About Cairns
Slider

ケアンズローカル的週末:作り手さんに会いたいというご要望にお応えしてポートダグラスへ

  2016/08/26  ケアンズ観光情報

お盆休みということもあり、ここ最近、日本からリピーターのお客様がパウチに来てくださることが多くて、嬉しいサプライズに満ちています♥お店を通して色んな出会いをいただいていることに改めて感謝。

もちろん新たな出会いもあります。

あまりセールストークをしない私ですが(仕事しろよ)、作り手さんのことを書いたPOPに興味を示してくださるお客様には、商品の裏にあるストーリーをお話します。

 

pop

店内にこんな感じのPOPを置いています

 

先日いらした女性お2人組。。もそんな感じで、「どうやって作り手さんと知り合うんですか?どうやったら会えますか?」というご質問がありました。

 

「実は、そういうツアー的なことをやろうかと考えているんですよ。地道に素敵な活動をしている地元オージーの方のところへお連れする感じの。ほら、ウェブサイトも作っている最中です」

企画をいくつかお見せすると「こういうの求めてたんです!連れて行ってください!」というちょっと意外な?流れになりました。

 

 

shop-map

まだ貼れてない写真も多いけど、店内には作り手さんのマップも

 

 

急だったので訪ねたかった方お2人は都合がつかず、当日の朝ポートダグラスへ向かうことに。細かい計画なしで、そういえば日曜はマーケットやってるから行ってみよう、的なゆるい感じ。「いいですね!日本だと常に時間を気にして、次に何をするか考えてますから」と言ってもらえて安心?しました。

 

私もケアンズでは腕時計すらしないけれど、成田空港に着いた途端、時間を気にして焦ります。

面白いことに、ケアンズにいる時は時計がなくても今何時か大体わかるんです。10分の誤差もないですよ。満月新月も体調でわかります。ケアンズにいる間はカラダが野性化しています(笑)

 

 

 

サイトに着くまでの熱帯雨林も素敵

サイトに着くまでの熱帯雨林も素敵@ケアンズバンジー

 

ケアンズからハイウェイを北に走りながら、「ここの奥にバンジージャンプがあるけど寄って見ます?」ということで行ってみました。ここでは、ジャンプしている人を見たり、バーでくつろいだりできます。(もちろん飛びたい人は飛んでください!)

ふと、バンジージャンプの創設者、AJ氏をインタビューさせていただいたことを思い出しました。彼のオーラは多くの方にお会いした中でもピカイチで、もの静かなんだけど大物感がにじみ出ていましたね。

 

 

aj

エッフェル塔からバンジーして警察に連行されたワイルドな青年から、世界何カ国にもバンジージャンプを作った起業家になられたAJ氏。「人生もバンジーもビジネスもリスクを負うから面白い」という言葉に重みがありました。

 

 

「離婚後は、子ども達と一緒にフランスの山奥で暮らしている、でももうすぐ再婚するんだ。バンジーで飛ぶより恐いよね(笑)」みたいな会話をしたのを覚えています。世界中を飛び回るジェットセッターですが、「普段はインターネットもテレビもないような場所にいて、一定の人しか連絡が取れないようにしている」とおっしゃったのが印象的。静と動、喧噪と静寂、バランスを取って、壮大なプロジェクトのときにエネルギーを最大限に使っていらっしゃるんでしょうね。

 

 

bungy2

 

実際、このケアンズバンジーも、最初は熱帯雨林の中にいきなりタワーが立っている感じでしたが、今はバーもあるし、ミンジンスイングなどプロダクトが増えたし、バックパッカーの聖地みたいに進化しています。

そういえば私、バンジーの日本語パンフレットの翻訳も何年も手掛けさせていただいて、マーケティングマネージャーとよく連絡取り合ってたなあ。。色々なことを思い出しつつ、再び車に乗りました。

 

 

 

drive-to-pd

「サンゴ礁と山の間隔は比例しているらしいですよ。サンゴ礁が沖へいくほど、山も海岸から離れていって、サンゴ礁が海岸に近くなると、山も海岸に近くなるんだって」

 

 

「わーキレイ!」と喜んでいただけた贅沢な道のり。パームコーブを過ぎると、海も山も同時に楽しめて、まさに目に嬉しいドライブで私も大好き。

 

途中、Rex Lookout(見晴し台)は、相変わらずハンググライダーを楽しむ人たちや、それを見物する人達で賑わっていました。

ワーキングホリデーで来たとき、ここでハンググライダーをする友達を眺めたり、エンジン付きのハンググライダーで、空中散歩へ連れていってもらったりしました。(数年後、彼はケアンズ・ナイトマーケットを作って大成功。私が日本へ帰るとき「やりたいことはチャレンジしろよ!」と励ましてくれたヘイデン。悲しいことに数年前、自ら操縦する飛行機事故で亡くなりました。。)

 

過ぎ去った時に想いを馳せつつ、眩しい空と穏やかな海はあの頃のままで。

雄大な自然から見たら、私たちの人生や悩みなんて一瞬のイリュージョンですね。

 

 

テンション上がりますね!とAtsukoさん

テンション上がりますね!とAtsukoさん

 

お天気も良いせいか、ポートダグラスはたくさんの人。

海辺のマーケットは散策するだけで気持ちいい。

 

po-market2

無添加のジュースを売る可愛いおばあちゃん。フレッシュで美味しかった!

