1つの店で$300以上買い物した場合の、空港での払い戻し手続き
2016/05/09 ケアンズ観光情報
日本で言う消費税=オーストラリアの物品・サービス税 GST(10%)。海外から来ている旅行者の方はオーストラリア出国時に払い戻しを受けられるのをご存知ですか?
人気のUGGブーツやおみやげに使ったお金の10%が返金されたら嬉しいですね!今回は、TRS (Tourist Refund Scheme)と呼ばれる、GST払い戻しについてご説明します。
TRS (GST払い戻し) の条件
- 1つの店で、合計がGST込みで$300以上の物を購入する
→ 複数のお店の合計では対象になりません - その店から、有効なタックスインボイスをもらうこと
→ tax invoiceと表記されていて • お店のオーストラリアン・ビジネス・ナンバー (ABN) • 店名 • GSTを含む購入品の値段 • 購入品の内容 • 購入日が記載されていればOKです。(普通のレシートとして渡してくれるお店もあります)
→ $1000ドル以上のタックスインボイスには、購入者の名前と住所も記入されていなければなりません。
→ 1つの店での買い物が数回に渡っていて、タックスインボイスが複数でも合計が$300以上なら大丈夫です - オーストラリアを出国する日から数えて60日前までに買う
- 原則的に手荷物として飛行機内に持ち込む(返金手続きの際、係員に品物を見せる必要があるのです。スーツケースに詰めないように注意)
注意:「超過サイズ」の品物(ゴルフクラブやサーフボードなど)や、航空安全警備対策上持込み手荷物として飛行機内に持ち込むことが禁止されているもの(香水やワインなど)については特別な 条件が適用されます。
詳細については税関・国境警備局に問い合わせてください。 税関・国境警備局はすべての品物を見る権利を擁しています。税 関・国境警備局に要請されたのに品物を提示することができな かった場合、また、オーストラリアの出国地で、税関・国境警備局 があなたの品物を確認したという証拠をあなたが提示できない 場合、返金請求は拒否されます。
引用:http://www.border.gov.au/Trav/Ente/Tour/Are-you-a-traveller
TRSを受けられないケース
- 物品サービス税(GST)がかからないもの
→ 特定の健康関連製品など、オーストラリアにはGSTがかからない品物があります。詳しくはこちらを。 - 宿泊施設の利用、レンタカー、ツアーなどのサービスや労働費用
返金は、輸出される品物のGST)のみが対象で、オーストラリア国内にいる間に消費されたものは対象になりません。 - ビール、蒸留酒、タバコおよびタバコ関連製品
→ 免税店で購入できます。 - ワイン、チョコレート、香水など、オーストラリアですでに消費されたもの、もしくは一部消費されたもの。
- 危険物 飛行機や船に持ち込みが禁止されている危険物など、持込みもしくは預入れ手荷物として持ち出せないもの。
- オーストラリア出発前に品物を使用できますか。 はい、できます。しかし、ワイン、チョコレート、香水などは、一部でも消費する ことはできません。
- 他の人が購入した品物
返金を請求する人物は、品物を購入して物品サービス税(GST) を支払った本人でなければなりません。