魂が喜ぶ商品企画オンライン講座、できました!

作ろうと思い立ってから年を跨いで、やっと完成しました。

ご案内のページはこちらです)

 

そもそも、講師でもコンサルタントでもなく、一介の働き人である私が講座を作ろうと思ったのは、パンデミックがあったことが大きかったです。

「どうやって想いを形にしてるんですか?」としばしば聞かれることがあっても、うーん。単純だからかなあで片付けてきました。(あまり考えすぎず、とりあえずやってみるので)。

私のやり方は王道からずれているし、わざわざ人様にお伝えすることでもない。

でも、時代が本当に大きく動いている今。1人1人の方が力を発揮しないとダメなんじゃないか。作りたいものがあるなら形にしないと、世の中にとって損失にすらなりかねない。

そんな風に思えてきて。

私が行っているプロセスをシェアさせていただくことで、こんな人でも出来るんだって、少しでも励みになったらいいのかも。。と心境が変わり、苦労の末(いやほんと、思いの外大変でした。。)出来上がりました。

 

講座の内容は、「宇宙・自然の摂理や、太古から受け継がれてきた智慧をベースに、商品やサービスを企画する」というものです。

宇宙?太古? ???ですよね(笑)

ビジネスセミナーやコンサルティングにずいぶんと時間やお金を費やして頑張ったけど、どうしても違和感がぬぐえない部分があり、自分の直感や想いを信じようと開き直ったときに「指針」となったのが、それらだったのです。

「誰か」が成功した方法や、この100年くらいで出来上がったノウハウをなぞってても、時代の流れとともに風化してしまう

それならば、宇宙とつながっていた太古の人々の在り方や、考え方などに垣間見える、普遍的な真理を求めたい。

そうしてエッセンスを自分なりに応用してきて、結局、仕事といえども「人としてどう周りと調和して生きるか」につながるのだと、実感している次第です。

 

講座は「魂が喜ぶ」という冠がついている段階で、スピリチュアル系に聞こえるかもしれないけれど、人が働くことの本質を大切にしたいと思っているだけで、普通に頭も使って企画します。

 

無意識で考えたり行動してきたパターンを、どうやってお伝えしたらよいのか、かなり悩みましたが、ある時、生命の樹を使おうと閃いたことが突破口となりました。

生命の樹は、ユダヤの人々が口伝してきたカバラの教えの中心を為していて、「宇宙の真理を形で表した図形」とされます。

形だから色んな解釈ができるのですが、その中の「創造のプロセス」に注目したらどうだろう?と思いついたんですね。

そして、カバラが伝えるプロセスを商品企画に置き換えてみたら、説明できたんです!自分が今まで無意識でしていたことが。

 

 

私が手掛けた最初の商品は、フリーペーパーでした。

起業という言葉を聞いたこともなかったバブル期、大企業に就職して3高の男性と結婚するのが女性の花道だと言われていたときに、オーストラリアの田舎で創刊。

結婚して住むことになった土地のことをもっと知りたいけど、情報源がほとんどなかったから(インターネットが出る前でした)、自分で作ろうという単純な発想からの出発。

当時、大京さんがゴルフ場やグリーン島など、ケアンズで大規模の開発を進めていて、昔からいるローカルの中には、日本人が荒らしにきた、と思っている人も少なくありませんでした。

(結果、市の経済は潤い、雇用も増え、大京さんは尊敬される存在となったのですが)

20代のどこの馬の骨とも分からない日本人女子が「情報誌をつくるので広告を買ってください」と言っても、反応はなかなか冷たかったです。

少しでも壁を取ってもらうため「マーフィー」という名字を使い、「君の顔で、ポテト(アイルランドの比喩)の名前かい」という冗談が出ると、距離がほんの少し縮まったようでほっとした記憶があります。

肝心の印刷所も半信半疑だったのか、見積もりさえくれない所も。依頼先が決まったものの、前払いでないと仕事は受けない、という条件つきでした(今思えば真っ当ですね)。

しかも、刷る人は日本語の文字を見たこともなく「やけに線が多いな。」と文字がつぶれるのを懸念してインクの量を減らしたようで、全体が薄い!