 

久々のマーケットを楽しみながらブラブラ歩いていると、ボブのお店が。「元気にしてた?」と世間話で盛り上がります。「前回、恵子に会ってから2回も工房引っ越したよ。今は彫刻を中心に創ってるけど、まだ木工もやってる。ビーチで面白い形の石や木を集めてきたから、それで何か創ろうかなとも考えているところ。レジンのボウルももうちょっと作っていきたいし」

相変わらず大らかな彼の笑顔に出逢えました。

 

pd-market3

「君のお陰かな、ここ数年日本のガイドブックが取材に来るようになったよ。毎年、ここで同じポーズを取ってさ(笑)」

 

自然界には直線がない。だから、そのものの美しさを生かす曲線美に、ボブはこだわっています。木工のヘラもどことなくセクシーで、シンプルだけど美しく、使ってみると持ちやすくてすごくいい。使ってる木も廃材で、自然を生かしてる。

「日本の人向けには、もう少し小さめのスプーンとかあると喜ばれるかも。」etc.パウチ用に試作をいくつか作ってくれることになりました。結構、何気ない会話からモノが生まれることが多いですね。

 

前回会ったの3年前でした。。

前回会ってから、もう2年半も経ってました。。

 

ボブは経営者だったけど、好きなことをしようと決めて人生をリセットした方。実はとてもインテリジェントなんだけど、話すときは大体冗談を言い合って笑ってます。自然の中の工房で木と向き合う生活を送っている彼のオーラに包まれるのか、一緒にいると私も更にゆるーくなります。

 

 

トニーの銅板アートのブースも健在でした。「お店閉めるって言ってたからどうしてるかと思ってたんだよ!」と大きい体でハグして迎えてくれました。色々手伝ってくれたり、本当に温かい方です。とにかく楽しそう(笑)

 

pd-market5

 

前に、色々と人生の話をして、やっぱり悲しいことがあっても、好きなことをして幸せに生きたいよね、という結論に。今、そのままの日々を送っているトニーを見ると、

想いが投影されて人生が形作られてゆく、ということを感じます。

 

 

 

次にお話が盛り上がったのは、オーガニックコスメを作るジェス。去年初めて会ったときから素敵な女性だなあと思っていました。知性とナチュラルさが自然に共存していて、何て言うか、作ってないんですね。無理がないし、言っていることとやっていることに一貫性があるから、信頼できる。

 

pd-market7

Atsukoさんも色々とお買い物していました。「気になるもの多いですね」

 

世界遺産の熱帯雨林に自生するご自分の土地の植物を使ったナチュラルコスメは、植物の力強さを感じるものばかり。ただ、バームのテクスチュアがちょっと私たちには難しい。。と思って、パウチではミストだけ扱っていたのですが、今回久々に会ったら、クリームになっていました。

植物性オンリーでいきたかったけど、お客様の要望に合わせてクリームにしたとのこと。商品のことも聞けたので、新たに入荷しようかな。

 

あなたが私のこと書いてから、「写真見ました!」ってよく日本人の方から言われるようになったわ(笑)

あなたが私のこと紹介してくれてから、「写真見ました!」ってよく日本人の方から言われるようになったわ(笑)私のブログを読んでくれてる方いるんですね。。

 

「去年、会ったとき連れてたワンちゃん、死んでしまったのよ。それ以来、わたし過呼吸になったりして大変で、息子がこの新しい子犬をプレゼントしてくれてから大分元に戻った」

その時、気分を上げるお手製のミストも助けてくれたとか。私ホットフラッシュ(更年期)用のミスト、買っちゃいました。。心地いい香り。

 

お互いタイミングがあった時に、日本人女性に向けたオリジナル商品を作れたらいいな、とアイディアがわきました。私も植物の力を信じている1人だから。

 

 

 

 

pd-market9

 

この後、訪れたのは、ココナッツオイルを作るケイジのお店。「久しぶり!日本人の人が来る度、恵子かと思っちゃって、やっと本人が来た(笑)」

彼のココナッツオイルは、パウチでも本当に人気があります。ちょっと塗っていただくと、肌にすっと染み込んでべとつかない感じや、ほのかな香りに「癒される〜」という方が多くて、ウンチクをご説明する必要があまりありません。

Atsukoさんも「お風呂上がりに塗ったところをイメージするだけでいい気分♥」とラベンダー入りを買ってくださったんですよね。まさか今日、作り手さんに会えるとは私も彼女も思っていませんでした。

 

 

pd-market10

 

