身体を通して自分と向き合う
2019/04/30 スローライフ日記
先日、誕生日を迎えました。
これまでの誕生日も心境や出来事をブログに書いていますが、結構イベントがあって内容も前向き。
2019年はいつになく自分と向き合い、振り返る時間となりました。
というのも、このままじゃダメだよと身体が教えてくれたから。
喉のつまり感という症状が続き、気づいたら体重が半年弱で5kgも減っていたのです。仕方なく検査してもらいました。こんなにお医者さんのところに行くのは、20年以上前の出産以来。
レントゲンやら血液検査やらエコーやら、しまいには胃カメラまでやって、色んな方向から中を見ました。
正直、怖かったです。
結婚したとき、すでに亡くなっていた義父と私は誕生日が一緒。彼は1日の入院ですむはずの簡単な手術を受けて、50代で帰らぬ人となったのでした。しかも、首周りの手術です。
考え過ぎてもいいことないんだけど、不安でぐるぐるする中、すごく根本的なところで、私は生きたいんだな、と改めて分かりました。やりたいことも、達成できていないことも多すぎる。
胃カメラ検査を受けるまで 喉に問題があると思っていたので、自分の内面と喉の関係について思いを巡らせました。
喉は、チャクラで言うと5番め。色はブルー。
キーワードで知られているのは「変容・表現・コミュニケーション」など。
自分以外のことを表現するのは好きなんです。16年も編集者をして、常にいいものや場所、素敵な人のことをお伝えしてきたくらいで。
今やっているショップも、紙媒体が店という空間になっただけで、やっていることは同じ。
それなのに、仕事を離れた対人関係においては、想いをあまり表現できない。波風が立つのがいやで、思うことがあってもグッと飲み込む癖がついていました。
興味深かったのは、偶然ケアンズにいらしていた、身体の声を聴くことができる整体師、淳史さんの施術を受けた時。
彼が軽く肩に手を触れたら、私の上半身が反時計回りに円を描くように回り出しました。
「これが自然治癒力です。身体はバランスの取り方を知っているんですよ。自分を信じてくださいね」と説明を受け、身体ってすごい!と感動しました。
全身をスキャンしたあと「首の右側がつってます。(レントゲンでも首が左から押されていると出てたので合致)でも原因は右足の親指の付け根のようです。30年くらい前に、ここを痛めたことありませんか?」と。
うーん。。と思い出していたら、そう言えば30年前、外国でバイクに乗っていて事故を起こして大怪我した!
それは、まさに言いたいことを言わずに我慢したがために起こした事故でした。
そんなに長い間、この習慣を続けてたんだ、と愕然。これを機に、3月にある決断と行動をしました。
胃カメラの結果、喉は何ともなくて、原因は胃炎であることが分かって、更にいろんなことが繋がっていきます。
胃の辺りのチャクラのキーワードは「自尊心・自己肯定感・評価」、色は黄色。
周り優先でやってきて、何かあると、私悪いことしたかな?と自分を責める。この内容で喜んでもらえるかな?とどこか自分が創るものやサービスを信じきれない。
行き着くところ、私は自分への信頼感が足りなくて、自分を大切にして来れていなかったのです。
そして、喉は、表現することに対する「恐れ」を表しているんだ、と思いました。多分、今年新しく始めた仕事のこと。評価されるのが怖い。変わるのが怖い。
。。自尊心の低さが全てを引き起こしていました。
時代は令和になると言うのに。
為すべきことを為せと、環境も命も与えられていると言うのに!
こうして、自分でも気づかなかった深層心理を見事に教えてくれた「身体」は自分と深く繋がる鍵だと実感しています。魂に刻まれた本当の願いと行動がズレてくると、教えてくれるのですね。
自分にもっとコミットし、喜ばす。
誠意を込めて、これ以上でもこれ以下でもない・ありのままの自分が差出せるものを、世界に開示する。
余分な感情はどんどん取り払って、シンプルに軽やかになる。
そして、身体ともっと仲良くなって、この身体を使って、限りある時間の中で、想いを形にしていこう。
そう誓った52回目の誕生日でした。