あなたというオンリーワンの花を咲かすには?

  2019/04/12  幸せのヒント

桜の季節はことに日本が恋しくなります。

父が亡くなったのは、桜が満開のときで。

葬儀のとき、誰がしたのか桜の枝が1本、永遠の眠りについた父の横にそっと置いてありました。桜がこのうえなく好きで、河川敷のお花見散歩を毎年楽しんでいた父の、最後のいたずらなのかな、なんて切ない気持ちで眺めたのを思い出します。

子ども達が小さかったころ、はらはらと散る桜吹雪を初めて見たときの一言も忘れられません。

「最後まで美しいお花だね」

ああ、確かに桜は枯れないな。淡いピンクの絨毯の上を3人で歩きました。

儚いからこそ美しい。一気に咲き誇り、散り際まで優雅な桜に、生と死のゆるやかな重なりを見ます。

 

 

中学生の時の国語の教科書に、茶色い桜の樹皮を煮出すと桜色に布が染まるという話が載っていて、目には見えなくても、美しい桜色の命が隅々まで詰まってるんだ!と感動しました。

思えば、どんな植物も、まさかこんな樹になるなんて、種を見ただけでは分からないものばかり。

人も、どんな可能性を秘めているのかは、見ただけでは分かりません。

どんな花なんだろう、って簡単に分からないから、勉強したり挑戦したり失敗したり、色々な体験をして見つけていくんですよね。

インターネットやメディアから止めどなく情報が流れてくるから、つい人と比較したり焦ってしまうこともあるけれど。。

途中段階も、大切なプロセスです。

桜が、最高に美しく開花するために、夏秋冬と、静かに力を蓄えているように。

こんな花が咲くという設計図をたずさえた種を持って生まれてきたことと

最高のタイミングで芽が出るんだ、と信じて「今できること」をするのみ、です。

 

 

私たちは、クイックマジックを求めがちです。これをすれば、天職が見つかるとか。成功するとか。幸せになれるとか。

でも、魔法はないと思います。

魔法があるとしたら、外でなく、自分の内側。

自分を信じる気持ちと、感謝の心を持ち、今に降り立って(将来のことを考え過ぎたり、過去にとらわれ過ぎたりせず)淡々と行動する。

外から取り入れる何かじゃなくて、内側とつながった「在り方」がマジックを創ります。

不満の心から花は咲きません。

 

 

魂が喜ぶ働きを見つけるワークブック」では、あなたにしか咲かせない花を「天命」という言葉で表現しました。英語ではCalling。天からの命令なんて、とても壮大な響きです。

もし「私なんかに天命があるの?」と思ったら、胸に手を当ててみてください。自分でコントロールしなくても、ちゃんと心臓は脈打っていますよね。

 

自分を超えた大いなる力に生かされながら、

神殿とも言える身体を授かっています。

それは、あなたには、人生で果たすべき役割があるから。

神殿の中に鎮座しているのは、聖なる存在である、あなた自身。

崇めるように、大切に扱ってください。

内と外が溶け合うように呼応して、

自然と自分だけの花を咲かす道が開いていきます。

 

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Live Life. Love Life.
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しなやかに、ほがらかに人生の旅をゆこう
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あなたというオンリーワンの花が咲いた時
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地球は、楽園になる。

 

リクエストをいただいたのをきっかけに、ブランディング(HPや小冊子のデザイン)の仕事を始めることになり、自分自身のサイトのHOMEを何年も変えていなかったことに気づいて、アップデートしました。

ずっとメッセージは変わってないんだなあと改めて。

 

しなやかに、ほがらかに人生の旅をゆこう。
あなたというオンリーワンの花が咲いたとき
地球は、楽園になる。

 

「魂が喜ぶビジネス」と題して、あなただけの花を咲かせるお手伝いをさせていただく仕事。自分からやろうとしなくても、こうして撒かれる種もあるんですね。

ケアンズ・ソウルジャーニーも最近形になってきて。人生を旅ととらえると、全てがつながっていくのが面白い。

時間は有限であることを意識しながら、「しなやかに、ほがらかに」進みたいと、桜と重ねて思うこのごろです。

幸せのヒント

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