ケイジのココナッツオイルの使い心地の良さは、彼の想いや製法が現れているからでしょう。「伝統を守る」ことが原動力で、便利なやり方に流されず、一番手間ひまがかかる自然発酵法を今でも続けています。(だからオイルに臭みがなく、しかも善玉菌も共存する高品質なオイルに仕上がっている)

ココナッツの採集からオイルの抽出まで、ほぼ1人&ご家族でやっているので、大量生産はできません。100mlのオイルに12個ものココナッツが使われています。

 

 

これはすごいと感動したので、パウチでもココナッツオイルのページは気合い入れて作りました(笑)

 

 

効率より、お金より大切なことがケイジの軸になっていることが、私の襟も正してくれます。

「今度またうちにおいで。ツアーで何ができるか話し合おう。」と言ってくれたので、構想中の作り手さんを訪ねるツアーが現実味を帯びてきました!

 

偶然やってきたポートダグラスだけど、何か必要な人と必要な話ができたような。。面白いですね。

「ちなみに、恵子さんがお話した人たち、ほぼみんな裸足でしたよね。」(笑)

 

 

pd-market11

マーケットの後ろは海!のどかです。

 

「地元の人と交流したい」というAtsukoさんの一言で行くことになったショートトリップ。

美容師さんとしてキャリアを積んできて、過労で体を壊したこともあって、今はワーキングホリデーでメルボルンにいるという彼女。これから、どう生きていきたいのか、考えたい時だったそうです。今回のマーケットは、最高の思い出!と、こんな感想をくださいました。

 

「この商品はどういう人が作ったのか、そしてその意図は何なのかを聞くのはすごくいい機会でした!

好きなことを仕事にしているという意味では少し似ているところもあったので、共感もしつつ、自由に思い思いに好きなモノを作る事を純粋に楽しみ、それに誇りを持っている彼らを見て、本当に素敵だなぁと感じました!

日本にいると、どうしても先の事に不安を感じてしょうがなく、したくない事をするという人も多いと思うので、彼らを見てるとライオンキングの「ハクナマタタ」(どうにかなるさ)の歌が頭によぎりました。

もっと肩の力を抜いて、家に帰ったら自分と向き合う時間を作ってみようと思います。

 

pd-market13

 

 

パウチには30代前後の女子が結構やってきて、色々なお話を聞くのですが、皆さん似たようなことを言います。「先が不安」。でも、純粋な人ほど、「このままでいいのかな」って心の奥で気づいている。

 

今回マーケットでお話した方達も、きっと色んな迷いや辛さを通ってきたと思うけれど、力が抜けた中から放たれる輝きは、自分の心に素直になって、不要なものを削ぎ落したライフスタイルから生まれています。

 

日本人として生まれた私たちは、ラッキーなことに、自分で自分の生き方を決めることができます。

今の状況が何か違う、と感じたら、何が自分を幸せにしてくれるのか、縛りがなかったらどうなりたいのか、想像してみてください。

「創造」は「想像」から始まる。人生も同じです。

 

不安は不安を生むし、ワクワクしていると、楽しいことが起こる。心の在り方が行動に現れ、それが現実を作るのだから、当然と言えば当然だし、シンプルですよね。

 

 

pd-market14

一眼レフ持って行ったのに電池がなくて、iphoneの容量もいっぱいで撮れなくて、後で写真送っていただきました。。私によく起こる事件です(汗)

 

 

ふとしたきっかけで、私も久々に会う方達とお話できて、新たな気づきがあり、とても楽しい1日になりました。Atsukoさん、素直に行きたい!と言ってくれて有り難うございました。喜んでくれて私も嬉しい。私にとっては日常の一こまなんだけど、初めてだと新鮮に写るんでしょうね。

 

普段がんばっている女性が、自然体にゆるくなれるツアーを企画しよう、と決めました!キーワードは、「地元の人との交流」と「大自然」。今回、自分がワーキングホリデーで模索してた頃のことを思い出し、たくさんの方に良くしていただいて、目が開いて導かれて今があることに、改めて感謝の気持ちが蘇って。あれから25年が経ち、今度は私が恩返しする年齢になりました。

プランはたくさん思い浮かんでいるので、後は1つづつ整理して落とし込んでいきます★

 

この記事で訪れた場所

ケアンズからキャプテンクックハイウェイをひたすら北上するだけの簡単なルートです。

AJ Hackett Bungy: End of Macgregor Rd. TEL 4057 7188 営業時間 10:00-17:00

Port Douglas Sunday Market:  Anzac Park 営業時間 毎週日曜 8amから1pmごろ開催。150近い露店が並びます。広場の近くは駐車スペースを見つけるのが難しいので、ちょっと離れたところに停めて歩く方が簡単。

ケアンズ観光情報

マーフィー恵子


パウチ店主・パウチトラベル主催。オーストラリア、ケアンズに20年以上暮らしています。現地情報誌発行人を経て、現在は「ピュアな自分に還る」をテーマに活動中
● 詳しいプロフィール