不思議なご縁
2020/06/19 スローライフ日記
オンライン美術講座「仏教の世界観と日本美術 鎌倉・室町・安土桃山〜禅の世界」を受講しました。
お誘いくださったのは、大学時代の先輩、伊藤真琴さん。画面越しではありますが、なんと!30年ぶりのご対面でした。学生時代から優しくて可愛いらしかったけれど、雰囲気そのまま、透明感と美しさに磨きがかかってらした♡
現在は、オリジナルの「桜氣功」を地元・茅ヶ崎で教えていらっしゃるそう。
HPを見たら「森羅万象すべてに宿る、八百万の神の意識。古来からの日本人の感性に、チベットでの自然との氣の交流の悦びを重ねあわせた 風~波~樹々~桜と自然界のエナジーを模写した氣功」と説明が。
なんて素敵なコンセプトでしょうか。近かったら教えて欲しい!
美術講座をしてくださった内山画伯は、二条城ほか各地で個展を開いている芸大出身の日本画家。先日スケッチ本を出版されました。
「恵子さん、鎖国状態ですね。
富士山と桜と菜の花の絵(印刷のものですが)と、内山さんの四季のスケッチの本を2人からプレゼントにお送りします。オーストラリアに住んでいらっしゃる方とほっと和んでもらえると嬉しいです」
という、温かい心遣いを感じるメッセージを真琴先輩が送ってくださったのは、オーストラリアのロックダウン真っ最中。
桜にノスタルジーを感じながら、いつ帰国できるのかなあなんて考えていたので、本当に優しさが滲みました。
真琴先輩は、内山画伯、そしてサウンドセラピストの高橋誠氏と3人で、茅ヶ崎をベースに「一般社団法人さくらハーモニー」を結成されています。
この法人は、様々な角度から「社会の変化に伴った人々の心と体の健康を促進し、命の豊かさを提案すること」を目的としているのだそう。
今回改めて活動内容を読んで感動したので、勝手にブログに書いています(笑)
結成時のfacebookには
「自然との共感的知性、人のからだも自然界の一部🌸
そのよろこびをアートで、動きでお伝えしてゆきたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
自然界への祈りの演奏、老子のお話どうぞよろしくお願いします🌸」と真琴先輩のコメントが。
(高橋誠さんは、サウンドセラピスト・古代楽器演奏家・フォトグラファー。ディジュリドゥを吹き始めてからの気づきをきっかけに「生命音響研究会」を立ち上げ、One∞Dance 創始者でもいらっしゃいます。)
さくらハーモニーさんと皆さんのご活躍は、インターネットで読ませていただいただけですが、地域の医療団体や施設などとの連携の輪を広げていらして。
こんなにやわらかく、崇高な知性と才能が混ざり合って、力強い活動に昇華されてることがとても眩しく、新たな希望の形を見せていただきました。
私の仕事観の基本は、宇宙から降ろされているもの でして。
天命を生きるということは、自分に与えられた役割(仕事)を全うすること、天(宇宙)からのCalling に応えることだと思っています。
それは、周りの人たちと協力しながら、より良い世界を創るための道。
自分が精進して、器が調って大きくなる度に、貢献先が身近なところから広がって、ステージにふさわしいCallingが与えられるのではないかと。
(自分の天命って何だろう?と悩むより、目の前の人を大切にして、思いついたことや、やるべきことを真面目に重ねていくことが大事だと思ってます)
さくらハーモニーさんは、人々の心と体の健康を促進し、命の豊かさを提案するというコンパスに沿って、遠くまで行かれるのだろうな。
改めて、私はまだまだ。。
本当は今年、皆さんをケアンズでお迎えしてアボリジニの聖地を訪れる予定だったんですよね。
雄大な自然の中で、命と向き合う活動をされている皆さんと過ごせたら、どんな響きが生まれたことでしょう。
真琴先輩は、学部でなくてESSという英語サークルの先輩。
私はガイドセクションで、週末、鎌倉の駅で外人さんをナンパして(笑)、鎌倉近辺の観光地を英語で案内させていただく活動をしていました。
別れ際、ポケットアトララス(地図帳)を開いて、その方のお名前が書かれた付箋を、出身地の場所に貼ってもらうんです。ヨーロッパ、中東、アメリカ、オーストラリア。。地図帳は4年間でいっぱいになりました。
そこはどんな場所なんだろう。世界の広さ。異文化への憧れ。日本の文化の一部を拙い英語で説明して、感動していただけたこと。たった1日でも交流できた嬉しさ。
思い出が蘇り、異文化交流は私の魂の喜びであることを再認識しました。
そして、すごい勝手な妄想も湧いてしまった。
熱帯雨林を背景にした私の庭で、アボリジニの人たちと高橋さんのディジュリドゥのセッションや、日本の美を体感できるような、文化が優しく交わるひとときを、オージー初め色んな人と一緒に楽しく過ごすという。。
音まで聴こえてます(笑)。
不思議なのは、卒業してから1度もお会いしていなかった真琴先輩と、このタイミングで再び繋がれたこと。
先輩が力を注いでいるご活動や、お仲間の志が私のそれとリンクしていること。
(太古とか融合とか、叡智とか、響命とか、調和とか、縄文とか、命とか、使う単語もよく似てる)
ツアーのお問い合わせをいただいた時は、全然そんなこと知らなかったので、改めて驚いています。本当にご縁というのは人間にははかることのできない有難いものですね。
いつか、オーストラリアの大地でお目にかかれる日を楽しみにしています✨