大掃除で感じた色々。

  2019/12/12  幸せのヒント

年末も近くなり、恒例の大掃除をしています。特に一番避けたい端っこを重点的に拭き掃除。

服や小物も再度見直して、どんどんSalvation Armyというチャリティに出してます。

街はクリスマス一色で、ショッピングセンターもとても華やか。私も子ども達が小さかった頃は、年末進行で超忙しい中、プレゼントの買い物に奔走していました。

彼らが巣立った今は、処分に奔走(笑)

モノは、巡らせる、または必要以上に買わないのがBESTだと実感します。(要らなくなった靴下は、雑巾として活躍しましたよ)

困ってるのが本の処分。日本語本はSalvation Armyに出せませんし。。

昔、講談社さんからケアンズガイドを出版させていただき、いつかフォトエッセーも出せたらと夢見たことがあったけれど、今は一体どれだけの新刊が毎日出て、そのためにどれだけの木が切られて、どれだけの本が売れずに処分されてるんだろう、が気になって。

ケアンズ近郊にも日本に紙材として輸出されている植林があります。つい最近、ケアンズ空港に1000万ドル規模の輸出センターができることが発表されたので、益々伐採が盛んになるのかもしれない。

本も雑誌も大好きだから困った。。もしもいつか自分が発信したくなったら、電子書籍にするだろうと思います。

 

燃料を燃やす長距離輸送に加担するのもできる限り減らそうと、今年から自分の店・パウチで扱う商品は9割方、ケアンズ産。

扱う品は、実際に作っている方にお会いしてセレクトしています。

ハワイのようなブランド力はないけれど、森と海に囲まれたケアンズの恵みを地道に商品化している作り手さん達はやっぱり素敵で。彼らのことはブログでもたまにお伝えしてます

お店用の資材も、中国産だと安く買えるのですが、公害の凄さを知って国産に変えました。

LOCALISMは、地球環境、文化の継承、創造性と誇り。。色んな意味でとても大事。  

よくマーケティングされてる定番のオーストラリア土産は、原産地、または大手のお店で出会いを楽しんでいただけたらいいかな、と割り切っています。

 

片付けていたら、奥から30年前に制作したリトグラフ(石版画)が出てきました。当時から原始的だったみたいです(笑)

 

私の祖父や祖母の時代くらいまでは、生地を作るのも染めも裁縫も時間がかかったため服は貴重で、継ぎ接ぎしたり、最後は雑巾にしたりして使い倒したそう。

あれから半世紀と少しで、生産性も配送システムも発達し、色んなモノが簡単に手に入る世の中になりました。

便利さと引き換えに、何かが失われつつあります。

私自身、便利さの恩恵を多大に受けていて、昔に戻った方がいいとは思わないけど、第3の道を見つけていく必要があることはヒシヒシ感じます。

もっとも、ビニール袋が廃止になったり、リサイクルやクリーンエネルギーのテクノロジーが開発されたり、シェアリングやクラウドなどが浸透してきたり、メルカリのような循環させるアプリが流行ったり。

知恵ある人や会社はどんどん動き出していますよね。

同じ「地球号」に乗って暮らす私たち。気象の変化も、生態系の崩れも、人口増加も。。世界のどこかで起きている問題は全て人ごとではありません。

仕事のあり方を見直すとともに、まずは消費者として

モノは見極めて購入し、大切に使う・近くの人が作ったモノをなるべく買うことを心に留めようと、大掃除をしながら確認しました。

 

それと。。

大学卒業時に自主編集した小冊子が出てきて(家庭にPCがなかった時代、手書きの紙をコンビニのコピー機で刷って綴じた)、好きなことってずっと変わらないんだなと、自己回帰したり。

娘が書いてくれたカードもひょっこり顔を出し、モノには消費期限があるけど、そこに乗っている「想い」は永遠だなあとしみじみ感動したり。(誕生日とかに関係なくよく手紙をくれ、救われていたのを思い出しました)

また、本の間からひらりと落ちた、1993年の産経新聞の切り抜きを読んでみたら。。

中小企業診断士をしていた亡き父が、印刷業やITの会社など、異業種の企業と組合を作ったことが書いてありました。それぞれの得意分野を持ち合って、中小企業が持つ問題の解決に取り組むと。

私は同年にオーストラリアに移住したので、父がどんな仕事をしているのか知らなかったのです。

トップダウンでなく「自立した人たちが協働するスタイル」は私が理想とする形で、パウチという店もそんな風に運営されています。源はもしかしたら父親なのかもとビックリ。

しかも、1993年当時の父の年齢と今の私の年齢は同じ。

依存のない、血潮を感じるつながりで、1つの方向へ向かいなさい」というメッセージに見えました。

今の私にとって、その方向はまさしく、地球をより善い場所にすること。来年は、そこに向かって「チームで働く場」を創ろうと考えていたところなのです。責任が重くなるので怖いけど、後押ししてもらった感じ。

 

念入りに掃除するだけで、気付きを受け取れるものですね。

禊いで(クリーンにして)自分をゼロ(ニュートラル)にすると、大いなるものとつながる。ってこういうことなんだ、きっと。

色々な感情が湧き上がって、進みが非常に遅い年末大掃除です(笑)。

 

幸せのヒント

マーフィー恵子


オーストラリア・ケアンズに93年から暮らす。95年に現地情報誌を創刊、編集長を経て現在は「本当の自分を知り、生きる」を主テーマにセレクトショップ、セッション、旅、学びの場などを展開中。
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