パースの沖合18km。可愛すぎたクォッカやビーチの美しさに感動したロットネスト島
2018/03/05 スローライフ日記
パースの旅ブログ、第2弾は、ロットネスト島です。お目当ては、ピカチュウのモデルとも言われるクォッカというキュートな有袋類。
実は初耳だったのですが、ワイナリー巡りツアーのパンフレットを見ていた私は、娘が差し出したクォッカが表紙のパンフレットを見て、即座にワインは止めました(笑)こんなに可愛いくて、この島以外はほとんど生息していないと聞いたら、ぜひ会いたい!
ロットネスト島は、パースの沖合18kmの「約60%が手つかずの自然。A級自然保護に指定されている癒しのエコアイランド」。クォッカはじめ、独特の生態系を保っている貴重な場所です。(ちなみに、上陸したオランダ人の探検家が、クォッカをネズミと間違えたのが名前の由来とか)
わたし達は、フリーマントルという昔ながらの港町をバスで周遊してからフェリーに乗るツアーに参加。トラムツアーのドライバーガイドさんは、フリーマントルに代々住む生粋のオージーで、ユーモアたっぷりに案内してくれて最高でした!
港から島まではフェリーでたったの25分。インド洋を碧さにうっとりしていたらあっという間に到着しました。年間50万人が訪れるパースで人気NO1の観光地とだけあって、フェリーは満員。
島に降り立つと、ちょっとしたお店やベーカリー、カフェ、子どもたちのウォーターパークもあって賑やかでした。
サイクリングという気分でもなかったので、クォッカを探しにあてもなく島を散策することに。原生のブッシュの小道を歩いていたら、こんな見晴し台を見つけました。
道すがら目の前に広がるのは、西オーストラリア独特の植物で、わたしが以前から興味を持っているオーストラリアンワイルドフラワー。9〜11月にはそれらが咲くそうなので、また来たいな。同じころ3万頭にも及ぶザトウクジラも島周辺にやってくるそうですよ。
「フンは一杯あるのに、クォッカの姿が見えないね。。」としょんぼりメインエリアに戻ると、あれ?こんな所に何匹も。あっさり会うことができました!
うわさ通りの可愛さで、人懐っこいところがまた可愛い♥(天敵がいないから警戒心がないとのこと。でも絶滅危惧種になっているので、人間が食べ物を与えたりしてはいけません)
しばし見とれていると、だんだん動きがスローになってきて何と寝てしまいました。。その姿も可愛過ぎて、えーっ?って感じです。(笑) 周りを見たら、他の子たちも寝始めました。
意外なところでクォッカに出逢えて満足した私たちは、更に島を散策。島内に63カ所もあるというビーチの1つへ行ってみることにしました。
海の美しさは、ちょっと言葉で表現しづらい。「100種類を超えるトロピカルフィッシュやサンゴ礁が生息。サンゴ礁が生息する緯度の南限としてギネスブックにも掲載」とのこと。水が透き通っているので、珊瑚が道からも見えました。平均水温が夏季23度、冬季19度ということで年中シュノーケリングやマリンアクティビティが楽しめるようです。
道沿いには、コテージが並んでいて、優雅に庭でランチをしている家族連れや、学生さんたちを見かけました。大人も子どもも楽しめるホリデーになること間違いなしですね。
公式サイトによると「この島周辺に流れるルーインカレントという暖流のおかげで、島の温度はメインランドと比べて、夏は涼しく、冬は暖かい」そうなので、最高のリゾートデスティネーションだと思います。
ビーチはもちろん美しく。。夏期はクラゲやワニを心配しなければならないケアンズのビーチとは違って、無防備に泳げます。南国の海に慣れているので、椰子の樹や、日陰がないのは少し参ってしまったけど、本当にクリスタルクリアな海で、頭の中も完全に空っぽ。
帰り道、またまた可愛いクォッカに出逢えたので写真をお届けしますね。(表情が違うのでしつこいけど2枚)。ほんと、見てるだけで笑顔になってしまう癒し系の動物でした。