軽やかに、自由に。

自分軸を意識した時、あなたの善きパワーは、自分にとってだけでなく、周りにいる人に対しても、そして動く範囲が大きくなれば、世界に対しても及んでいく。

改めて。あなたが大切にしたいものは何ですか?大切にしたい人は誰ですか?

背筋を伸ばし、オープンになって、澄んだ心で見つめてみてください✨

 

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