引き寄せるのでなく、満たして溢れ出ることでご縁がつながっていく「泉」マーケティング
2020/02/28 天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス
前回のブログで、サービスや商品を作る時の私の在り方をお話ししました。
読んでいただいた方は感じられたと思うのですが。何というか。。「狙って」ません。
(1998年「顧客獲得実践会」は、名称からして「獲得」と肉食系?だったのと対照的に。)
お客様とのファーストコンタクトの21日以内にお礼の連絡(メールより手書きの葉書が良い)◯日後には、こう言った内容で連絡、関係性を継続するためにニュースレターを書くetc.
反応が出るノウハウは、色々と体系化されています。
(私もクライアントさんのウェブサイトは、コンバージョン率を高めるセオリーに沿って作っています)
マーケティングは科学なので、忠実に再現すれば結果になります。
でも私は落ちこぼれてしまい、自己流でやってきた、というお話が前回のブログでした。
不器用&言葉に敏感なので、ご縁のある方を「リスト」と呼ぶこと自体がもうだめだったんです(笑)
ビジネスを軌道に乗せるなら、メルマガが必須。
いくつかの配信スタンドにトライしてみたけど、リストやらスプリットテストやら、セグメントやら、「人」扱いしてないような気がしたし、売るがために人様の受信箱にメールを送るのが、私には合っておらず辞めました。
この人のメルマガを読みたい!と申し込んでいただいたのならいいんですけどね。
無料のものを取り寄せてみたら(無料オファー)、その流れで誰だか忘れてしまった人からメールが来る、というのが「?」で。
江戸時代の商人は、火事があると顧客台帳を持って逃げたと言うくらい、名簿はビジネスをする上での基本。
自分が書いていて楽しいなら、メルマガは最強だと思います。
私は、手紙を書くなら、お顔が分かる方に向けて書きたい、一方通行でなくてコミュニケーションがあると楽しいな、と思ったので、メルマガでなくてコミュニティ(サークル)を作りました。
何が正しいということも、魔法の処方箋もないので、自分の価値観を知り、合ったやり方を選ぶしかありません。
Facebookの友達もブログのPVもさほど多くないけど、温かくて濃いつながりをいただいていることが私にとって喜び。これからのビジネスも、質や分かち合いが重視されると思っています。
つながる方の数は、ビジョンや努力によって、天が適切な計らいをしてくれるでしょう。
(ノウハウにのっとれば増えるけど、質を伴った人数という意味で)。
絶対フォロワー数、何人にしたい!とか拘らずに、やるだけのことをしながら、委ねたらいいと思うんです。
現在のところ、私がサービスの告知をしているのは唯一ブログですが、更新頻度は低いです(汗)
回転率を上げれば反応が変わるだろうと頭では分かっていつつ、「あー書かなくちゃ」という義務感では書きません。
自分の時間や「何か書きたいな」というフィーリングを大事にしているのです。
何故かというと、書いている時の「波動/エネルギー」が反映されるから。
どんなモノ作りでも同じですよね。身近な例で言えば、嫌々作った料理より、愛情のこもった手料理は格段美味しいみたいな。
人って、思った以上にノンバーバルで色々なことを感じ取っています。
発信のツールは、ブログでなく、LINEでも YouTubeでもFacebookでも組み合わせても。自分が無理なく取り掛かれるものであれば何でも良くて。
このやり方で成功している人が多いとか、誰かにアドバイスされたから、と言う判断基準を抜けて、「自分とフィットしているか」そして「幸せにしたいお客様が目にする媒体は何か」を意識することをお勧めします。
楽しく、しかも頻繁に発信できるなら、それが最幸&最強!
支持を得ている方は決まって、毎日のように発信されています。やっぱり努力に勝るものはありません。
総じて言いたいのは、
外でなくて、自分に目を向けようということ。
情報やら人脈やら知識やら。。
もっともっとインプットしようという態度でなく、
自分から溢れ出ることを
素直にアウトプット(表現)しようということ。
目の前にいるお客様に誠実に関わろうということ。
技術やノウハウではなくて、それだけなんです。
瞬息で利益が増えることはないけど、私が25年も雇われずに働いて来られたのは、心と一致していて無理がなかったからだと思う。
もちろんリリースしても反応がないもの、トライしたけど売れなかったものも、結構ありますよ。お金も飛ばしました(汗)。
そんな時はズーンと凹むけど、サービスや商品自体に需要がなかっただけで、「自分を否定されたのではない」と気持ちを切り替えるようにしています。
どんな風に働いてきたかを、在り方が似ている厚美さんと話していた時、
「引き寄せじゃなくて、溢れ出る「泉」みたいなマーケティングですよね」と口をついて出たので、ブログのタイトルにしてみました。
泉って、静かにこんこんと湧き出ていて、綺麗な水を求める動物が寛ぐイメージじゃないですか。主張してないけど、何となく憩いの場になっていて。
他の例えで言うなら、王道のマーケティングは、完成度の高いメイク。
技術を学んだら、速攻で見かけが変わり、人を引きつける。
泉マーケティングは、地道にスキンケアをしている感じ。
食や適度な運動など、生活から見直して、自分の肌質に合ったお化粧水や保湿液を使う、みたいな。
即効性はないけど、自分を労ってる感がじんわりと嬉しくて、少しづつお肌に艶めきが出て、内面から滲み出る何かに引きつけられた人だけが寄って来る。
「共感」を呼ぶにはどうしたらいいんだろう?じゃないんです。
人様をコントロールするのじゃなくて、まずは自分自身に集中して、満たしていくんです。
中身と言っていること、やっていることが一致している人には、安心感や信頼を覚えますよね。
なぜ私のところに来てくださったんですか?と質問しても「直感です」とう答えが多くて、強みの発見にはならなかったけど。。
こちらから強くアピールしなくても、人は言葉にできない何かを敏感に感じ取る力を持っている。そこをもっと信じて良いと実感しています。
泉のようにお仕事をすると、共感する方とだけつながるから、本当に嬉しいのですよ。
私は、仕事内容は様々だけど、毎回、出会えたお客様に感動しています。
お1人お1人がなんて素敵なんだろう、と本気で思う。
ミリオネアでなくても、本当に豊かで有難いなと思う。
「今足りないから埋める」ことでなくて、「今ある豊さ」にフォーカスする人が増えたら、争いもなくなっていくだろうし、資源を取り尽くすこともなくなって、地球にも優しいですよね。
私みたいなやり方でも、ビジネスとして続いている人がいるんだ、と少しでも励みになれたら良いなと言う気持ちで書いてみました。
マーケティングもビジネスも、競争やカリカリしたものでなくて 優しい営みです。
元々、誰かを幸せにするために生まれたものですから。。!
よろしかったら、そんな美ジネスをご一緒に実践していきましょう。