ビジネスメンター、いますか?

最近、恵子さんはビジネスのメンターいますか?と聞かれて「大自然がメンターです」と答えました。

(リクルートの創刊男の異名をとった、くらたまなぶさんは、情報誌の製作で悩んでいた時、心の霧をさーっと晴らしてくださった恩人です。1度お会いしただけだからメンターとは呼べないけど

ちなみに、メンターとは「よき助言者、指導者」と訳されています。

何人かコンサルタントさんについたことがありますが、ノウハウを教えていただく度に、やる気がなくなっていきました。

私の仕事のモチベーションは、それ面白そう!だから。過去のデータではときめかなかったのです。

結局、誰かに相談したとしても、決めて実行するのも責任を取るのも自分なのだから、自分を知ることが一番だと、納得していきました。

 

迷いがある時。。

新たな視線をくれたり、本来の自分に引き戻してくれるのは、私の場合、大自然です。

 

 

例えば、地元密着型でやってきた情報誌やお店を、他都市でも展開しませんか、とお話をいただいた時。

利益の面で言えば、おいしいかもしれないけど、気持ちが乗らない。

目が届く範囲で、自分も関わって何かを創るのが好きだし、飛行機に乗って出張に行って、考えなきゃいけないことが増えるのって、どう?

そんな時に、蜜蜂や鳥が、花粉や種を運べる範囲で生育域を広げる植物が目に入ると、やっぱりふさわしい風土で花を咲かせるのが自然だよね、とか思う訳です。

(こんな風だから、ビジネスが拡大しないんだと言われたことも。でも、自分のスタイルでやっていく方が私にとっては大事です

 

また、マーケティングの王道として、競合と比較して、優位なポジショニングを決めると教えてもらった時。

そもそも競合という感覚がないし、自分を生かせるポジションなんて、決めるもんじゃなくて、最初から決まってるんじゃないの?と思ってしまうのでした。

利益に関しても、なぜ常に右肩上がりを目指す必要があるんだろう、と不思議です。

限りなく上向きなものも、直線も自然界にはないのに。(ついでに、置いておくだけで増える “利子”も自然界にはない)

そういった発想は、熱帯雨林やグレートバリアリーフという雄大な自然に囲まれたケアンズの空気からきているのかもしれません。

 

機上から見たグレートバリアリーフ。日本列島がすっぽり入る範囲にサンゴ礁が広がっています。

 

動植物には生存競争はあるけれど、それぞれ生息域があって、個性があって、自分の命を全うしているだけで、全体として 完璧な調和が取れています。

そうして、億という気が遠くなるような時を経て存続してきた。

この摂理をビジネスで置き換えるならば、自分(たち)の個性、役割を知って、それを全うすることが大切なんじゃないかな?

全体が調和が取れていてサステイナブルであるために、与えられた役割に真摯に。

自分自身、そしてサービスや商品を磨く。

人様を大切に、競合でなく、共存する気持ちを持つ。

(そんな、天から授かった才能や魅力(天分)を生かすビジネスを提案したいし、同じ価値観の人が増えたら良いなと思い、実践サークルを作り、ビジネスセッションも始めました。)

 

全てにはリズムと寿命があるという自然界の絶対的法則。

ものごとは浮き沈みがあって当然であり、

私たちが鍛えるべきは、たおやかな適応力。

本質的なことを、声なき声で教えてくれるのが、私の場合、神羅万象なのです。

 

 

ということで、直接話ができるメンターはいないけど、憧れる仕事人はいて。

たまに、この人だったら、この事態をどういう風に考えて対処するだろうと想像して、自分とは違う大きな視点を与えてもらいます

私の場合、一番憧れているのは、フンドルトヴァッサーさん

「自然との調和」というメッセージを、絵画、建築に残したウィーン出身の天才アーティスト。可愛らしいお店から集合住宅、公共施設まで、オーストリアを代表する建築物を数多くデザインされました。

 

大阪のゴミ処理場も、彼の作品の一つです。宮崎駿監督は、思想に影響を受け、ジブリ美術館(三鷹の森)のお手本とされたそう。出典: 4travel

 

「自然に直線はない」ということで、建築でも曲線を多用し、集合住宅の屋根をガーデンにしたり。どんな作品も常識は無視。メルヘンチックで、浮世離れしているんです。

大学で教鞭を取るなど一線でご活躍後は、ニュージーランドの森の中で、オフグリッド&完全循環型の暮らしをされて天に還られました。

引退後、家の中のコンポストトイレを手作りしたり、町の公共トイレを可愛いデザインに作り変えたり。人間が自然の一部であること、全ては循環することを体現するためだったように思います。

お金に関係なく、ポリシーのあるお仕事をされ、生き方がメッセージそのものでいらした。

 

他には、D Departmentを主宰するデザイナーのナガオカケンメイさんとか。

THE BODY SHOPの創設者のアニータ・ロディックさん

「これ変じゃない?」と社会の問題を提起して、でも抗議や説得でなくて、作品や仕事を通して、淡々と理想への道筋を作る人に憧れます。

自分とのあまりの隔たりに凹んでしまいますが、進みたい方向を示してくれる存在は、まるで太陽のよう。

自然の摂理を五感で感じ、実際に事を為している(いた)方々の「姿」からインスピレーションを受け取る。それが、大きな活力になっています。

 

私はたまたま雲の上の存在ばかり浮かぶけれど、身近に憧れる仕事人がいたら素敵ですよね。

時間がある時に、5人くらいお名前、仕事や活動内容、憧れる理由を書き出してみてはいかがですか?

彼らの共通点を通して「自分がどういう仕事人で在りたいか」見えてきます。

その在り方を認識するだけで、あなたを最善の方向にガイドしてくれる、セルフメンター(新しいあなた!)が誕生するかもしれません。

 

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