曖昧の、溶け合うことの美しさ
2017/08/09 スローライフ日記
1年ぶりにケアンズを訪れたお友達と夕ご飯することになり、なぜかビーチに行きたい気分だったので車を走らせました。
車を降りたら、息を飲むような美しさ!
ざざーん、と静かに波打つ水面は限りなく穏やかで、月明かりを映し出しています。
荒立てるものは何もなく、遠くまでキラキラと光っていました。
どうやら満月前夜だったようです。
眺めているうちに、月が照らす水面と空の境界線がなくなってきて。
私たちの世界は曖昧なのだなあと思いました。
溶け合うことの、なんという美しさ。
なんという穏やかで静かな満たされ感。
夕ご飯の後、やわらかくて立派なユーカリの樹にそっと触れ
(このリゾート地は樹を切らないように、建物が立っているのです)
私が吐く息をこの樹が取り入れ、この樹が放つ酸素を私が取り入れていることを感じました。
ああ、命とは、受け取りあうことだ。
受け取り、交流することが生かし合うことだ。
樹々も私も、海も空も月も境界線がなくなっていく。
そこにあるのは、ひとつに重なるエクスタシー。
まろやかな月明かりをこの上なく美しく映すのは、乱れのない穏やかな水面です。
受け取り、映し出すことができる穏やかな私でいたいと思いました。
命っていうのは、本当はひとつで、境界線はない。
白黒はっきりつけること、競争、私利私欲からくる拡大。。そこに至福がないのは、私たちは知っているから。
溶け合う至福の中で、命が光る。
8月14日(月)催行、「バニラ農園を訪ねる1日ツアー」のモニターさんを募集しています。
パウチトラベルを立ち上げて、どんなツアーを創りたいかたくさん話し合って、準備を進めて、ここまで来ました。
このバニラ農園ツアーでは、おそらく世界で唯一?バニラの受粉体験ができます。(8月〜12月の間だけ)
栽培者のマットと一緒に、バニラティーやバニラを使ったお菓子をいただいたり、高原まで足を伸ばして、雄大な景色を楽しみながら屋外のカフェでランチをしたり。美しい渓谷に寄ったり。そんな1日です。
でも、このツアーを私が本当に創った理由は「人間力」に触れていただきたいということ。
自分らしく生きることを何よりも大切にするマットとフィオーナ。彼等の音色に共鳴した活動が広がっている様のほんの一部を感じていただきたくて企画しました。
実際のツアーでは、お説教するわけでもなく(笑)、ただ一緒に時を過ごしていただくことになりますが、自分らしくハッピーに生きたいと思っている方には何か響くものがあると思います。
●日時:8月14日(月)8.30am〜5pm
●含まれるもの:バスツアー、日本語ガイド(私も同行します)、バニラ農園でバニラの受粉体験、マットを囲んだモーニングティー(バニラティーやバニラ入りクッキーなど) 、ケアンズ高原でのランチ、渓谷でのゆったりタイム
モニターツアーは、流れなどを見たり、ご意見をいただいたり、撮影をさせていただくために行います。ですので、通常$190のところ、$60でご提供いたします。(正直、実費にも満たない金額です)
こんな方がご参加いただけたら嬉しいです。
●ケアンズ在住2年以内、または観光/学生/WHビザでいらしている方
●感想を書いていただける方
●写真撮影と写真をHPなどで使用OKな方
ツアーの詳細:https://pouch-australia.com/tour1/#vanilla