ルールはあった方がいい?

  2018/08/02  幸せのヒント

生命の樹Self Discoveryのフォローアップセッションで、アメリカにお住まいの方とZoomでお話したとき、「恵子さんのブログは、透明感があって押し付けがましくないからお話したくなる」と言ってくださいました。

自分が何かを押しつけられたくないから、人様にも押しつけたくない。それが文面にも出るのかもしれません。

自分の子どもにすら「勉強しなさい」と言ったことがなく、「した方が将来の選択肢は広がるよ。でも勉強するかしないかは自分で決めたらいい」と伝えるような母親でした。

 

私は「ねばならない」というワクが苦手。。最近 再認識しました。今まで無意識だったけど。

でも、ある程度、ルールや枠があった方が楽でもありますね。

何をすればいいか、選択も判断もしなくて良いし、責任を取らなくていいから。

 

子ども達が小さかったころ、保育園に預けていたのですが、一番驚いたのはその制度でした。

「園庭にある樹が好き」という理由でそこを選んだので、ポリシーとかカリキュラムとか何も知らなかったんです。(いい加減な親ですね)

朝連れて行くと、一応 担当の先生と場所は決まっていて、預かってもらいます。でも時間も適当?で、遅れて行っても「あっ来たよ〜」的なのんびりさ。

迎えに行くのを忘れてしまい「仕事が忙しいと思うけど、みんな帰って今2人で待ってるから。あ、事故起こさないように、焦らないで安全運転でね」とエンジェルのような先生が電話をくれたこともありました。

 

家のプールで遊ぶ子どもたち。15年くらい前かな。

 

この園では、朝、しばらくは担当の先生のもとにいますが、その後バラバラになり、教室も中と外の区切りもない(!)ので、子ども達は庭に行ったり、本のコーナーに行ったり、自由気ままにやりたいことを1日中していたもよう。遊具もそれほどなかった。

当然、年齢だって混ざっていました。日本のように「縦割り」なんて時間があるんじゃなく、常にごちゃごちゃです。

最初、それがショックで「可哀想」と思いました。

うちの子、積極的な方じゃないけど大丈夫?

馴染めない子はずっと孤独にしてるの?大きい子にいじめられないの?

何をしていいか分からずにモジモジしてる子は、先生がフォローしてくれるの?

。。色々な気持ちが交錯しました。

 

カリキュラムもなく、自由奔放に1日中そこにいるって、どんな感じなんだろう。

「バイバイ」と先生にお預けして「わーん」と大泣きという一連の儀式の後、隠れて見ていたことがあります。

娘は、私の姿が見えなくなるとさっさと泣くのを止め(笑)、周りをキョロキョロしてスコップやシャベルなどを取りに行き、黙々と遊んでました。

 

学芸会的なものも、日誌もないから園の出来事はよく分からなかったけれど、嫌がらずに行っていたので「こんなもんだろう」と本人達は受け入れていたように思います。

庭に素敵な樹がある、あの園のオージーの子ども達は、常に「自分が今何をしたいか」考え、年長さんにどつかれたり、オモチャの取り合いをしたりなど、もまれて折り合いをつけながら過ごしてた。

 

 

私が最初に抱いた「可哀想」という言葉は、自分に向けた言葉だったかもしれません。

ある程度ワクやルールがないと不安になってしまう。でも一方では、

楽だからと言われたことだけしていると
「本当の自分が眠っていく」恐さも知っていた。

 

小さい時から自分で考えて行動する訓練?が普通に出来ているオーストラリア人の中にポンっと入った時は辛かったです。

本当に少しづつ「自分はどうしたいのか」と聴くよう心がけるうちに、ワクにはめられるのが苦手な、元の自分に戻ってきました。この年になると、何かしろと押しつけてくる人もいませんが(笑)

人の価値観って本当にそれぞれ違うことも、きちんと自己主張するオージーといる中で実感して。

人様にこちらの価値観を押しつけるのは、おこがましいことだと分かりました。何かを一緒に為すときは、話し合って調和するやり方を見つける。

仕事を通して、ベースに「相手への尊重」があれば、なるべく方向に進むことも分かりました。

 

 

「ルールがなくなったら、やりたいことが分からない」人は、安心しながら、タスクに取り組む中で自分の個性を花咲かす才能があるのかもしれません。もしくは、今に満足している。どちらも素敵です。

「夢や、やりたいこと」は別になくてもいいと私は思っています。むしろ、ないといけないと思う方が精神衛生上良くない。

もしも見つけたいなら、今、目の前にあるものを見ることをお奨めします。

 

子ども達が保育園で「そういう所なんだ」と今いる環境を受け入れて、「じゃあ何しようか」と考えたように。

目の前にあることに向き合ううちに、どうやら自分はこんなことが好きらしいとか、これは嫌とか分かってきて、繰り返すうちに「いつかこんなことをやりたい」と膨らんでくる。

もしくはインスピレーションが「やってくる」。そう信じてください。

 

 

私は逆にやりたいことがあり過ぎて、今こんなことしていていいのかなと焦るときがあります。何もしていない自分は価値がないっていうワクというか縛りだと分かっていても、焦ってしまう。そんな時は、ビーチへ。

海も空も境界線がない。。当たり前のことが、とても清々しい。

限りなく続く広がりは、心の中もふわーっと自由にしてくれます。

 

そして裸足になって砂浜を歩いて、波の温度を感じ、平日の昼間からのんびりしている大人達や、放し飼いの犬が走り回る姿や、青空を横切る飛行機などを眺めていると、

ねばならないの呪縛から解放されて、今、とっても幸せだな。と、すごくシンプルな場所に戻れるのです。

 

ルールがいいとか悪いとかじゃない。ルールがある道を選ぶか選ばないか、単に自分はどうしたいか、ということだけ。

自分がどうしたいか教えてくれるのは、今目の前にあることを味わい、幸せを感じるハート。

 

未来は、今の中に。そして

自由はいつも自分の中に、ある。

 

info

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幸せのヒント

マーフィー恵子


パウチ店主・パウチトラベル主催。オーストラリア・ケアンズに20年以上暮らす。95年に現地情報誌を創刊、発行人を経て現在は「魂が喜ぶWork&Life」をテーマに活動中
● 詳しいプロフィール