2018年 春分の日の気づき

今日は、宇宙元旦を祝う晴れやかな気持ちで、真っ白なブラウスを着て、春分の日にやりたかった「意志発動の生命の樹」のワークショップをしました。

やってみよう、と思ったときセットで浮かんだのが、海が見えるところで、風を感じながら。。というイメージ。

でも、今日は怪しい空模様で、開始時間にはパラパラと柔らかい雨が降ってきました。

すぐ止むかもしれないけど、もっと降るかもしれない。判断できない雲行きで、移動した方が無難かもと車に乗って少し走っていたら、青空が顔を出し始めました。

結局、元の場所に戻り、イメージ通り、自然の中でワークをすることができました。

 

途中、必要なメッセージが現象として目の前に現れる、という面白い流れも。

何が起きたかと言うと、わたし達のテーブルに、突然たくさんの中国人観光客の方がやってきて囲まれたのです!屋外で他にも場所はあったし、日本人だったら、普通、誰かがいたら座らないと思いますが、まったくお構いなし。

声量もすごい(笑)

 

春分を機とする2018年以降について、「本当の自分に向き合い、嘘いつわりのない選択をする生き方が、全体の調和につながる世の中になる」と色々な方が同じことを言っている、という話をしていて。

中国の方たちの、一瞬にして風景まで変えてしまうパワー。「わたしはここに座りたいから座る」という態度。ボリュームマックスで笑い合う楽しそうな姿。

。。こんな感じでいいのかも、というメッセージを受け取りました(笑)。日本人は、周りを気にし過ぎる傾向がありますからね。

 

彼らが立ち去った後、今日引いていただいたヘブライ72の天使のカードと同じナンバーの木の実や石が、テーブルの上に並べられていました。

数字からもメッセージの後押しがあり、何とも不思議な春分パワーを感じたものです。

 

 

春分は、見えないものと見えるものがつながる日でもあります。日本ではお彼岸ですね。

わたしは、出かける前、歯をみがいている時に、亡くなった父のことを突然思い出しました。

 

ただのワーキングホリデーなのに、渡豪前一緒に参加したツアーのバスガイドさんに「娘はこれから外国で仕事をするんですよ」と話してたこと。

情報誌を作る仕事を始めて間もないころ「恵子ちゃんの雑誌を異業種交流会で出逢った人たちに見せたよ」と、嬉しそうに言ってたこと。

 

当時は飛行機代も国際電話もとても高く、インターネットもなかったので、コミュニケーションはあまりなく、たまに出す手紙を読んでくれてたのだと思います。

 

「大したことしてないのに恥ずかしいなあ」なんて当時は思いましたが、自分も経営者として、責任や孤独や色んな想いを抱えていたからこそ、わたしが起業したことを、誇らしく思ってくれたんだ。。と、今ごろになって気がつきます。

 

離れていて、滅多に会わなくても、わたしは親の愛を受けて、やりたいことをやらせてもらっていた。

「父はわたしのことを信じてくれていた」のだと、感謝がこみ上げて胸がいっぱいになり、歯ブラシを持つ手は止まり、しばらくの間、鏡に映る自分を見ていました。

 

 

 

春分にあたって、わたし自身もこの1年の望む未来を、生命の樹に書き込みました。ビジョンはかなりクリアです。

 

進みが遅いツアーのしごと、色々な壁が立ちはだかった女性用ビジネスバッグの輸出のしごと、やっと出逢えたと感じる生命の樹カウンセリング、恊働と癒しの場として誇りを持っているショップのしごと、そして今までやってきたデザインや執筆や経営の体験が、「美しい自立をサポートする」というラインに沿って並び始めます。

 

それらを結ぶのは、「ことば」。

今年やっと、パズルのピースがはまり始めます。

きっと美しい絵ができる、そう感じています。

 

編集にしても、店づくりにしても、「いいなと思うモノやコトや人に光を当てて紹介する」という意味では同じ。既に在るものをつなぎ直しているだけ、自分には専門がないと、実はコンプレックスを感じる節も多少なりともありました。

 

でも、最近「恵子さんの言葉は、風のように、心にすーっと入ってくる」というようなことを言われる機会が増えて。

 

今日あらためて、良いと思ったものを自分のことばで紡ぎ直す作業は、「2極から第3の答を導く、カバラの道」だったのだと気づかせてもらいました。。今は、それを邁進する時期なのだと思っています。

 

 

父も色々なことをする人でした。

ずば抜けて頭が良く、古い慣習などにまったくとらわれない人だったので、ちょっと変人。遊具メーカーを経営しながらも、本当に好きだったのはモノ作りだったようです。

父が考案して今も売れ続けている商品は、類似品が後を絶たないけれど、どうしても構造を真似できないと聞いています。熱と理論を形に吹き込める人でした。

 

2011年。思ったより早く逝ってしまった父の遺品を整理していたとき、スケッチブックを発見しました。

開発したいと考えていたのであろう遊具のスケッチです。

障害者の方が遊べる楽しいアイディアがしたためてありました。

 

志半ばで逝ってしまったんだ。。わたしは溢れる涙を抑えきれず、「この業界のことはわからないけど、何でも手伝おう」と強く思いました。(本当にわからないので、オフィスの掃除やペンキ塗り、あとウェブサイトを作りました)

 

命は、いつ終わるかわからない。

「何かにチャレンジすることが尊いんだよ」そんな父の声が聴こえます。

「命には限りがあるから、1つ1つ。いつか必ず、1本の道になる。信じて進みなさい」

わたしの、つたない仕事ぶりを他の人に誇らしげに語っていた、あの温かさが胸に蘇ります。

今も、守られている。

父だけじゃない、わたし達はいつもいつも、大いなる宇宙に守られ、導かれています。宇宙も、親のようにわたし達を信じてくれています。

 

色んなことをしながら、自立のサポートをしたいと考えている自分。経営をしながらモノづくりに励み、経営コンサルタントもしていた父と、何だか似た道を歩んでいる。。いま気づいて不思議な気持ちです。

 

 

たくさんの気づきと導きがあった今日のワークショップ。

「天の計らいとしか思えない時間でした。

あの後ふと空を見上げると太陽に金色の輪が光っていました。

もう感謝以外浮かびません」そんなお言葉をいただきました。(上の空の写真は、送ってきてくださったものです)

 

最初に海が見えて風を感じる場所で、と思ったのに雨が降ってきて、移動しようとしたのに、結局戻ってきて。

色々なことが起きても、「最初に思い描いたイメージを大切にする」ことを空が教えてくれました。

 

「今の自分にとっての一番」を、

妥協することなく選んでいく。

信じていれば、必ず道ができる。

 

懐かしいような、希望に満ちた光が心に広がる春分となりました。

 

天職・魂が喜ぶ 天分ビジネス, 生命の樹

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