2016/05/09  しごと・起業

今思えば、私は。。

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最近 (というか常にかな)、周りに日本に帰国する方たちがちらほら。

外国に住むということは、ビザが必要で、中には、色々なてだてを尽くしても縁がなくてオーストラリアを離れる方もいます。

一方、私は、ワーキングホリデーが終わった時、旅行してから日本で仕事するぞ!と喜んで帰りました。

まさか、その後戻ってきて、こんなに長く住むとは夢にも思わず。。

 

aco
先週、帰国したAcoさんに、私だけのオリジナルものを作っていただきました。一体なんでしょう?

今考えると、ちょっとした出来事が現在につながっています。

ワーキングホリデーの時のシェアメイトが、(今もケアンズにある)レストランのオーナーの親戚で、「メニューを作るから一緒に行こう」と言われ、と連れていかれたのが、グラフィックデザイナーさんの自宅オフィス。

彼女が手を動かすと、画面が変わるのにビックリ

当時は、マックが出たばかりで、マウスを見るのが初めてだったのです。
(それまで、DOS Vを使って、線1本引くのもコンピューターにコマンドを打ち込んでました)

女の人が
プロとしての仕事を家でする

という状況も初めて見て、相当新鮮でした。

(25年で世界は相当変わりましたね)

 

出来上がり!ダイアリーの特製カバーです

仲が良かったオージー達は自営業が多くて、やりたいことをしていいんだと、日本でちょっと浮いていた自分にOKを出せたのもこの頃。

時折、空中散歩に連れ出してくれたり、日本帰国前に「やりたいことを絶対諦めるな」と言ってくれた友人は、その後エスプラネードに土地を買い、今のナイトマーケットの前身を作り、大成功しました。

自営業をしていた父親の影響も受けてはいたけれど、年齢に関係なく、ない所に新しく何かを作れるんだ、と彼をみて感じたことは大きかったと思います。

(当時の日本は、大企業に勤めるか、国家公務員になる、またはそんな相手と結婚するのが人生の勝ち組。。という時代でした)

私のワーキングホリデーは、そんな風に

今までなかった価値観や
スキルに出会った
1年間でした。

裏も凝ってます!上部に付いているのは、アボリジニの長老からいただいた羽根。

 

オーストラリアやアジア諸国を旅して、10kg増えた体重と真っ黒に日焼けした姿で日本に帰った後は、迷わずマックのスクールに入って、イラストレーターやPhotoshop、クオークエクスプレスなどを習い、そのスキルが使える所に就職します。

伊藤忠関連のファッション会社で働きだしたんだけど、何か違う。。と感じて転職。

その後出会った会社で、素敵な方に囲まれ、DTP(デスクトップパブリッシング)を叩き込んでいただいたお陰で、ケアンズに戻って情報誌があればいいのに。。と思ったときに、じゃあ自分で作ってみよう、という発想になれたのです。

若気の至り?で生まれたリビングインケアンズが、まさか20年以上も続くとは思いませんでした。
(今は、引き継いでくださった方々のお陰で一層パワフルになっています)

 

しおりを2つ付けてとオーダーしたら、こんな素敵に!センスにお任せして良かったです

もっと遡れば、大学時代に来た初めての海外がシドニーで、博物館で観たアボリジナルアートに衝撃を受けたところから、オーストラリアに引っ張られてました。。

卒展のために制作したリトグラフは、その影響を受けていますし、アボリジニ文化について知りたくて、オーストラリアの大学院に手紙を書いて資料を送ってもらったり。
(当時はメールもネットもなかったから。。)

文化人類学を修め、大学教授でもあるおばに相談した結果、大学院進学でなく、現実的な方(親に迷惑をかけずに行きていく道)として選んだのがワーキングホリデー。

バブル時代の日本の就職活動で、何かが狂ってると感じて、すぐ就職せず、無償に外に出たかったんですよね。

(学生時代にインドなんて行ってしまったからかな?)

 

。。とまあ、色々な流れに乗って、現在に至ります。

その時は、これが将来につながるかも、なんて何の意識もしていなくて、振り返ってみれば、というのが面白いですね。

カバーを作ってくれたAcoさん。帽子作家さんでもあります。日本でもネットを通じて作品を販売していくそうで、楽しみです!

人は、それぞれストーリーを持っています。
思ってた通りにならないことも多いと思う。

でも、

人生は、折りにふれ、
自分の心の奥底で求めているものを
見せてくれている。

何故か惹かれる、何か違う、わけもなく感動する
。。そういった直感を通して。
そんな風に思います。

私の場合、直感が働くのは、

心に余分なものが少ない時。

 

周りを気にし過ぎたり、
将来を不安に思ったり、
自分の感情に呑まれていない時。

自分の子ども含め、若い人達から相談を受けることがありますが、究極の話、自分に素直でいればいいんじゃないかな。

ないたい自分像が、他人や周りの期待の中にあるかもしれないけれど、そこに至らない情けなさや焦りより、

自分を外に探さずに、
ただ自分の内に戻ること

に気持ちや行動を向けた方が幸せだと思うから。

 

日本への帰国や、失恋や結婚や転職などの転機は、本来の自分に還るために用意された流れだといます。

損をしたくない、嫌われるかもなど、直感から遠のく感情をお掃除して、
選択したら、その流れの中でベストを尽くす

年をとると、変に経験を積んで判断材料が増えてしまうのですが、わたし自身はそんなことを心がけてます。

 

なぜ、誰も興味を持たないような自分の過去を綴るブログを書いてしまったのかわかりませんが(しかも、長くてすみません)、最後に。

ご縁があった、妹、弟のような皆さんの、心の奥から嬉しく輝くようなご活躍をお祈りしています!

地球のどこにいても。。

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