2016/10/17  生き方

好きなことと得意なこと、どちらを仕事にするべき?

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「好きなことでは食べていけないって自分で思い込んでるだけだろ?俺はずっと好きなことだけビジネスにしてきたぜ。」

 

知り合いが言いました。

彼はオランダ人で、初めてオーストラリアに来たときスキューバダイビングの虜になり、これを仕事にしよう、と思ったそう。立ち上げたビジネスは、調査専門のダイビング。瞬く間に需要に供給が追い付かないほど多忙に。

その後ビジネスを売って、建築関係の仕事を立ち上げ。まったく異業種にも関わらず手掛けたビジネスは全て金銭的に成功し、今はリタイアしてヨットで気の赴くままに航海に出かけています。

とにかく一貫して自分が好きなことだけをしてきた。縛られるのが嫌いで、電話もメールも一定の人にしか教えない。自分スタイルを貫いています。

「好きなことだけして、稼げるんだね。。」と言った私への答が冒頭の言葉でした。

 

彼を見ていると、ごく自然に自分の力を信じている。いや、信じているなんて意識もしてない風です。もしも、好きなことじゃ食べていけないから我慢していると言う人がいたら、「何で自分の人生、楽しいことに使わないの?」と逆に不思議に思うことでしょう。

 

ケアンズの港。家を持たずヨットに住んでる人もいます

ケアンズの港。家を持たず船に住んでる人もいます

 

 

「好きなことで成功しようなんて甘い」「得意なことを仕事にするべき」という意見もよく聞きます。

効率よく合理的に、労働とお金を交換したいならば、そうなのかもしれませんね。

今は女性も多くの方が仕事をする時代。仕事をする時間は思いのほか長い。その貴重な時間を、どんな気持ちで過ごすかは、人生の質をも変えてしまいます。もし「どうせ好きなことを仕事にするのは無理だから、仕方ない」と思いながら、毎日過ごしていたとしたら。。??

 

時間や体験、人間関係など、目に見えない大切なものは大抵お金で買えません。

気持ちがお金の奴隷になっているとしたら、悲しいことです。

 

 

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パッションとスキルと理想を見事に融合させているラム。彼との共同プロジェクトが始まりそうです!今度詳しく書きますね。

 

 

「お金が生み出されてから全てが複雑になった」と、以前、壁画を案内してくれたアボリジニの長老ウィリーが言っていました。

その昔、アボリジニの人たちは得意なことを交換しあって幸せに暮らしていたそうな。

カゴを編むのが得意な人、釣りが得意な人、絵を描くのが得意な人、薬を作るのが得意な人。。それぞれが天から与えられたギフト(才能)を謳歌し、自分の生み出すものやことを交換しあって喜びを循環させていた。

 

お金が存在していなかった時代は、

得意なこと=周りを喜ばす

=自分の喜び=好きなこと

だったのではないかと想像します。

自分の才能を愛していた、と思います。

 

お金の概念が入ってから、ものごとの価値が数字に変換されてしまい、そんな安いものと、これは取り替えられない、こんな儲からないことやってられない、と優劣ができてしまったんじゃないかな。。

 

今わたし達が生きている資本主義経済ではお金は必要だし、私もお金は大好き。(服やジュエリー買いたいし)

ただ、ウィリーが言うように、お金の出現によって全てが複雑になり、人間の頭と心が離れていったように思います。

 

 

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久々の再会!温かいハグで迎えてくれたケン&スーご夫妻は、ブッシュタッカーの農園を営んでいます。

 

 

好きなことをするのは責任も伴うし、当然ながら、めんどくさい、避けたい事柄もあります。売上を作らなければ、とプレッシャーになって好きでなくなったなんて声も。

でも、心底好きだったら、大変な側面も丸ごと受け入れて、情熱を注ぐことができる。そして楽しい。

苦手な部分は、それが好きな人に頼んだっていいですよね。

 

 

私が起業したのは20代でした。起業を目指したのではなく、やりたいことをしている会社がなかったから、自分で始めただけの単純な始まりで、周りの方々から「あなたは世間の厳しさがわかっていない。甘過ぎる」「そんなことしても儲からないから辞めた方がいい」など、たくさんアドバイスいただきました。ありがたく聞いて受け流しました。

 

もちろんかなり大変でしたよ。裏切りとか誹謗とか失敗とか、苦しい人生のレッスンもあり、人知れず泣いたこともたくさんあります。でも、ワクワク感や、それ以上の喜びがあったから、後悔は1mmもありません。「世間知らずで始めちゃって良かった〜」と思います。

 

 

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私のショップ、パウチでも大人気のマカダミアナッツを栽培するグレッグ。「自然と向き合うのはチャレンジいっぱいだけど、得るものも計り知れない」と言います。

 

 

結局、「好きなことと得意なこと、どちらを仕事にするべきか」の答は、

「自分はどう在りたいか」を

知ることが全て。

仕事の選択はその現れでしかないから。

 

仕事=人生で、ワクワクを選択し続ける人で在りたいのか。

安全な環境の中で、生きがいを仕事の外に見つけ、自分を充実させる人で在りたいのか。

周りを喜ばす人で在りたいのか。

拡大や達成を目指す人で在りたいのか。

etc.

いっぱいあったら、全部書き出して、自分に大切なことの優先順位をつけていけばいい。正しいかどうかと考え始めると手が止まってしまうので、思いつくことをどんどん書きましょう。

 

人それぞれ人生の課題が違っていて、正解はありません。

お金も、循環しているだけで善いも悪いもありません。

 

お金を稼ぐことが喜びなら全うすればいいし、安定や確実性に価値を見いだすなら、うまく行く方法を逆算して仕事をしたらいいだけの話。セミナーやコンサル、本など、ノウハウが溢れています。(真から楽しんで働いている人は、たいていお金にも恵まれていますけどね。)

 

 

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ケアンズの抜けるような青空!

 

 

私の周りの笑顔が素敵な人たちは、「好きなことを仕事にするか」「得意なことを仕事にするか」なんて計算はなく、「自分の仕事が大好き。情熱をかけている」とさらっと言い、私の心を温かくします。(パウチには、そういう方が作ったモノだけを置いています)そして皆さん

 

ハッピーじゃない、と思ったら次のステージに移る軽やかさがある。真剣だけど楽しそうで、優しい。

何て言うか、リアルを感じさせる人たち。生きている、という。

 

Live your life. Love your life.

 

もし働き方について悩んでいる方がいたら、それ↑を自分に許すところから始めてみてください。そして、改めて「どう在りたいのか」を、頭じゃなくて、心に問うてみてはいかがでしょうか?

 

 

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私の体験や仕事に関する考え方をお話させていただくことになりました。よろしかったら聴きにいらしてください。詳細、お申し込み:https://www.facebook.com/events/563451597178089/

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