印刷所に通って、一緒に色味の調整をしたりしました。

版下をつくるコンピューターさえも、今のようにマルチリンガルでなく、日本語OSと日本語対応ソフトをインストールせねばならず、そんな知恵を持つテクニシャンを探すのも一苦労。

本当に起動するのか?当時の私にとっての大金をかけた、市場に出てまもないマックのスタートボタンをドキドキしながら押した記憶があります。

 

細かいことは忘れてしまいましたが、すんなりとはいかないスタート。

でも、若気の至りで、不安よりワクワクの方が勝ってたんです。

「フリーペーパー?作ったことあるの?やり方知ってるの?無謀じゃない?」「経営のことわかってないのに、あまい」的なこともよく言われたけど、耳では聞いても、心に受け入れなかった。

「何だかんだ言っても、この人たちに迷惑がかかる訳じゃない。自分で責任取るならいいじゃない」。。生意気にもそう思ってたんですね。

 

自宅の一階をオフィスに改装して発行していたころ。出産もあってどうなることかと、もがいていた時に助けてくれた皆さんのお陰で続けることができました。

 

その後の苦労はさておき、私の仕事は、いつもこんな風に「あったらいいのに」から始まるか、「こんなことして欲しい」とご依頼いただいて「私が?」と思いつつやってみるかのどちらかです。

「流行っているから、売れそうだから」では始めません。

別にかっこつけている訳じゃなくて、創ってみたらどうなるんだろう?という好奇心と、究極、やらなかった時の後悔の方が怖いから。

たぶん、死ぬときに「何であの時やってみなかったんだろう」と思うのが嫌なのでしょう。

1995年以来、自然と展開した仕事(グラフィックデザインや翻訳、メディアコーディネートなど)、スタッフさんの希望で展開した仕事(イベントやオリジナルTシャツ製作など)、お店、ツアーと、動機は様々ながら、多岐にわたる商品やサービスが誕生しました。

頓挫したものも、金銭的に潤わなかったものも、10年20年と支持されているものもあります。

はっきりと言えるのは、自分の心に偽りなく進んできて良かった、ということ。

「こんなサービス(商品)があったらいいのに」という想いが形になって「こんなもの探してました」と言ってくださる方と響き合えることは、本当に満たされる、かけがえのない体験だからです。

試行錯誤と大変さもつきまとったけれど、それ以上の対価(お金も、お金を超えた豊かさも)がもたらされたと思います。

 

機会をいただいて、幸せな働き方についてお話しさせていただいたことも。

 

 

お金をたくさん稼いでいる人=影響力のある人=成功者と、私たちは自然に思ってしまいますよね。

私も、「稼いでないビジネスは美しくない」と言われてショックを受けたことがあります。

確かに、世間に認められないこと(売上が立たないビジネス)をやり続けるのは、単なる自己満足なのかもしれません。

だからといって、移ろいやすい世間に受け入れられることを起点として、大切な人生の時間やエネルギーを費やし続けて、本当に幸せなのでしょうか?

もちろん、お金を増やすゲームとしてビジネスを楽しめるなら、経済と心のゆとりを持って、人生を楽しむのもありです。

自分は何に喜びを感じるのか。

それを見極めて、自分の心に素直に従うことが魂が喜ぶ働き。

それは、周りの人をも幸せにします。

だから、もしもあなたに作ってみたい商品やサービスがあるなら、ぜひ一歩を踏み出していただきたいのです。

進んでいくうちに、思いがけない流れが来たり、気持ちが変わったり、色々な経過を経て、ふさわしい形になっていきますから。。

わかっている答に向かって進むより、どんな所にたどり着くのか分からないのが楽しいと思えるなら、ご一緒に旅してみませんか?

 

画像をクリックすると、講座のご案内ページに飛びます。

 

天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス

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