ビジネスのオンライン化について思うこと。
2020/05/16 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
日本にいるカオリさんとウェブサイト製作の打ち合わせをしました。
美容師さんなので、まさかオンラインでサービスができると思っていなかったそうですが、逆にオンラインにしたら、距離の壁がなくなって喜ぶお客様が増えますよね!って、一緒になって嬉しくなった。
カオリさんのサービスの内容は、ヘナ染め。
「ヘナ愛」は、話を重ねるごとにずんずん響いて、しかも大きくなってます。
私のサロンで髪を染めて!じゃなく、どこで買ってもいいよ、でも心にもカラダにも素敵なことがいっぱいだから、暮らしを豊かにするために、ヘナを取り入れたらどうですか?
というナチュラルな提案なんです。
自分が大好きで、分かち合いたいという、とても素直な欲求。
ここに美容師さんというプロの経歴が重なるのだから、お客様視線で普通に嬉しいですよね。
ウェブサイトでどんな風に、彼女のピュアさを表現できるかなとドキドキワクワクしています。
そう、実は私ひっそりとウェブサイトの製作も請け負っているんですね。セッションかコンセプトワークを受けていただいた方限定で。
なぜ宣伝しないかと言うと、誰のでも作れると言う器用さが自分にないからです。。
素敵なテンプレートが山ほど配布されているので、当てはめて、小綺麗な写真とキャッチーなタイトルつけたらウェブサイトはできる。
でも、その方の奥から発せられる崇高な光に触れて、感動して、表現したい!と言う編集者魂が燃える。。そんなプロセスを含んだお仕事をしたいから、製作のみではお受けできないのです。
(普通はコンサル付きでウェブサイト製作しますって謳うんだろうな。。でもコンサルという言葉、私に似合わない・笑)
お客様の要望に合わせるという視点は必要だけど、迎合するだけではハッピーで持続的なビジネスにはならないと思っているので、オンラインでミーティングを重ね、自分と向き合っていただく時間を取って。
想いを、一緒に言語化する作業が終わってから、ウェブサイトの製作。
どんなシーンで撮ったどんな写真があって、どんな色使いで、キャッチコピーで。。って考えながら作業するので、手っ取り早くはできません。
普通の業者さんだったら、効率悪くてやらないと思います。
でも、そのスタイルが好きなんですよね。
感覚、在り方が似ているハートの声♡マイスター厚美さんのサイト。ケアンズでの撮影、取材、ウェブ製作全てに関わらせていただきました。ナチュラルな大人女性の雰囲気がすごく素敵。
情報誌を立ち上げた時から、いや学級新聞や卒業文集を率先して作っていた子ども時代から、ショップ運営に到るまで。
ずっと「価値あるもの」を見出して、「見て見て!素敵なもの見つけた!」って他の人に伝えるのが好きでやってきて。
ウェブサイトと表現手段が変わっても、年をとってもこの方&こんな素晴らしいことが知られてないのはもったいない。という原動力は変わらない。
誇りと愛を持って仕事をしている人を尊敬しています。
そして、お客様を幸せにする方が増えたら、ハッピーの循環が大きくなって、今よりちょっぴり素敵な世の中になる。。と思うとワクワクします!
パンデミックの影響で、ビジネスのオンライン化という声をよく聞くようになりました。
私もオーストラリアに住んでいながら、日本でのセミナーに参加できたり、オンライン講座があるのはとても有難く思っています。
気をつけたいのは、「自分都合」でサービスをオンライン化しようとしてないかどうか。
何事もそうですが、スタート時の発想が結果になります。
厚美さんもカオリさんも共通して「お客様のことを思ったら、オンラインでフォローできることがあるかも」という発想をお持ちです。
例えば、カオリさんは顔出しは苦手だけど、ヘナの染め方は口で説明するより動画の方が分かりやすいから頑張って挑戦する!とか。
厚美さんのセッション後のオンラインフォローは、1つのセッションほどの重みと愛があるとか。
主語がお客様なんですね。
特に外出規制がかかっている今は、思いやりがとても大切。
サービスや商品をオンライン化する時は、寄り添う気持ちを一層心がけたいところです。
一般的な集客ハウツーを一通り学んで実践してみたけれど(上の図で言う左)、私には合わなかったので止めました。
で、やり方を手放したら、何故か見つけてくださる方がいる、というご縁に感謝が募るばかりになった!
ブログ経由で繋がってくださる方が多いのだけど、どうやってこのブログにたどり着いたか聞いても9割くらいの方は「分からない or 覚えてない」っておっしゃるんですよ。
セッションや旅やグラフィックデザインなどのサービスを申し込んでくださる理由も、9割くらいの方が「直感」とおっしゃる。
オンラインが入口であっても、似ている人どうし(計算してない・感覚派)って引き合うんだなあと、この数年、実感しています。
最初から盛ってない自分を出しているので無理がないし、お互いにゴリヤク的な期待でなくて、響きあいでつながるので温かい。南半球にいるのに、有難いです。本当に。
リアルとオンラインが交錯して世界が広がる。
でも、時代が変わっても変わらず中心にあるのは、
人の内側から発せられる崇高な光。
テクノロジーの恩恵を享受して、ご縁を大切にした仕事をしたいと思ってます♡